行程・コース
この登山記録の行程
御池(06:40)・・・広沢田代(07:40)[休憩 15分]・・・熊沢田代(09:00)[休憩 15分]・・・俎嵓(10:50)[休憩 20分]・・・柴安嵓(11:30)[休憩 40分]・・・俎嵓(12:30)・・・ナデッ窪道分岐(13:00)[休憩 10分]・・・浅湖湿原(15:00)・・・尾瀬沼東岸(15:20)[休憩 20分]・・・大江湿原(16:00)・・・沼山峠(16:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山口を入ると、苔むした岩がごろごろと多く、また、ブナ林にも囲まれしっとりした感じが爽やか。急な登りで休憩が欲しいと思われた頃に、ちょうど「広沢田代」が目の前に広がり、疲れも吹っ飛ぶ。スマホで写真を撮りまくる。
「広沢田代」を越えるとまた登りが続く、ここでも、疲れがピークに達しようとする頃、目の前に「熊沢田代」が広がる。その規模は「広沢田代」を遙かに越え、木道の上を思わずスキップ。湿原は、単なる平面ではなくかなりの高低差があり、その中を木道がうねうねっと通って、山頂方向に伸びている。山頂の大きな山塊も目の前に迫り、「熊沢田代」の広がりがきわだって見える。中心部の池塘は晴天を映して青く輝いている。山に登るのも忘れて、暫したたずむ。
山頂までの最後の登りを終えると、ごろごろした大岩の山頂(俎嵓 2,346m)が目の前に現れ、眼下には青々と水をたたえた尾瀬沼が見える。西側に目を移すと、尾瀬の大湿原が、「柴安嵓」の向こうに広がる。
最高峰の柴安嵓(2,356m)へは、一端の下った後、また登り返す。柴安嵓の山頂からの尾瀬の大湿原は、見ていて飽きがこない。沼山峠からのバス時間が気になり、まだまだ、尾瀬を見ていたかったが、下山することとした。
長英新道は「まだか、まだか」と思うほど、長く感じた。浅湖湿原、尾瀬沼が目の前に現れた時には、やっと着いたという感じ。
尾瀬沼東岸の長蔵小屋で休憩後、沼山峠バス停を目指す。登山はもう終わったと思っていた身体には、沼山峠までのじわじわと登る道はなかなか堪えた。汗だくになりやっとの思いでバス停に着いた時は16時40分で、最終バスの前に着けたことに、ほっと胸をなで下ろす。やれやれ!
みんなのコメント