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上高地~涸沢~北穂高岳

北穂高岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 3人 (ボータン さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

初日:薄曇り。2・3日目:雲一つ無い快晴。

利用した登山口

上高地バスターミナル  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 八王子I.Cより中央高速経由、松本I.Cへ。
沢渡駐車場より6:30発の臨時便に乗車し上高地へ。

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(07:13)・・・河童橋(07:24)[休憩 5分]・・・明神(08:14)[休憩 5分]・・・徳沢(09:14)[休憩 5分]・・・横尾(10:31)[休憩 10分]・・・本谷橋(12:09)[休憩 20分]・・・涸沢(15:26)

【2日目】
涸沢(05:35)・・・南稜取付(07:15)[休憩 5分]・・・南稜テラス(08:08)[休憩 5分]・・・北穂高岳(08:49)[休憩 55分]・・・南稜テラス(10:16)[休憩 5分]・・・南稜取付(10:55)[休憩 5分]・・・涸沢(12:54)[休憩 105分]・・・本谷橋(15:42)[休憩 5分]・・・横尾(16:58)

【3日目】
横尾(07:10)・・・徳沢(08:02)[休憩 30分]・・・明神(09:30)[休憩 10分]・・・河童橋(10:54)・・・上高地バスターミナル(11:05)

コース

総距離
約35.2km
累積標高差
上り約2,611m
下り約2,611m
コースタイム
標準16時間10
自己19時間1
倍率1.18

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

東京を深夜2:50に出発、コンビニで朝食を調達しつつ八王子インターより中央高速経由、松本インターへ。
6時頃に沢渡駐車場へ到着、6時半発の臨時便バスに乗車し上高地へ。

流石に平日の朝、1人1席座ってもまだ余裕の人数で、大正池や帝国ホテルで下車する観光の方も多く見受けられた。

7時過ぎに登山開始、上高地より稜線は見えるものの青空は見えない薄曇り、登山開始後の道のりで時折太陽を覗かせる暑すぎずの良好な状態で涸沢を目指す。
本谷を過ぎ、北穂の雄大な姿と涸沢ヒュッテの吹き流しが見え始めるが、ここからがキツイ。
涸沢ヒュッテに3時半頃到着、キャンプ場の受付を済ませテントを設営。

テントの準備を終え、涸沢ヒュッテ名物のおでんと生ビールで乾杯の予定だったが、売店は4時半まで。念願果たせず缶ビールで乾杯。
その頃涸沢一帯は完全にガスの中で視界ゼロ、しかし上空より徐々にガスが取れ始め、瞬く間に快晴に。
前補・奥穂・北穂の姿から、先程登ってきた登山道までくっきりと望むことが出来た。

明日の北穂登頂に備え夕飯をしっかりとりつつ夜空を眺める、星空も雲一つなく燦燦と、と言いたいところだが、月が明る過ぎたようで手に届くようとはいかなかった。

2日目
雲一つ無い快晴のおかげ、モルゲンロートをしっかりと拝ませて頂きつつ、北穂を目指し5時半過ぎに登頂開始。
涸沢小屋を越えてすぐのガレ場にビビり、さらに1枚岩のクサリ場・ハシゴを登り南鐐の取付きへ。
前回西穂独標を経験したせいか、落ち着いて挑むと恐怖感や高度感も薄れ冷静に対処できるようになった。
しかし、流石に3千メートル級の穂高、空気の薄さに意気が上がり、呼吸を整えながら慎重に歩みを進める。

奥穂との分岐を越えると目指すトップ・北穂高小屋が目の前に。ラストスパートの末9時前に登頂成功。
何度も言いますが、本当に雲一つない快晴、槍は勿論のこと、大天井岳から燕岳への表銀座。双六岳から水晶岳。その先の日本海まで見渡せる最高の景色。来た道を振り返れば奥穂岳からジャンダルムの不気味な姿まで。
キツイ思いをしたからこその絶景を満喫しました。

北穂小屋では槍ヶ岳をバックにペプシで乾杯。十分休養の後下山を開始。
登山での事故は下山時が大半、徐々に攻撃を受ける腿の筋肉に鞭を入れ、景色に見とれず手元・足元を確認しながら、なかなか大きくならない涸沢ヒュッテを目指す。

無事下山後、涸沢ヒュッテで念願の生ビールを先程までいたトップを眺めつつ堪能。と同時にラーメンでお腹を満たす。

最終日の工程を楽にするためその日の内に横尾まで下り2日目のテント泊。
横尾には暗くなるぎりぎりの5時前に到着、先にテントの設営を済ませてから小屋で受付、そのまま山頂からの眺めを摘みに缶ビールで乾杯するも疲れてすぐに就寝。

3日目
今日は帰るだけ。さっさと身支度を済ませゆっくりと上高地へ向け出発。
徳沢で名物のソフトクリーム、明神では穂高神社奥宮に挨拶をし、観光客に紛れながら梓川沿いに湿地帯・木道等を散策。
連休でしかも大変に良い天気のおかげ、多くの観光されている方々の間を大きなザックにヘルメット、顔には3日分の髭を蓄え勝手に勇者に成った様な気分で河童橋を渡り今回の登山を無事終える事が出来ました。

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フォトギャラリー:28枚

上高地バスターミナル。

あまりにも有名、河童橋からの穂高連峰。

明神館。

徳澤園、あまりにもオシャレ。

横尾山荘
ここからまっすぐ行けば槍ヶ岳、右に曲がれば蝶ケ岳。

そして橋を渡れば涸沢。

本谷橋、ここでお昼ご飯。
沢の水が美味しい。

涸沢までの途中晴れ間も。

涸沢フュッテ、一面ガスで視界不良。

時間が遅く、売店閉店。
仕方なく缶ビールで乾杯。

すると山頂から霧が晴れだす。

完全に晴れました。イエーイ

夕飯を頂き明日に備えます。

涸沢の夜景、平日なのでテントは少なめ。

星空も。

モルゲンロートを拝めました。

北穂高岳へむけアタック開始。

このハシゴを登れば南稜取付。

クサリ場もこなし。

やりました、北穂制覇。

槍は勿論後ろの水晶岳や燕岳も。

富士山の姿も。

下山後念願の生ビールで乾杯。

3日目横尾を出発、さようなら穂高・涸沢。

お約束、徳澤園のソフトクリーム 450円ナリ。

明神、穂高神社奥宮にご挨拶。

上高地まで、対岸の木道を。

最後にお別れ写真、上高地、さようなら。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
健康保険証 医療品 ロールペーパー 非常食 行動食 トレッキングポール
ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー カトラリー

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登った山

北穂高岳

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3,106m

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