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谷川岳 天神尾根ルート

谷川岳( 上信越)

パーティ: 3人 (ヤマちゃん さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 溝の口0100⇒関越道水上IC→谷川岳ロープウェイP0410

この登山記録の行程

天神平(07:18)・・・分岐・・・熊穴沢避難小屋(08:00)[休憩 11分]・・・谷川岳肩ノ小屋(09:49)[休憩 16分]・・・トマの耳(10:10)[休憩 18分]・・・オキの耳(10:38)[休憩 23分]・・・トマの耳(11:09)・・・谷川岳肩ノ小屋(11:14)[休憩 60分]・・・熊穴沢避難小屋(13:25)[休憩 17分]・・・分岐・・・天神平(14:20)

コース

総距離
約6.4km
累積標高差
上り約871m
下り約871m
コースタイム
標準4時間30
自己4時間37
倍率1.03

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

やっと梅雨も明けたということで、東日本登山部としては10ヶ月ぶりの登山で、谷川岳に行ってきた。
谷川岳は群馬と長野の県境にある、トマの耳(1963m)とオキの耳(1977m)の双耳峰で日本百名山である。
谷川岳というと遭難事故の多い危険な山と思われがちだが、ロープウェイで1319mまで登り、山頂を目指す天神尾根ルートもあり、今回はこのルートで登った。

金曜日の業務終了後に準備をして終電に乗り、1時に溝の口に集合。
関越で水上ICを降りて4時過ぎに谷川岳ロープウェイPに到着。
しばし仮眠してサンドイッチを食べ、準備をして朝7時のロープウェイ始発を待つ。
天気は上々だが、予報では昼から雷をともなった雨にあるとのことで、早めの行動をする必要がある。
ロープウェイに10分ほど乗り、7時過ぎに天神平に到着。
はるか彼方に谷川岳の双耳峰が望める。
麓よりは若干ましだが、それなりの気温である・・・。
今日は暑さとの戦いになりそうだ!

7時18分に登山スタート。
しばらくは、なだらかな木道を進む。
避難小屋を過ぎると一転、岩場の登山道となる。
さすが谷川岳だ!!
次第に樹木もなくなり、陽光にさらされる・・・。
ただ、花が一杯咲いていて心を和ませてくれる。
遥か彼方に標識が見えるものの、あまりの暑さに歩が進まない。
他の登山者もそうだが、進み⇔休みで距離はさほどでもないが、体力が奪われていく。
振り返ると稜線が綺麗なのだが・・・。
今までかいたことごない汗を流しながら、ようやく肩の小屋に10時前に着いた。
一休みして山バッジを買う・・・冷たいコーラにも魅かれたが、帰りに飲むことにしてここは我慢。
ここからトマの耳は間近だ!

10時過ぎにトマの耳に登頂。
ここではどんな所に立っているかはわからないが、オキの耳から見ると とんでもない山頂だとわかる。
しばし撮影会をしてオキの耳を目指す。
少し下り、登り返して10時半にオキの耳に到着。
トマの耳からも、オキの耳からも360°の眺望が広がる。
オキの耳の向こうには、クライマーの聖地 一ノ倉沢が望める。
まだ雪渓が残っている。
この日 クライマーは見当たらなかったが、こんなところを登ってくるとは・・・。
ここでもしばし撮影会をして、11時15分に肩の小屋へ戻った。

お昼ご飯の前に、先ずはコーラである!!
暑さでカップ麺が食べれるか心配していたが、じっとしていると過ごしやすい気温であり、カップ麺&おにぎりと食後のコーヒーで1時間ほどまったりした。

そろそろ雲が増えてきたので12過ぎに下山を開始。
来た道をピストンするのだが、下りでこれだけしんどいのは初めてであった・・・
とにかく暑い・・・暑い・・・暑い・・・ほぼ熱中症状態。
普段はあまり下りで立ち止まることはないのだが、今回は4~5ストップしないと意識がとびそうだった。
おまけに登山道端の突き出た岩に気づかず、脛を打ってしまい流血沙汰になってしまった(これも集中力が低下していたせいか!?)。
万が一に備えた道具袋から、傷パワーパッドとテーピングにて処置したので事なきを得たが、やはり 備えあれば・・・である。
1時半に避難小屋まで下り、ここでしばし脈拍が下がるのを待ちラストスパート。
避難小屋から先は比較的 影が多く、心地よい風も吹いてきたので 無事に14時20分に天神平に戻りついた。

山頂を振り返ると既に雲の中に入っており、早めの行動が功を奏したようだ。
あまりに身体が火照っていたのでソフトクリームを食べてから、ロープウエイに乗車して駐車場に戻った。
さすがに温泉なしでは帰れないので、みなかみの鈴森の湯で疲れを癒してから帰路についた。
今回は比較的初心者コースで標高も距離もさほどではなかったにも関わらず、とてつもなくしんどかった。
あらためて、登山はコース難易度だけではなく、気象条件や体調(今回は3人ともほぼ寝ていない)に大きく左右されることを身をもって知らされた山行であった。

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装備・携行品

登った山

谷川岳

谷川岳

1,977m

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