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幌尻岳(幌尻山荘1泊)額平川コース

幌尻岳( 北海道)

パーティ: 1人 (Greg さん )

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行程・コース

天候

前夜:小雨、初日:曇り時々晴れ、2日目:曇り一時雨のち晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 21時頃新千歳空港に到着してからレンタカーでとよぬか山荘(小学校廃校跡)を往訪。ドライブ時間は2時間弱。ナビにも登録されているので迷うことはない。コンビニは高速の「日高富川IC」を降りたすぐにローソンがある。その先にももう1件あるが、数が極端に少ないので早めに調達する方が良い。23:30頃の到着だったが事前に連絡を入れておいたので管理人の方が起きていてくれた。深夜は玄関が施錠されている。

この登山記録の行程

初日:第二5:00~幌尻山荘8:20(宿泊手続き、荷物のデポ)8:40~尾根9:50~命の水10:10~幌尻山頂12:00(30分休憩)~幌尻山荘(15:00)
2日目:幌尻山荘5:40~第二ゲート8:50

コース

総距離
約21.8km
累積標高差
上り約1,688m
下り約1,688m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

とよぬか山荘は23:30頃の到着となったが、事前に連絡を入れていたので管理人の方が起きていてくれ宿泊手続きをしてくれた(通常、深夜は玄関が施錠されていて出入りができない)。翌朝は4:00のシャトル便(予約済)で出発。チケットは乗る直前に玄関入ったすぐの所にある券売機で購入し、乗車時に運転手に提示する(往復4千円)。シャトル便の所要時間(第2ゲートまで)は約1時間。登山開始地点(第2ゲート)には簡易トイレが設置されている。最初は車も通れる山道(未舗装)をアップダウンを繰り返しながら登っていく。2時間弱で行き止まりの「取水施設」に到着。ここからが本格的な登山道。川上に向かって左の岸を数十分間登ると渡渉開始地点に到着する。ここで靴を履きかえて、ピンクのリボンを確認しながら渡渉を繰り返す。川を横断するだけでなく、川の中を上流に向って歩くケースもあるので渡渉回数が何回あるのかは判然としないが20回くらいあるらしい。登った日は前夜に雨が降ったものの、渡渉場所の水深は深い所で膝の高さ位。流れが急な所もあるがストックを持参していれば大丈夫なレベル。幌尻山荘のすぐ下にも渡渉があるので、山荘までは沢靴のまま歩行。8月末だったので、水温は我慢できないほど冷たくはなくサンダルタイプのもので十分対応できた(靴底が滑りにくくなっていれば可。但し、雪解けのシーズン等は保温性も考えた方が良いかも)。
幌尻山荘に到着したら、受付を済ませて、寝る場所の確保(シュラフ等を置いておくことを勧められる)、登山に不要な物をデポして、登山を再開。最初から急登で、森の中を標高差600m位ひたすら登る。「命の水」を越えて尾根の上に出ると日高山脈の山々が展望できるようになる。これから目指す幌尻岳やその左側に三角形に尖った戸蔦別岳、そしてそれらの山々を削ってできた巨大なカールが眼前に広がり、尾根沿いを反時計回りに幌尻岳の頂上を目指す。この辺りは花畑にもなっていて色々な花が歓迎してくれる。山頂直下には新冠コースとの分岐がある。

全体を通して、登山で危険を感じるようなことはなかったが、ヒグマが生息する地域なので、熊鈴や笛等音がするものを持参することと、渡渉地点の上流がカールになっていることもあり、雨が降った後は川がすぐに増水し腰の深さにまでなるらしい。他の山以上に天候には留意して無理しない対応をする山だと思います。
累積標高差が1,700m程度あって、渡渉あり、日高山脈の山々と雄大なカールを望みながらの稜線歩きに、高山植物の数々と変化にも富んだ山歩きは満足度極めて大。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー
カトラリー

登った山

幌尻岳

幌尻岳

2,052m

よく似たコース

幌尻岳 北海道

カールを見下ろす日高山脈最高峰に登る

最適日数
2泊3日
コースタイプ
周回
歩行時間
18時間10分
難易度
★★★
コース定数
68
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