行程・コース
天候
晴れ、山頂は霧
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
菅平牧場の登山者駐車場利用。牧場入り口のゲートで入山料支払う。一人200円
この登山記録の行程
菅平牧場登山道入口(7:50)・・・展望台・・・根子岳(9:40)[休憩20分]・・・分岐(11:25) [休憩10分]・・・四阿山(11:50)[休憩25分]・・・分岐(12:25)・・・中四阿(12:55)・・・小四阿(13:10) [休憩15分]・・・大明神沢出会・・・菅平牧場(14:35)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
花の百名山の根子岳と百名山の四阿山を菅平牧場から周遊した。7日に浅間山が小噴火、四阿山の山頂から浅間山は目前なので噴煙が見られるかと思ったが、残念ながら雲の中。それでも登山道のあちこちにマツムシソウの紫の花をはじめたくさんの夏から秋への花々が咲き乱れ楽しめた。しかしとにかく暑かった・・・。
登山ポストのある登山口から牧場の柵に沿って根子岳を目指す。ヤナギランやオダマキなどが迎えてくれる。途中の展望テラスは絶好の休憩地で、眼下に菅平高原が広がる。牧場の柵から離れるとシラカバの樹林帯の単調な登りが続き、樹林帯がまばらになると間もなく根子岳の山頂に着く。
小さな祠が祀られている山頂からは雄大な展望が広がっていた。少し雲がかかっていたが、後立山連峰や剣岳が確認できた。山頂の展望案内図によると南西から南にかけて北アルプスや中央アルプスを見ることができるとのことだが、雲がかかり、雲の切れ間にわずかに槍ヶ岳の尖塔を見ることが出来た。南には湯ノ丸山や篭ノ登山から浅間山が見えるはずなのだが厚い雲の中、展望を期待して四阿山に向かった。
四阿山へは岩場のある道を一度200mほど下る。登山道はしっかりしているので迷うことはないが、一部、道の両側からクマザサが道をふさぎ歩きにくいところもある。大すき間と名付けられた鞍部から中四阿からの登山道が合わさる尾根までの登りはこのコースで一番きつい登りである。シラビソの樹林帯の中、クマザサが道をふさいだところや、滑りやすい木の根の道が続く。雨が降って居たりササが濡れていたりすればズボンはびっしょりになってしまうことだろう。
尾根の分岐で一休み、あとは四阿山の山頂まで一息である。残念ながら雲が増え、南側のみならず北側からも雲が上がってきて展望は全くきかなくなってしまった。山頂の祠(山家神社奥社)の先の露岩が絶好の休憩場所であるが、この日は浅間山の雄姿はお預けとなってしまった。山頂には赤トンボがたくさん飛んでいて秋を感じさせた。
下山は鳥居峠分岐を直進、根子岳への分岐を左にとり、中四阿から菅平牧場への道をとった。四阿高原分岐あたりから西側の雲が切れ、眼下に菅平の展望が広がった。四阿山の山頂や南の浅間山方面は雲の中だったが、登山道のあちこちにマツムシソウが咲き、楽しませてくれた。大きな岩の中四阿は南側を巻いている。小四阿を過ぎると単調な樹林帯の下り。途中大明神沢に丸木橋がかかっていて沢に降りることができた。冷たい沢水で顔を洗い生き返った心地がした。
沢を過ぎると牧場に出る。あとは牧場内の舗装道路を登山口に戻る。
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