行程・コース
天候
1日目:曇、夕方雷雨 2日目:晴、午後曇 3日目:晴
登山口へのアクセス
その他
その他:
鹿塩温泉 湯元山塩館に前泊、登山応援プランで鳥倉ゲートまで送ってもらった。
この登山記録の行程
【1日目】
鳥倉(豊口山)登山口(06:25)・・・三伏峠(09:15)[休憩 15分]・・・本谷山(11:10)[休憩 20分]・・・塩見小屋(13:10)[休憩 10分]
【2日目】
塩見小屋(04:18)・・・塩見岳(05:45)[休憩 30分]・・・塩見小屋(07:25)[休憩 30分]・・・本谷山(09:50)[休憩 20分]・・・三伏峠(11:40)[休憩 30分]
【3日目】
三伏峠(03:40)・・・烏帽子岳(04:30)[休憩 20分]・・・三伏峠(05:55)[休憩 20分]・・・鳥倉(豊口山)登山口(08:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
前前日に台風が通過していったので、コースが荒れているかと心配していましたが、影響は全くありませんでした。タクシーの運転手さんの話によると、塩見岳付近は意外に風雨の影響が少なく、他で大雨でもあまり降らないことが多いのだとか。登山道もよく整備されていて歩きやすかったです。
初日は曇り空に時々日が差す程度で、塩見小屋までの間、ほとんど展望はありませんでした。夕方、小屋の前から始めて塩見岳が見え感動!しかしその後すぐ雨が降り始め、小屋が雷雲に包まれてしまいものすごい雷鳴と屋根に叩きつける雨の音が。発電装置が壊れるといけないということで、早めの消灯になりましたが、すぐに耳が慣れて眠り込んでしまいました。
翌日は早朝からよく星が見えていて、絶好の登頂日和になり、山頂からは期待通り360度の眺望があり、南アルプス北部から南部の山々までよく見えました。登りも緊張した場面がありましたが、天狗岩からの降りは特に、登山道が垂直に付いているところや、ジグザグにつけられた道の真下に登ってくる人が見える場所もあり、落石を起こすまいと慎重に降りました。初日とは違い、左右に山々を見ながら長い尾根をたどり、三伏峠小屋で宿泊しました。烏帽子岳に登る予定だったのですが、昼前からガスがかかり始めたので、翌朝に期待することにして、花畑でぶらぶらしたり、水場へ行ったり、昼寝をしたりしてのんびり過ごしました。
最終日、星もよく見え展望を期待して登った烏帽子岳は、残念ながらガスの中。鳥倉9時のバスに乗りたかったので、諦めて降り始めた20分後、あっという間にガスが晴れ、ピーカンのお天気に・・・。こんなこともあるのかと勉強になりました。鳥倉までの下りでは、行きは何も思わず通過した桟道が、思いの外不安定かつ滑るので手こずり、バス停に着いたのは8時50分でした。
初めての南アルプス中・南部でしたが、展望に恵まれ花にもたくさん会えて、楽しい山旅でした。ただ、遭難者の捜索隊に出会ったり、遭難したかもしれない人の情報を求められたり、日が暮れても小屋に着かない人を探しに出る人がいたりするなど、ドキドキする場面に何度も遭遇しました。小屋も多く人も多い北部とは違い、少しのミスや体調の悪化が大きいリスクになると実感しました。無理のない計画と早着き早立ちを心がけようと改めて思いました。
フォトギャラリー:48枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | カップ | カトラリー |