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2019秋 立山と別山尾根から剱岳へ

雄山、大汝山、富士ノ折立、剱岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (急行アルプス さん )

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行程・コース

天候

9月20日:晴れときどき曇り、21日:曇りのち雨、22日:曇りのち晴れ、のち曇り

利用した登山口

室堂ターミナル  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 〇扇沢へは7時47分に到着。無料駐車場はすでに満車、やむなく有料第1駐車場へ。12時間1,000円は高い! 結局、2泊3日で5,000円なり。
〇扇沢8:00発の電気バスに乗れ、以降の乗り継ぎもスムーズで9時半前に室堂に到着。

この登山記録の行程

【1日目】
立山室堂(09:43)・・・一ノ越(10:31)[休憩 10分]・・・雄山神社(11:23)[休憩 18分]・・・大汝山(11:56)[休憩 30分]・・・富士ノ折立(12:38)[休憩 8分]・・・大汝山(12:59)・・・雄山神社(13:15)[休憩 28分]・・・一ノ越(14:13)[休憩 11分]・・・立山室堂(14:53)[休憩 8分]・・・ミクリガ池(15:17)・・・エンマ台(15:33)

【2日目】
エンマ台(07:00)・・・雷鳥平(07:12)[休憩 3分]・・・別山乗越(08:43)[休憩 22分]・・・剱澤小屋(09:43)

【3日目】
剱澤小屋(05:35)・・・剣山荘(05:57)[休憩 4分]・・・一服剱(06:24)[休憩 8分]・・・前剱(07:15)[休憩 10分]・・・平蔵のコル(08:02)[休憩 10分]・・・剱岳(08:39)[休憩 31分]・・・平蔵のコル(09:33)・・・前剱(10:08)[休憩 7分]・・・一服剱(10:47)[休憩 6分]・・・剣山荘(11:08)[休憩 5分]・・・剱澤小屋(11:32)[休憩 48分]・・・別山乗越(13:07)[休憩 10分]・・・雷鳥平(14:01)・・・エンマ台(14:28)・・・ミクリガ池(14:45)・・・室堂ターミナル(14:57)

コース

総距離
約22.5km
累積標高差
上り約2,709m
下り約2,739m
コースタイム
標準19時間30
自己13時間18
倍率0.68

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

〇待った甲斐あって9月22日は天候回復。平成4年以来の剱岳登頂を果たすことが出来て大興奮!
〇剱岳は、平成28・29・30年の秋も山行を計画するも、いずれも台風や前線活動の活発化で断念。おまけに今年の7月も「剱澤小屋」まで来るも、その後は天候悪化でやむなく下山。「今度こそは」との想いで今回の山行を計画するも、台風発生と前線の北上で21日からの連休は悪天候の予報。「20日の立山山行を楽しめれば御の字」と割り切って出発した。
〇20日は予報通りまずまずの天候。今年は冷え込みが弱いようで紅葉の進み具合が1週間程度遅いようだが、秋色の室堂から立山(雄山、大汝山、富士ノ折立)をめぐる。「雄山」頂上からの「薬師岳」方面の眺望が実に綺麗。この日は室堂の「雷鳥荘」に宿泊。白色の温泉につかり、明日も天候に恵まれることを期待した。
〇21日は3時前に雨が屋根をたたく音で目が覚める。6時からの朝食をすませて出発にとりかかる。小雨ながら山はハッキリと見えており「意外と天気は持つかもしれない」と期待するも、8時頃から山は完全に雲に覆われ雨脚も強まる。「剱御前小舎」前のトイレ内のベンチでコーヒーを飲みながら雨が弱まるのを待つも心は少々折れ気味。しかしながら「てんきとくらす」の予報では翌22日の朝の登山指数は「A」。これに期待して「剱澤小屋」へ向かう。「剱澤小屋」スタッフの温かいもてなしが有難い。おまけにキャンセル続出で小屋はガラガラ、ゆっくり休むことが出来た。夕刻にご主人から山頂までのルートと注意事項の説明を受ける。「ガレ場では道を間違いやすいので、ペンキマークを見失わないように」とのアドバイスは大変役に立った。夕食は揚げたてのトンカツを美味しくいただく。
〇22日、朝食をすませた頃は「一服剱」から上部はまだ雲に覆われている状況。「行けるところまで行こう」と出発。その後、みるみる天候は回復し「一服剱」に到着する頃には完全に晴れ渡っていた。岩場・鎖場は濡れていて滑りやすく緊張の連続であったが「剱岳」頂上に27年ぶりに到着し絶景に大興奮。30分ほど頂上に滞在、立ち去りがたい想いを胸に下山にとりかかる。過去の登頂で「「カニの横ばい」の第1歩目がなかなか踏み出しにくい」との印象が強かったが、現在は赤いペンキでしっかりマーキングされていて比較的スムーズに通過できた。「遭難は下山時に起きやすい」ことを常に念頭においてその後のハシゴ・鎖場・岩場を慎重に下る。「一服剱」まで下ると「剣山荘」や「剱澤小屋」が大きく見えてきて、ようやくホッとする。「剱澤小屋」に戻ると主人やスタッフが(またも)温かく迎えてくれ、登頂の達成感とあいまって嬉しさがたまらなくこみあげてきた。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ 着替え 地図 ノート・筆記用具 腕時計 カメラ
登山計画書(控え) 健康保険証 医療品 非常食 行動食
【その他】 ヘルメット

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登った山

剱岳

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2,999m

立山

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3,015m

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