登山記録詳細

無雪期登山
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六根清浄 御嶽山 工具と祝詞と花束と 木曽御嶽山(北アルプス・御嶽山)
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鋸太郎 さん

この登山記録の行程

中の湯駐車場(六合目)0334……0429行場山荘(七合目)0430……0520女人堂(八合目)0550……0622石室山荘0625……0649山頂分岐0652……0714御嶽山山頂0730……0743山頂分岐0743……0753石室山荘0806……0847女人堂0851……0935行場山荘0935……1010中の湯駐車場


総距離 約9.3km 累積標高差 上り:約1,319m
下り:約1,320m
六合目の中の湯駐車場から木曽御嶽山に登ってきました。
黒沢口登山道からは剣ヶ峰に挑めると聞いて、当初は四合目の百間滝入口から油木美林を経由してガッツリ登ろうと思ったのですが、残念ながら油木美林は一部通行止め。
少しショートカットした登山となりました。
  
ここまで来るならロープウェイを使って七合目から登れば?とも思われそうですが、平日のRWは始発が8時。
私の山行は夜明け前から午前中が基本ですので、選択肢にありませんでした。
乗ればきっと楽しいとは思いますけどね。
  
さて前夜帰宅後すぐに車に飛び乗り、5時間高速を飛ばして午前1時に駐車場に入りました。
2時間ほど仮眠を取り、午前3時半に出発。
深夜過ぎに昇った下弦のお月様に見守られながら、ゆっくり登っていきます。
4時半頃には明るくなって、ヘッデンを消しました。
  
5時前に日の出。近くの標柱には「頂上へ二,八〇〇米」とありました。地味に遠い。
中央アルプスのシルエットを眺めながら森林限界を超え、八合目の女人堂に着く頃には快晴となりました。
山頂方面は真っ青。振り返ると雲海と青空。
まさに「お山は晴天」です。
雲海の中、北アルプスや中央アルプスを眺め、尚も登ります。
ただ快晴もここまで。
二ノ池分岐を過ぎ、いよいよ山頂かというところで急にガスが出ました。
風はほとんどありませんでしたが、曇ったり晴れたりです。雲海は見れました。
  
山頂に佇むこと15分。
噴火の跡が生々しく残っています。
現場の方が、火山性ガスなどに注意しながら工事を続けています。
「六根清浄」と唱え続けて登ってきた方々が、山頂の奥社で祝詞をあげています。
山岳信仰と言う言葉はよく聞きますが、2万を超えるという石碑の数々。
八合目の中社では神主さんが朝のお務め(御祓い?)をされていましたし、下山時すれ違った方のザックには、供えるのでしょう小さな花束が付けられていました。
  
それだけの人の思いを全部受け止めて、なおそびえるか。
ああ、この山は今なお常世(とこよ)と現世(うつしよ)の境界なんだな、だからこそのガスか、そう思いました。
  
帰りはそのまま曇になりました。
七合目手前で少し雨。
雨具を着込み、ザックカバーをつけます。
ロープウェイ乗場の分岐に着く頃にはあがりましたが、自分には
「少しは涼しくなったか?」
「虫も払ったからな」
と言われた気すらしました。
確かに結構まとわりついていたアブ達は、ひと雨で皆去っていきました。
もう脱帽です。
ほんと凄いお山でした(語彙力……)。
  
  
折角の遠征ですので、更に北上しました。
出発前の段階では、翌土曜日は長野は雨だったからですが、
「新潟と長野はお隣だよね?」
バカでした。
200km、6時間車を走らせることになりました。
てことで遠征の続編
  
「数えたロープは30本 お馬を連れて頸城駒」
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=168277
  
に続きます。

登山中の画像
  • 深夜1時に中の湯駐車場着。 ちょうどお月様が昇ったところでした。
  • 2時間ほど仮眠して出発です。 写真は中の湯駐車場にあるトイレ。ライトはセンサー付きです。
  • きちんと読んでから出かけます。
  • うん、確かに下山時は私もよく転びますが、注意はしてるんです。
  • 四合目からの合流地点。 本当は下からここへ来たかったのですが、通行止なら仕方ありません。
  • その分元気に昇りましょう。
  • 道中、立派なお社や石碑が至る所にありました。
  • もう少し御岳信仰を勉強してから来るべきだったと反省。
  • 道はかなり歩きやすかったです。
  • まだ先なのね。
  • ひとつ目の山小屋、八海山支店を通過。
  • すぐ前にお社がありました。 隣には鐘もありましたが、まだ4時過ぎなので控えました。
  • 明るくなってきました。
  • ロープウェイ駅分岐を通過。 週末は6時が始発らしいですが、今日は平日なので8時です。 始発が出る頃には流石に山頂にいると思います。
  • ふたつ目の山小屋が
  • 行者山荘です。 帰りには白装束の方を二名見かけました。
  • 大事な情報がてんこもり。
  • ちからもち、食べ損ねました。 少し後悔。
  • コーラの会社と言ったらボトリングの世代。
  • どこのお山の神社にも 「少しだけ歩かせてもらいます」 とだけ伝えています。
  • さあお日さまスタンバイ!
  • 四合目から歩いたら、ここに出たかも知れないんだ。
  • ですが油木美林方面は通行止です。
  • その詳細。
  • さあいよいよ明るくなって
  • お日さまー!
  • 鳥たちの声が響き渡ります。 そうだよね、お日さま好きだよね。
  • あと2800mは近いか遠いか。 距離標柱は塗り直されていますが、かなり古い物の様です。
  • お天気になりました。
  • 手前の稜線、トンガリは大棚入山。右に高度を上げて茶臼山。 その間のひとつ向こうに甲斐駒が見えています。
  • 別種の標柱登場。 えーと、てことは、八合目から頂上は2400m程度?
  • お日さまVer.2.0!
  • 森林限界を超えました。
  • 八合目、女人堂に到着です。 宿泊された方が出発。今日初めてお会いした登山客の方です。
  • 杖洗いの石。こそっとポールの先端を浸させて貰いました。
  • 風もなく、最高の天気となりました。
  • お日さまVer.3.0!
  • お隣の乗鞍岳。
  • 左に小さく笠ヶ岳。
  • 左は奥穂高、吊尾根を通って右に前穂高です。
  • 中央奥に槍ヶ岳です。
  • 三ノ池へのトラバース道は通行止でした。
  • こうして見ると 「みんなで記念撮影」 みたいですね。
  • 女人堂すぐ隣の御嶽神社中社では、神主さんが朝のお務めを丁寧に行っていました。 帰りにはお守りを買いました。
  • それでは山頂を目指します。
  • 少しパノラマ。 乗鞍岳、穂高方面です。
  • 雲海ですね。
  • 見える稜線は中央アルプスです。
  • 雲の上です。
  • 田ノ原山荘が見えました。
  • アップ!
  • 風が少し吹き始めました。 六根清浄を唱えながら登って来られていた方々も、ウインドブレーカーを羽織ってました。
  • 自分は相変わらず山Tシャツだけで登ります。 あと山荘を2つクリアすれば山頂ですね。
  • 風は汗を乾かすのに丁度良いんです。
  • 石室山荘に着きました。
  • 中を通過して先に進みます。
  • ここでの宿泊も最高でしょうね。
  • 九合目を通過。
  • お日さまVer.4.0!
  • 階段を登って鐘を鳴らします。
  • 二ノ池と万年雪。 手前の池は結局「二.五池」で落ち着いたのでしょうか?
  • では剣ヶ峰に向かいます。
  • あと少し!
  • 残り200m!
  • ところがここでガス様登場。
  • 噴石用シェルターです。 宿泊禁止と書かれていました。
  • 現場の方も仕事の準備を始めていました。
  • 最後の階段です。 頑張って登ります。
  • 山頂もひとこと、工事現場でした。 天候も一様ではないでしょうから、本当に大変だと思います。
  • 鐘を大きく鳴らして
  • 御嶽山登頂です。
  • 献花台にも見える(※)ベンチの向こうに
  • 御嶽山の三角点があります。
  • 一等三角点「御岳山」です。  ※「献花台にも見える」は本当に献花台でした。 翌々28日に遺族の「山びこの会」の方々が登頂されて、花を手向けていました。
  • 山頂には15分ほどの滞在しました。 「早めに降りて」とも書かれていました。
  • まだ生々しい様子が残ります。 火山灰がセメントの様に固まっていました。
  • 大災害でしたしね……。 それでは下山します。
  • 帰りも石室山荘を通過……
  • ……せずに、おしるこを頂きました。 行きにチェックしていたんです。
  • 他の登山客の方とご主人の話を耳にしましたが、噴火と気付いてから3分後には噴石が襲ってきたとか。
  • 帰りはかなりガスりました。
  • 矢印さんたちが仕事してます。
  • 女人堂まで戻りました。
  • ここてはTシャツをおみやげに買いました。 何気に「令和登拝」とプリントされていたので、忘れずに済みますね。
  • ガスも標高が下がると濃くなり
  • 遂には雨に。
  • 雨具を被ったボッカの方とすれ違いました。 40kgですとか。凄いです。
  • ロープウェイ分岐に着く頃には雨もあがりましたが、お陰でアブや他の虫がいなくなりました。
  • 八海山支店は平日はお休みでしょうか。
  • 駐車場分岐を経て
  • 中の湯駐車場まで降りました。 無事山行終了です。お疲れさまー!
  • 直後に上り始発のバスが出発しました。
  • と思ったら雨。
  • かと思いきや10分でお天気。 天気の神さまが情緒不安定です。
  • それでも2万を超える石碑を抱く信仰のお山。 良かったとか素晴らしかったでなく、「凄かった」としか言えないお山でした。 また来ます。
  • 山を降りて、道の駅「三岳」にての
  • お約束はカスタードソフト。 濃厚でおいしかったです。
  • 遠征は続きます。 左に頭を下げている姿かな?
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、防水スタッフバック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、ナイフ、修理用具、ツエルト、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、虫除け・防虫薬品類、熊鈴・熊除けスプレー、ロールペーパー、非常食、行動食、テーピングテープ、軽アイゼン、トレッキングポール、マット(個人用)、燃料、ライター、カップ
【その他】 予備ヘッドライト、アマチュア無線機、細引き、カラビナ、スリング、プルージックコード、ヘルメット、風力計、モバイルバッテリー
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