行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
芝沢ゲートまでマイカーで。帰りが土曜日昼になってしまい、駐車場満杯で駐車場前の道が路上駐車でふさがれてしまう。脱出にとても苦労した。路上駐車は勘弁してほしい。
この登山記録の行程
【1日目】
芝沢ゲート(13:18)・・・易老渡(14:18)・・・便ガ島(14:41)
【2日目】
便ガ島(04:17)・・・西沢渡(04:55)・・・薊畑分岐(07:50)[休憩 5分]・・・小聖岳(08:32)・・・聖岳(09:28)[休憩 60分]・・・小聖岳(11:18)[休憩 5分]・・・薊畑分岐(11:57)・・・西沢渡(13:57)[休憩 5分]・・・便ガ島(14:31)
【3日目】
便ガ島(08:00)・・・易老渡(08:23)・・・芝沢ゲート(09:14)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
5/25
昼食後、芝沢ゲートに向け出発し12時50分に到着。登山準備を整え、登山届を出して13時15分に出発する。易老渡には1時間後の14時15分に到着。便ヶ島キャンプ場には14時45分に到着。聖光小屋で受付を済ませテント設営、16時過ぎに夕食の準備を開始、煮物用の野菜と鯖缶と鶏のささ身缶詰の煮込みと、さとうのごはん+ワインで一人夕食を食べ、後片付けを済ませ17時30分に就寝。夜中に鹿の鳴き声で目が覚めてしまい、食料をテント内に仕舞いまた寝る。
5/26聖岳往復
朝2時50分起床、キャンプ場の炊事場で朝食の準備。目玉焼きとベーコン焼きとチーズトースト+バナナ+トマトを食べ後片付けとお湯をサーモスに入れて登山準備を済ませる。4時15分にキャンプ場を出発し西沢渡に向かう。キャンプ場から最初は標高差100mほどの急登、登りきるとトンネルを通り抜け、また林道歩きになる。2つ目のトンネルを抜けると西沢渡の渡渉ポイントになる。手動の籠(ゴンドラ)が見えたがその上流まで見通せず、籠の近くの岩伝いに渡れるか見極める。何とか岩伝いに渡渉出来たが、渡り切った後上流を見ると仮設の橋がちゃんとあり水量もあまり多くなく比較的安全に渡れそうだった。帰りは仮設橋で渡ることにする。渡渉後ちょっと登ると営林小屋が見えてくる。登山道はこの小屋を回りこんでいて分かりにくい。小屋を過ぎ本格的な登り、薊畑まで標高差1400m弱の一本調子の登りが始まる。標高1800m標識は6時15分に通過、このあたりから樹林の相が変わり針葉樹が多くなっているようだ。苔平には6時48分に到着、倒木や岩にびっしりと苔がのり気持ちが落ち着く。7時11分に標高2200mを通過、無心で登り続けると突然前方がパッと開ける。やっと稜線の薊畑到着、7時39分。正面の樹林越しにやっと聖岳が見え始め、正面右手には上河内岳がドーンと現れる。ザックを下し休憩がてらエネルギー補給でバナナを食べ水分も補給する。薊畑からは右手側の景色を堪能しながらの楽しい稜線歩き、小聖山頂までは写真を撮りながらゆっくり登る。小聖岳山頂には8時30分に到着、山頂標識は一部破損していたが、ここからの聖岳(前聖)山頂ははるか彼方に見える。右手に見え始めた富士山の優美な姿に慰められながらの、標高差400mに加え西俣沢源頭部の崩壊地でかなり荒々しい登り。ザレて歩きにくい急斜面(大斜面)を足元を見ながら確実に登り続ける。途中左手に沢が現れる。昔のガイドブックで記載があった水場のようだが、汲みに行けそうにない斜面で、そのまま登り続ける。斜面だけを見て登り続けると、突然残雪の斜面が現れ、トラバースしながら通過すると9時27分、目の前に雪に覆われた山頂標識が現れる。山頂標識の向こうには赤石岳の大きな山体が視界に飛び込む。ここからの赤石岳はまさに南アの王者と云える。南側には上河内岳から茶臼・光岳などの南部の名峰が連なり、東には富士山、北側は遠く仙丈岳まで見える高曇りの360°の景色を肉眼で堪能し、写真に収める。50分ほどランチタイムを取りカップそばと菓子パン+コーヒー、デザートの大福と十分にエネルギーチャージをして10時25分に下山開始。このころから青空が広がり始める。特に南部方面は雲が取れ陽光に照らされ、さらに映える景色で何度も写真撮影で立ち止まることになる。11時15分に小聖山頂を通過、11時55分に薊畑を通過し、ここで大展望とはお別れし樹林帯の忍耐の下りに入る。12時9分に西沢三角点(2314m)を通り過ぎ、苔平は12時37分、標高1800mを12時57分に通過する。このあたりから太ももの疲労が蓄積し始め、ストックを前方に突き、足の負担を極力減らしながら下り続ける。標高1500mあたりから赤いつつじの花満開の木々を通り気持ちが和む。13時56分、下り始めてすでに3時間半、やっと西沢渡の渡渉ポイントに到着。仮設橋を渡り、沢の水で顔を洗い上半身の水浴びでリフレッシュする。ここからは水平の林道をのんびり歩くだけ、往路では暗くて良く見なかった2つの滝を眺め、便ヶ島キャンプ場への最後の下りも何とかこなして14時30分にキャンプ場に到着。さすがに足が重い。聖光小屋の管理人さんがキャンプ場の芝刈りをしていたが、終わったようで小屋に戻るところだったので打ち上げのビールを頂きに小屋に伺うと、管理人さんのご厚意でシャワーを使わせていただき生き返る気分。その後ビールを頂き登頂の祝杯を挙げる。17時前に夕食の準備開始、レトルトカレーとアルファ米、おかずはソーセージ、残りのワインで美味しくいただく。食事の片づけを済ませ19時過ぎに就寝。
5/27
朝5時30分起床、目玉焼きとチーズトーストの朝食を食べ後片付けをしながらテントの撤収作業開始。フライとテント本体が夜露で濡れていたので朝日が当たるまで待ち、出来るだけ乾かしてからテントを撤収し、8時にキャンプ場を出発する。帰りは食料分荷物が減るのでかなり楽になる。易老渡を8時23分に通過しその後も沢と新緑を眺めながらゆっくり歩き下山を楽しむ。芝沢ゲートには9時15分到着、荷物を車に載せ駐車場を出発しようとしたが、駐車場前の車道にも一列大型SUVが連なって駐車していて一人で車を出すことが難しい。切り返しを繰り返し、何度か車を降りて確認しながら何とか駐車場を脱出することが出来た。土日はこんなところでも苦労する。林道を下り途中、視界の開けた場所で聖岳方面が見える場所を見つけ、その雄姿を写真に収める。10時30分に道の駅遠山郷に到着、荷物を整理して片づけ、近くの元家というお店でランチを食べる。焼肉定食はボリュームもあり美味しかった。次は道の駅を出発し温泉に向かう。国道418号線、JR平岡駅に「龍泉閣」という日帰り温泉があり、12時から入浴可能。12時20分に到着し入浴、一昨日の天龍峡の温泉と同質でぬるっとした肌触りの気持ち良い温泉、これで400円は安い。
フォトギャラリー:43枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン |
トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
クッカー | カトラリー |
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