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丹沢三峰~丹沢山〜塔ノ岳 ワンデイハイク

本間ノ頭、円山木ノ頭、太礼ノ頭、瀬戸沢ノ頭、丹沢山、塔ノ岳( 関東)

パーティ: 1人 (加藤キーチ(モンターニャ) さん )

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行程・コース

天候

曇天、丹沢山以降はガス。塔ノ岳を降り始めるタイミングで小雨が降るも濡れることなく止む。

利用した登山口

三叉路   大倉  

登山口へのアクセス

その他: 【行き】
新宿から小田急の急行で本厚木へ、07:50本厚木北口5番バス乗り場から「宮ヶ瀬」行きバスに乗り「三叉路」08:34で降りる。
【帰り】
大倉バス停15:38~15:51渋沢駅※軽く食べる
渋沢駅16:53~17:15本厚木駅17:21(はこね24号)~18:07新宿駅

この登山記録の行程

三叉路(08:57)・・・御殿森ノ頭・・・高畑山(09:56)[休憩 15分]・・・本間ノ頭(東峰)(11:34)[休憩 15分]・・・丹沢山(12:58)[休憩 5分]・・・塔ノ岳(13:36)[休憩 32分]・・・金冷シ・・・花立山荘・・・茅場平・・・小草平・・・駒止茶屋・・・雑事場ノ平・・・観音茶屋・・・大倉(15:20)

コース

総距離
約18.9km
累積標高差
上り約2,161m
下り約2,185m
コースタイム
標準10時間15
自己5時間16
倍率0.51

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

先々週、谷川岳の馬蹄形縦走で紫外線にやられて散々な目に遭った。今回の山行では陽射し対策を施し「盛夏の低山ハイキングを苦しまずに終えて、苦手意識をもたないこと」をテーマにしたが、予報どおりガスのかかった曇天のうえ丹沢三峰にははや秋風が吹き、ほとんど人に会わない静かな山旅を楽しんで終わってしまった。
■神奈川中央交通の宮ヶ瀬行きバスは空いており登山者は数人。08:34終点ひとつ手前の「三叉路」で下車したのはじぶん一人。バス停周辺から登山口にかけてトイレ・商店・自販機は見当たらなかった。登山口は県道70号線に面してほとんどスペースがないので、準備はバス停で終えてしまったほうが良い。
■09:00トレイルに入ってすぐ山の神の階段を左に見ながらゆるゆると登ってゆく。09:31御殿森ノ頭(ピークは踏まず、巻いた)を過ぎるまでにちょっとした登りが2箇所、あとは平坦基調で歩きやすい。しかし夏の低山なので汗はびっしょりかき、顎から汗が落ちる。
■宮ヶ瀬から丹沢山まで11kmだそうで、宮ヶ瀬からどのくらい来たか、丹沢山までどのくらいかを道標が頻繁に教えてくれる。2kmを過ぎたあたりから、宮ヶ瀬湖をツーリングするバイクの音が遠くなってゆく。トレイルは尾根の進行方向左側=南側につけられていることが多いが、右側=北側が開けるとそよ吹く風が涼しい。その風が秋の気配を含んでいるものだから拍子抜けし、また嬉しくもある。10:52、1047m地点を過ぎたところで風の通り道に出たのでザックを下ろして休憩する。ここまで男子女子のペアひと組とすれ違ったのみ、結局丹沢山山頂までほかの登山者とは出会わなかった。
■11:34に本間ノ頭着、丹沢三峰の東峰にあたる。ここから円山木ノ頭(中峰)~太礼ノ頭(西峰)を経て丹沢山にむかう稜線はじつに雰囲気がよい。天気に恵まれて眺望があればもちろんだが、ガスの中を歩くのも大好きなものだからとても楽しめた。たしか円山木ノ頭からの下りがガッカリする階段の急降下だった。
■瀬戸沢ノ頭から最後の頑張りどころの200mを登り、丹沢山山頂が12:58。みやま山荘前には男子3~4人のグループとランニング姿のペアが一組、ガスで展望はない。山名標のあたりで立ったまま一服する。
▲さいきんは靴ヒモ(サロモンのクイックレース)を適当に締めて、というかほとんど締めないで歩いてきた。カカトに頼らずに歩くんだから支障はないだろうと思っていたのだが、最後の登りで靴ヒモをきちんと締めるとやっぱり足の運びが楽なことに気づく。手を抜かずに締め、余った部分はポケットにしまうこと。
▲2Lのハイドレーションを前日から全部凍らせたのは失敗だった。なかなか融けずに、2~3口飲むと出なくなってしまう。MAX3分の2を凍らせるくらいでちょうど良いのではないか。
■引き続き龍ヶ馬場~日高の静かで雰囲気の良い稜線を歩き、13:36塔ノ岳着。尊仏山荘ではいつもコーヒーをいただくが、ここまで水を十分に摂れなかったので高校野球を聴きながらコーラ(500円)を飲む。
■14:08に山頂を発って苦手の大倉尾根を降る。もうここからはトレーニングだと割り切り、足さばきと骨盤のフレックスを試行錯誤しながら、走らずに最速で降ることを心がけ神経を集中する。短いあいだ小雨も降った曇り空なのに、たちまち大量の汗をかく。陶芸工房ののぼり窯の手前、丸い小石が敷き詰められた濡れたトレイルでランナーに抜かれたが、路面状況にもかかわらずとても安定した足の運びだった。
■15:20大倉バス停着。ザックから着替えを引っ張り出し身支度を整えにかかる。インナーキャップも長袖シャツも手ぬぐいもみんな絞ると汗がしたたり落ちる。着替え終わってパッキングを済ますと汗を含んだ着替えが重い。久しぶりに「行きより帰りが重い」山行を、渋沢駅の小田急OXで缶ビールと惣菜を買いこんで終えた。今日もよく歩いたなあ。

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装備・携行品

【その他】 サレワのトレランシューズ。テスラのタイツ、ユニクロのショートパンツ。全行程モンベルの速乾性長袖、100均の滑り止めのついた軍手の指を切ったもの、ペツルのヘルメット、モンベルの日よけつきインナーキャップ、モンベルのサングラス。ザックはロウアルパインの22リッターに、雨具・ロールペーパー・ヘッドランプ・スマホ・バッテリー充電器と予備電池・Ozmo Pocket、カロリーメイト2パック・ココヘリ発信機・地図。アイシングスプレーと日焼け止め(ともに使用せず)、下山後の着替え一式。キャメルバックのハイドレーションに薄めのアクエリアス2リッターを凍らせておいた。(残量1.3L)。スタート時重量7.5kg。

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登った山

蛭ヶ岳

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1,673m

丹沢山

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塔ノ岳

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本間ノ頭

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