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富岡アルプス(鍬柄山・大桁山から神成山(吾妻山、龍王山))

鍬柄山、大桁山、神成山、吾妻山、龍王山、一ノ宮貫前神社、高崎温泉さくらの湯( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:大崎4:30→山手線→上野4:54~5:13→高崎線→高崎6:55~7:10→上信電鉄→千平8:07

復路:上州一ノ宮12:32→上信電鉄→南高崎13:16→さくらの湯13:20~14:20→特級豚骨中華そば湊生14:35~14:50→高崎15:00~14→湘南新宿ライン→池袋16:53~57→山手線→目黒17:17

この登山記録の行程

千平駅8:10→鍬柄岳登山口8:27→鍬柄嶽阿夫利天神社8:31→鍬柄岳・大桁山分岐(鍬柄岳の岩場の取付き)8:45→鍬柄岳598m8:52~9:00→鍬柄岳・大桁山分岐9:08→林道(ハシゴ有)→関東ふれあいの道に合流9:30→大桁山836.1m9:45~55→川後石峠10:07→大桁やすらぎの森10:22→下仁田フィッシングパーク10:26→ひなた10:48→大サボテンの家(神成山登山口)10:56→新堀神社10:59→吾妻山11:09~15→御岳山10:22→旧宇芸神社跡10:28→龍王山11:38→神成城址物見台11:45→見晴台(姫天狗)11:50→富岡西中学校11:53→宮崎神社12:04→一ノ宮貫前神社12:14→上州一ノ宮駅12:24

合計4時間14分

コース

総距離
約16.3km
累積標高差
上り約1,149m
下り約1,206m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

5月18日(土)は、冬に立てた計画の残りで西上州の入口にある神成山(富岡アルプス)に行って来ました!

でも神成山だけでは小山過ぎるので、隣の鍬柄岳と大桁山もついでに登って来ました!

神成山はオキナグサが有名とはいうものの、かなりマイナーな山、と言うのもおくがましい丘陵なので、道がどうなかと思っていたのですが、全線きれいに整備されていて、人も結構たくさんいました。

鍬柄岳と大桁山は、昔登った時にわりと簡単に登れたような記憶があったんですが、今回久しぶりに行ってみてその理由がわかりました。ここは関東ふれあいの道になっているため、岩場を除くコースの半分以上が歩きやすい林道で距離の割に早く進めます。あと写真で見ると怖そうな鍬柄岳の岩場も足場がシッカリしているので意外と簡単に登れます。

ただ両方を繋ぐとなると、間が大桁山から神成山の登山口まで7キロぐらいあるのでウンザリするぐらい長いです。電車を使うという手もありますが、たった1駅なので駅まで行って電車を待ってる間に着いてしまうのであまり役に立ちません。

鍬柄岳と大桁山、それに神成山に登るには高崎から上信電鉄で終点の下仁田の少し手前まで行きます。降りる駅がそれぞれ違い、鍬柄岳と大桁山は千平駅、神成山は神農原駅が登山口に近いようです。今回は高い方から下った方が楽なので、千平駅から8時10分スタート。

無人駅の千平駅を出るとすぐに踏みきりがあって、その手前に関東ふれあいの道の標識があるので、それに従って踏みきりを渡り、下仁田ネギが植わっている畑の中を抜け、山の中に入って行きます。

駅から15~20分ほど行くと左側に鍬柄岳の標識が出てくるので、関東ふれあいの道から離れてそこを左折します。するとすぐ鍬柄嶽阿夫利天神社に突き当たり、その裏から登山道が始まります。登山道はいきなりのジグザグの急登ですが、ちょっと頑張って登ると、ほどなく鍬柄岳の岩峰の取付きに着きます。

ここから鎖につかまって、岩場をへつるように斜めに登って行きます。下から見ると怖そうですが、岩に足場が切ってあるので意外と簡単に登れます。そして短い稜線歩きを終えると、岩峰上の鍬柄岳山頂598mに到着です。駅からたいした距離がないので約40分で8時52分に着きました!

鍬柄岳山頂は尖った岩峰の上なので360度の大展望で、下仁田の駅の向こうに西上州の山々が一望出来ますと書きたかったのですが、暖かい南風のせいで雲がかかっていて、すぐ近所の鹿岳ぐらいしか見えません。冬だったら見えたのに残念。

鍬柄岳はついでの山なのであまり長居してもしょうがないので、9時まで休憩したら、さっきの岩峰の取付き戻ります。大桁山へはここから鍬柄岳の岩峰を巻くと近道なのでその道に入ります。ここは標識が奥まった場所にあるので見落とし注意です。

鍬柄岳の岩峰を巻いて少し行くと、廃林道のような林道に出て、反対側の斜面をハシゴで登ります。そのまましばらく一般登山道のような道を登って行くと、2つ目の林道にぶつかり、ここから再び関東ふれあいの道に戻って道が俄然良くなります。

そして階段状の道を登り、未舗装の林道を進み、再び階段状の道を登ると、大桁山山頂836.1mに到着です。9時45分着。鍬柄岳から45分。

大桁山山頂は三角点とベンチがある細長い広場で、展望は南側が刈り払われているものの、木の枝が再び伸びてあまり良くはありません。でもまあここで2度目の休憩をとります。

大桁山から今度は川後石峠を目指します。今度はフルに関東ふれあいの道なので、最初の階段を除いて残り全部林道のため、かけ降りたらあっという間に着いてしまいました!

その後も延々と林道を下ります。ただ途中1箇所林道を離れて沢沿いの山道にショートカットするところがあるので標識の見落しに注意です。この沢沿いの山道はすぐに林道に戻り、大桁やすらぎの森というキャンプ場のような場所を過ぎ、しばらく下ると左手に溜池のような池が幾つか出てきます。この池は下仁田フィッシングパークという釣り堀になっていて、それを通り過ぎた場所に関東ふれあいの道の案内板があるので、そこで左折します。大桁山からここまで約30分。

さらに山里の道を30分ほど下り、高速道路をくぐると神成山の登山口に着きます。道なりに行くよりも途中の日向というところで、左に分岐する細道に入った方が若干近いようです。ほぼ11時ちょうどに到着。

神成山の登山口の角には、地元富岡市の出している地図では「大サボテンのある家」というのがあるのですが、大サボテンは健在なもののすでに廃屋になっていました。

大サボテンのある廃屋の角を曲がると、すぐ裏に駐車場と新堀神社があって、その横から短いながらも急登が始まります。ちょっと岩場っぽいところもあって、裏山アルプスっぽい雰囲気。

その急登を登りきったところが神成山の最高地点である吾妻山328.5mです。南西側の展望が良く、さっき登った鍬柄岳と大桁山に加え、鹿岳と四ッ又山、小沢岳、稲含山などが一望出来ます。眼下には走る上信電鉄も見ることが出来ます。

大桁山から一気に下ってきて、一気に登った関係で少し疲れたのでここで3度目の休憩をとってから、いよいよ富岡アルプスの縦走を始めます。

富岡アルプスは別名「神成山九連峰」とも言い、東側から小ピークに順に番号がつけられています。今いる吾妻山が第9峰です。

吾妻山から東に向かって下ると、まず最初にロープで柵がしてあるオキナグサの自生地があります。当然もう花は終わっていたのですが、オキナグサはチングルマの仲間のキンポウゲ科の植物なので秋のチングルマと同じように妖怪化していて、その姿が見られたのは収穫でした。

オキナグサの群生地を過ぎると、すぐに第8峰と第7峰があります。この2つは山頂に何もないので登らずに通過できるように巻き道があります。

次の第6峰には「御嶽」の石碑があり、その次の第5峰には石灯籠と石祠があります。

第4峰は旧宇芸神社跡で、今は神社は麓に移って跡形もありませんが、こ手作りの博物館があります。

第4峰~第3峰~第2峰間は若干間隔が長く、アッスダウンも大きいです。それでも超低山なのでたいしたことなく着いて、第5峰はまたちょっと岩っぽい北側に若干展望のあるピークで、第2峰がお待ちかね神成山の東の雄の龍王山320.9mです。

龍王山山頂は、龍王の石碑を始め幾つかの石碑があって、それを囲むような広場になっていて、地元のハイキング団体の人がたくさん休憩していました。休憩したかったんだけど、人が多すぎてパス。

龍王山から下ると、まず里の宇芸神社経由神農原駅への道が分岐して、その先で再び上りに転じるとすぐ右手に神成城址があり、そこから少し南に進んだ物見台跡が第1峰です。ここは縦走路からピストン往復します。

第1峰を過ぎてもまだ少し縦走路は続き、その先に姫天狗と呼ばれる小ピークがもう1つあります。見晴台と書かれた標識を登ると、あまり見晴らしの良くない岩峰の上に出ます。

姫天狗から不動明王とお地蔵さんわ見ながら緩やかに下って行くと富岡西中学校の裏手に出て、ここで富岡アルプスは終わりです。12時ちょっと前に到着。休憩を入れて約1時間のお散歩でした。

ここから順路は、駐車場のある宮崎公園を経て神農原駅に向かうのですが、せっかくなので、上州の一ノ宮である貫前神社に寄って、上州一ノ宮駅を目指します。道は特に標識はありませんが、上州一ノ宮駅を目指して東に向かって進んでいくと、広い道沿いに入口があります。

一ノ宮貫前神社は、普通の神社は階段を登った先に社殿があるものですが、階段を下ったはるか下に社殿がある摩訶不思議な構造の神社として知られており、パワースポットとしても有名みたいなので、西上州の山の帰りに一度寄ってみても悪くはない場所です。

しかしここで予期せざる事態が発生!下りの手前にひたすら上りがあった~!貫前神社の階段の下の社殿は手前に1つ丘陵があって、それを登りきってから下るというのが本当の姿だったのですね。電車の時間は迫って来ているし、神社は山の向こうだし、かなり焦ったのですが、根性でピストン往復して、なんとか上州一ノ宮駅12時32分発の電車に間に合うことが出来ました。時間が早いのでこれに乗れなきゃ困るってわけでもないのですが、乗り過ごすと1時間後。

高崎行の電車に無事乗れて、これで終わりというわけではありません。今日は高崎駅の1つ手前の南高崎駅に、駅から3分の日帰り温泉「さくらの湯」なるものを発見したので、今後西上州の帰りに便利そうなので寄って行きます。

ここは日帰り温泉というよりも、天然温泉の銭湯みたいな場所で、料金も銭湯っぽく安く550円で、ただ風呂は広い内湯だけで露天風呂とかサウナはありません。でもお湯は、正確な成分は不明なので良くはわかりませんが「美人の湯」ということでたぶんアルカリ性単純温泉だと思うのですが、若干白濁していて、高崎の街中にあるのにひなびた温泉宿の雰囲気でなかなか良い場所でした。

2回に休憩室と簡単な食堂もあったみたいなのですが、市街地なので歩いていれば何かあるだろうと外に出て高崎駅に向かって歩き出しました。さくらの湯から高崎駅までは15分。

ところが、途中ふぐ割烹とサンドイッチ屋ぐらいしかなく、そのまま駅に着いてしまったので、仕方なく駅前にあった「湊生」というラーメン屋でラーメンを食べました。ここは群馬に何店舗も展開するチェーン店の高崎駅前店らしく、味は横浜家系ラーメンっぽい味の濃い豚骨のスープに博多ラーメンっぽい細麺のハイブリットでした。誰もわからないだろうけど、学芸大学駅の福徳に良く似た感じの味。

高崎は決して小さな街ではないのだから、もう少し飯屋があっていい気がするんだけど、この辺の会社の人たちは普段何食ってるんだろ?

西上州 神成山 九連峰 ハイキングコース - 富岡市
http://www.tomioka-silk.jp/files/topics/982_ext_01_0.pdf

一之宮 貫前神社
http://nukisaki.kazelog.jp/

高崎温泉 さくらの湯|群馬県高崎市の源泉掛け流し100%天然温泉。
http://www.sakuraonsen.jp/

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
トレランシューズ バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ

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登った山

大桁山

大桁山

835m

鍬柄岳

鍬柄岳

598m

よく似たコース

大桁山 群馬県

スリルと大展望の岩峰とのんびり歩きの低山

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
4時間40分
難易度
★★
コース定数
21
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