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二十七度目

天狗岳( 八ヶ岳)

パーティ: 1人 (ra271 さん )

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行程・コース

天候

一日目曇り 二日目吹雪

利用した登山口

稲子湯  

登山口へのアクセス

タクシー

この登山記録の行程

【1日目】
みどり池入口(11:45)・・・こまどり沢・・・みどり池・・・中山峠分岐・・・みどり池分岐・・・本沢温泉(13:50)

【2日目】
本沢温泉(07:30)・・・夏沢峠・・・箕冠山・・・根石岳・・・東天狗(10:20)・・・中山峠・・・中山峠分岐・・・みどり池・・・こまどり沢・・・みどり池入口・・・稲子湯(12:50)

コース

総距離
約14.6km
累積標高差
上り約1,298m
下り約1,378m
コースタイム
標準9時間25
自己7時間25
倍率0.79

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

二十七度目
冬の八ヶ岳の天狗岳を目指して。
温泉と冬の山が楽しめる、天狗岳を目指して、みどり池入口から出発。積雪も少なく気持ちの良い森の中の道を快調に進む。時折現れるアイスバーンに足を捕られビックリしながら、川の水音や風の音を聞きながら、空気もキーンとした感じが清々しい。真っ白なみどり池を見ながら補給休憩。しらびそ小屋から上がる薪を燃やした煙の匂いがとても良かった。平坦な森の中を進み、峠を越えた様に下り、別の登山道に合流。「本沢♨10分」の看板で、力が湧く。本沢温泉到着。「日本の秘湯」日本最高所野天風呂」の文字にワクワクする。同宿のお二人と一緒に野天風呂へ。(このお二人、松原湖からのタクシーに相乗りさせて頂いた優しい方々。)生憎の曇り空で小雪も舞う中、髪の毛が凍るほどの寒さ、お湯は体温ぐらいでちょっとぬるいが、致し方なし。宿に戻って温泉に入り直し温まる。こちらは手足の先が、ピリピリする位熱いが、ポカポカに温まる。夕食後、明日の天気が気になって夜空を見上げてみるが、風が強し星は無し。翌日雪降る中、出発。樹林帯では風は気にならなかったが、夏沢峠で風が強くなり、二つの小屋の間で風を除けながら完全装備に整え天狗岳へ。進み始めてガスが濃くなっていた事に気付き、箕冠山までの樹林帯を抜けると、ひどい時は10m位の視界で風も身を屈めたくなる様な強さで、風上に背を向けながら進む。雪は吹き飛ばされて積雪は無く、石がゴロゴロしてアイゼンでは歩き辛い。前後に登山者は確認できず、鉄杭を目印に周りを確認し慎重に進む。根石岳では更に風が強くガスも更に濃くなり先行の方々と一緒に立ち止まる。本日の先頭交代。視界は10m位しかなく、鉄杭も確認できなくなり、足元の石の無い踏み跡らしき所を探しながら、時折、風に乗って後ろの方の声が聞こえて安堵し進む。右側が切り立った崖である事に気付き小さな雪庇もあり、近寄らない様に尾根を進むと鉄の橋に着いた。周りは良く見えないが、危険な所の様。細い尾根を進むと道標があった。ちょうど反対側からお一人登ってこられ「山頂ですか」と聞くと「そうです」との事。道標を良く見ると「ここは東天狗岳山頂」と書いて有り、知らぬ間に頂に届いていた。ホッとして座り込んでいると後ろの方々も到着し、声を掛け有って無事に着いた事を喜んだ。写真を収め中山峠に向かう。こちらは吹き溜まりの様で、皆さんラッセルの様に上がってくる。急坂を慎重に下り、中山峠からはアイゼンを外し、ふかふかな雪を一気に下る。この辺りから日が差し青空が現れ気持ちのいい森の中を進む。しらびそ小屋前で軽装備に戻して、お会いした方と談笑し補給。稲子湯で、またお会いして温泉を御一緒した。お帰りのついでに松原湖駅まで送って頂いてしまった。「旅は道連れ世は情け」的なご厚意、本当に有難う御座いました。行きではタクシーに相乗りさせて頂いたお二人。帰りには、駅まで送って頂いたお二人。神様の様な方々のご厚意に感謝です。

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装備・携行品

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