御嶽山(開田口往復) 2019

日帰り

御嶽山（北アルプス・御嶽山）

2019.08.17（土）

パーティ： 1人 (コシアブラさん )

コシアブラさん

行程・コース

天候

晴れ，ガスがかかったり抜けたり

利用した登山口

開田口登山口　

登山口へのアクセス

マイカー
その他：前日移動。長岡で用事を済ませた後に（9:20発）一般道で移動，道の駅木曽福島で車中泊(17:00頃到着)。当日開田登山口まで移動（6:00着，他に駐車無し（駐車場は登山口の１００メートルぐらい上）･･･途中雨で道がえぐれている箇所あり，嵌ると脱出大変）

この登山記録の行程

開田口登山口(06:30)・・・七合目避難小屋跡(08:33)・・・三ノ池避難小屋(09:53)・・・三ノ池乗越(10:19)・・・二ノ池本館(10:45)・・・剣ヶ峰(11:13)[休憩 5分]・・・二ノ池本館(11:33)・・・三ノ池乗越(11:55)・・・魔利支天乗越(12:05)・・・摩利支天山(12:19)[休憩 6分]・・・魔利支天乗越(12:38)・・・五の池小屋(12:57)・・・継子岳(13:25)・・・四ノ池(13:53)・・・三ノ池(14:07)・・・三ノ池避難小屋(14:15)・・・七合目避難小屋跡(15:03)・・・開田口登山口(16:24)

コース

総距離: 約19.8km

累積標高差: 上り約2,079m; 下り約2,079m

コースタイム: 標準14時間20分; 自己9時間43分; 倍率0.68

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

開田口から往復，途中池をめぐって来た。
多くの犠牲者を出した噴火災害が記憶に新しく，最近浅間山も突然噴火したので，来ては見たものの万が一が頭をよぎってどうにも気合が入らない。
登山口にも駐車が無かったので寂しい山旅になるのかと更に気が滅入る。
登山届を出して出発。
一人寂しく黙々と登る。七合目の先まで樹林下歩きで眺めがなく，その先から石がゴロゴロの沢登り急登の連続。
次第に森林限界を超えて開放的になって来るがガスで山体の全容は判らない。
登り切って僅かに平坦路を行くと三ノ池避難小屋と奥に三ノ池。
そこからさらに外輪山の壁面をトラバースするように乗越しへ，ここでは風が冷たく強いのでジャケットを羽織った。
地図では正面に山頂だが良く判らない。
この辺りから沢山の人が現れようやく寂しさ解消。
荒涼とした賽の河原を通過して登り返したら二ノ池本館，二ノ池は水面が白っぽかったので一瞬何で凍っているのかと思ったが，良く見ると火山灰が堆積して白く見えるだけだった。
しかし火山ガスの臭いも立ち込めていて，ここで休憩・寝泊まりするのはちょっトナーと思いながら山頂を目指した。
途中でロープウェイ側の登山道と合流，更に人が増え子供の姿もある。
山頂手前には慰霊碑，シェルターなど真新しい設備，直ぐ下に朽ちた山小屋は痛々しい。
慰霊碑に手を合わせた後に階段を登って最頂部の奥社へ，周囲はガスで眺めは無いが結構人で一杯だ。
御参り後に直ぐに下山，今度は摩利支天山へ，乗越から細いが歩き易い岩場を横移動し程なく山頂，やはりガスだが，ガスの流れが速いのでちょっと待っていたら山頂が現れてラッキー。
次は五ノ池経由継子岳へ，継子岳ではライチョウの親子がお出迎え，今シーズン初の面会だ。
その先はコマクサの群生地でロープが張っているが，花は終わりで株が沢山点在していた。
四ノ池を時計方向に廻り一旦下り，三ノ池の外輪山に登り返すが結構きつい。
三ノ池の小屋から少し緩やかな道を東側に回り込むように下って行くと草が茂った急傾斜の道になって，あとはひたすら一本道，同じ感じの樹林下なので往路も長かったが復路も長く感じる。
駐車場には私の車が１台のみ，この開田登山道ですれ違ったのは合計３名のみ。皆下のほうから歩いて上がってきたようだ。
この登山道は静かだったが寂しくて心細い感じだった。
全体を通せば，長大な樹林下歩き，人が大勢の三ノ池乗越以降，ガスの切れ間から見えた御岳山頂，ライチョウ，綺麗な沢山の池巡りなど，なかなか歩き応えや見応えのある楽しいコースではあったが，なんとも噴火災害のイメージで重たい気持ちがついて回った山歩きだった。
帰りに明神温泉やまゆり荘で汗を流して，次の恵那山に向かった。（￥500円）
一般者とともに登山者もかなりいた。