行程・コース
天候
晴れ、風ややあり。12月22日の雪(凍結)のうえに前夜の雪が1〜2センチ。
登山口へのアクセス
その他:
行き_
新宿駅04:55(京王新線・高尾山口行き)~05:24調布駅05:32(京王相模原線・橋本行き)~05:58橋本駅・北口1番乗り場06:20(神奈川中央交通)~06:54三ケ木バス停06:55(月夜野行き※伏馬田入口止まり)~07:12焼山登山口バス停
帰り_
渋沢〜本厚木〜新宿(小田急線)
この登山記録の行程
焼山登山口(07:23)・・・焼山(08:32)[休憩 10分]・・・平丸分岐・・・大平分岐・・・黍殻山避難小屋・・・八丁坂ノ頭・・・姫次(09:45)[休憩 12分]・・・地蔵平・・・蛭ヶ岳(10:52)[休憩 7分]・・・棚沢ノ頭・・・丹沢山(11:57)[休憩 20分]・・・塔ノ岳(12:54)[休憩 5分]・・・金冷シ・・・花立山荘・・・茅場平・・・小草平・・・駒止茶屋・・・雑事場ノ平・・・観音茶屋・・・大倉(14:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
天気が良さそうなので富士山を眺めながら歩こうと丹沢の主脈へ。トレイルには雪や霜がうっすらと積もっていたが滑り止めは使用せずに歩き通すことができた。アイゼン装着の登山者はほとんどいなかった。焼山登山口から焼山に至る途中の、標高700mを越えたあたりの大きな崩落地点は尾根に上がって通過した。
.
【概略】
「青野原診療所前」までだった神奈川中央交通の三ケ木発 月夜野行きバスの運行は「伏馬田入口」まで延びており、「焼山登山口」にも停車する。
「コース利用自粛」「通行止め」の原因となっている登山道の崩落地点は、焼山登山口から焼山までの三分の二、標高720m近辺。直前にロープが張ってある。地形図によれば登山道はいずれ西の尾根に上がるので、手前から尾根に登って現場を巻いた。
12月22日の夜に降った雪は融けて固まり氷になっているようだが、その上に前夜(1月4日)の雪がうっすらと積もっていた。摩擦を担保してくれるありがたい雪のおかげで滑り止めなしでもスリッピーな箇所はなく、傾斜の緩い木道や階段は一段飛ばして下降した。陽のあたる場所は盛大にぬかるんでいた。
.
【山行記録】
京王線の橋本駅でひどく軽装のランナーのペアに気づいてはいたが、まさかバスを2本乗り継いでおなじバス停で降りるとは思わなかった。装備を整えているあいだに先にスタートしてくれる。なのに林道から登山道(東海自然歩道)に入るところで通行止めの掲示を眺めており、こちらが前に出てしまう。そしてなかなか追いついてこない。尾根に取り付いて崩落地点を高巻いているときに現場を眺めている二人を下方に見つけ、下を巻かないように声をかけた。焼山のベンチで彼らがやってくるまで休憩をとり、アイゼンをもっているのかたずねておく。
先に行ってもらったのに、やがて立ち止まるからまた前に出てしまう。人が少なくて静かなエリアを選んだはずなのに面倒な展開になったなあ、と思う。それなら正月休みで1.5kgほど増えた体を絞ることにして、スピードハイクに徹してみようと計画を変更する。道中、焼山への登りの途中から白っぽくなったトレイルは昨夜のわずかな積雪だったり霜だったりした。霜柱に踏み込んで沈む以外は脚の運びに支障はなかった。眺望のない黍殻山への登りと袖平山へのピストンは省く。
姫次では真正面に見える富士の眺めを堪能した。上がってきた二人と入れ違いに地蔵平へ向かう。蛭ヶ岳への登りにかかるころ、背後に人の気配を感じたので振り返ると二人が走っている。走るのは下りと平らなトレイルらしい。蛭ヶ岳への標高差300mの階段登りはキツく、まだふた山あるのでセーブしながら登った。山頂でもまた入れ違いになり、中ノ沢乗越あたりで走って下りている姿を後方に確認し、丹沢山頂でカロリーメイト6本をハイドレーションで流し込んでいるときに見かけたのが最後になった。
塔ノ岳山頂からの下降トレイルに降雪の影響はほとんどなかった。体の右半分のこわばりもだいぶ解けてきた。骨盤のフレックスを意識しながら1時間15分で大倉へ降り、農家の玄関先で100円のみかんを買う。最近の山行の終わりはヘッドランプを灯けバスに間に合おうとダッシュしてばかりだったので、14時半前の好天の陽の光のなかでみかんを頬張る平穏に少し戸惑った。
フォトギャラリー:23枚
装備・携行品
【その他】 サロモンのX Ultra 3・モンベルのストレッチゲイター。テスラの冬用起毛タイツ・ユニクロのショートパンツ。テスラの冬用起毛インナーにマウンテンハードウェアの長袖・モンベルのヤッケ・モンベルのヘルメット・ノーブランドのロンググローブ。ザックはロウアルパインの25リッターに、雨具・モンベルのチェーンアイゼン・ユニクロのライトダウン・ロールペーパー・ヘッドランプ・スマホ・バッテリー充電器と予備電池・ボイスレコーダー・ココヘリ発信機・地図、カロリーメイト3パック、下山後の着替え一式。キャメルバックのハイドレーションに薄めのスポーツドリンク1リッター(残量0.5L)。スタート時重量6.5kg。 |
みんなのコメント