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聖岳 光岳(便ヶ島~易老渡周回) 2019

聖岳 上河内岳 光岳( 南アルプス)

パーティ: 1人 (コシアブラ さん )

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行程・コース

天候

快晴(暑い)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 前日移動して道の駅遠山郷で車中泊。
中央道 飯田山本IC~三遠南信道~R151~阿南町~県道244~県道1~R418~遠山郷
道の駅の隣に元家というめし屋さんがあったので,地酒を呑んでたらふく飲み食いをした。気さくで元気な大将だった。

この登山記録の行程

【1日目】
芝沢ゲート(06:26)・・・易老渡(07:30)・・・便ガ島(07:53)[休憩 7分]・・・西沢渡(08:35)・・・薊畑分岐(11:13)・・・小聖岳(11:57)[休憩 10分]・・・聖岳(13:04)・・・奥聖岳(13:22)[休憩 17分]・・・聖岳(13:56)・・・小聖岳(14:24)・・・薊畑分岐・・・聖平小屋(15:10)

【2日目】
聖平小屋(05:00)・・・南岳(06:09)・・・上河内岳(06:41)・・・横窪沢分岐点(07:34)・・・茶臼岳(07:48)・・・希望峰(08:14)・・・仁田岳(08:25)・・・希望峰(08:35)・・・易老岳(09:30)・・・三吉平(10:08)・・・イザルガ岳分岐(10:51)・・・イザルガ岳(10:58)[休憩 3分]・・・イザルガ岳分岐(11:06)・・・光小屋(11:14)・・・光岳(11:27)[休憩 20分]・・・光小屋(11:57)[休憩 3分]・・・イザルガ岳分岐(12:06)・・・三吉平(12:39)・・・易老岳(13:24)・・・面平(14:28)・・・易老渡(15:08)・・・芝沢ゲート(16:00)

コース

総距離
約44.0km
累積標高差
上り約4,530m
下り約4,526m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

二日間共に天気に恵まれて,いい眺めのなか歩くことが出来た。
山々は巨大で,森林限界も高いので樹林下の長大な尾根を延々と登り,延々と下る。
薊平から初めて聖岳が見えたが,尾根の急登からやっと開けたと思ったら,更に遠く見上げる高さにドーンと来たものだから,ヨーシ今から行くぞと気合を入れ直して更に延々と行った。
聖岳のザレた九十九折の急斜面を降りて来た方が,山頂にBS100名山の田中さんが居て人が一杯ですよとか。うーん静かな山頂を期待していたので少し残念。ところが山頂では本人とドローン操作隊の計5名で,本人は赤石岳の方を向いて何やらパフォーマンス中。私は山頂写真を撮ってすぐ奥聖に移動した。戻った時には誰も居なかったが,聖平小屋でまた会った。
聖平小屋は主に若い女性のスタッフが多く明るい雰囲気だし,ウエルカムフルーツポンチはさっぱりして甘くて疲れた体に最高で,女性ならではの気配りかな。食事もだしの効いたおでんが旨かった。
翌朝,朝食後(食事は4:30~)に出発。たいていの人は暗い中出発している。ご来光目当てか,山が大きいので早めの出立か。
朝露で木道が滑る。もう明るいし涼しく寒いぐらい。振り返ると聖岳がドンと構えて小屋が小さく見える。
南岳,上河内岳,茶臼岳からは黒い富士山が見えた。中央アルプス,その奥に御嶽山,西に恵那山,薄っすら太平洋などもすこぶるいい眺めだった。
易老岳手前ですれ違った方が光小屋にイケメンが居たと仰る。山岳カメラマンだよと言うので西田氏?と聞くとそれそれ,撮影隊と一緒だったよだとか。何だか今回はテレビに出ている人が近くに居るなと思いながら進んだが,聖と同様に静かであってくれと願うばかり。
光小屋は数名が居た位で静か。光岳目指して通過したらカメラやパラソルを持った下山者達,最後にカメラを持って降りてきたのがイケメンだった。まあミーハー(死語?)ではないので普通にコンニチワをして行き交ったが,話の種が出来た。
光岳山頂は予想通りの樹林の中,一部開けて聖方面が良く見える。せっかくなので光岩まで降りて戻ってきた。
さあこれからが下山,易老岳への登り返しを覚悟して降りて行ったら,三吉平手前にまたカメラマンが居た。もしかしたらと思っていたら前方から田中氏がやってきて,私が下りなのに道を譲ってくれた。三吉平では沢山の人たちがワイワイ言って興奮している様子。さっきまで田中氏を囲んでいたのだろうと想像がつく。
そこを横目に先へ進み易老岳から急降下,本当に急で延々と続く。膝が熱くなってきて腿に疲労が来るのが判る。目印の番号が減っていくのが救いだ。
まあ,前日の登りで尾根は違えど急斜面は覚悟をしていたので,きついけどこんなもんだろうと思いながら無事に易老渡に到着。
そこからが面白い。沢沿いの道は少し下っているはずなのに僅かに登りに見える。道沿いに水が流れているところは水が昇って流れて行くように見える。振り返るとやはり道は下っている。
暑さで頭がやられたかと一瞬思ったが,箱根駅伝の山下りで下った後の平坦路が上り坂に見える時があるという解説を思い出し,それだ!と納得しながらひたすら歩いた。
駐車場手前の崩落箇所につけられた最後の難関の高巻きの道を越え無事に到着。
今シーズン最高のなかなかタフなコースの上,いい天気,いい眺めで満足感,充実感たっぷりのいい山歩きだった。
帰りにまた道の駅に立ち寄り,汗を流し,ザルそばと味噌田楽のセットを食べてきた。
お風呂は¥610円(JAFの会員だと割引があるらしい)。いいお湯だった。

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装備・携行品

登った山

聖岳

聖岳

3,013m

上河内岳

上河内岳

2,803m

茶臼岳

茶臼岳

2,604m

仁田岳

仁田岳

2,524m

光岳

光岳

2,592m

易老岳

易老岳

2,354m

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