行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
団地0500⇒たかすみ温泉P0640
この登山記録の行程
たかすみ温泉P0804⇒平野登山口0807⇒高見杉0858⇒高見山1025/1130⇒高見杉1224⇒たかすみ温泉P1320
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
9日の日曜日に奈良の高見山に登ってきた。
もともとは雪山をやりたかったのだが、山竹のメンバーから高見山の霧氷を見たいとの要望があり、ネットでは雪が少ないとの情報だったが、週末に寒波も来たので行ってみた。
高見山は奈良と三重の県境にあり、台高山脈(台は大台ヶ原で、高は高見山のことである)の北端に位置する1248mの山であり、その山容から関西のマッターホルンと呼ばれている。
霧氷目当てなので朝5時に団地を出発。
今回は一家族の都合がつかず、4人での登山である。
登山口となる たかすみ温泉の駐車場には6時40分に到着。
少々風があり、時折 雪が舞う かなり寒いコンディションに、中々 車から出られない。
車内で朝食をとり、しばし車内でグズグズ・・・。
意を決して準備をして、ようやく8時に登山スタート。
しばし雪のない階段状の登山道を登っていく。
砂防ダムを越えて30分ほど進むと雪がでてくる。
スタートからちょうど1時間で高見杉に着く。
樹齢700年の立派な杉だ。
「高見山」「高見杉」と、なんかお相撲さんを連想させる名前だなぁ・・・と思いつつ歩を進める。
更に30分ほど進むと雪も増え始めるが、アイゼンまでは必要ない。
標高900mを越えるとようやく霧氷が出てくる。
時間も10時近くになると、霧氷も落ち始めて、登山道には白い小枝(チョコの・・・)が散らばっている。
高見岩・揺岩を越えて山頂が近ずいてくるとようやく雪山っぽくなってくる。
結局 登りはアイゼンなしの2時間20分で登頂。
山頂には二等三角点がある(例年なら雪に埋もれているそうだが・・・)。
残念ながらあまり天候がよろしくなく、眺望も一瞬のみであった。
極寒の中、目的の霧氷を満喫した後、満員御礼の避難小屋で湯を沸かせて、カップ麺を立食パーティー状態で食した。
11時を過ぎると、どんどん登山者が増えてきて、狭い山頂がごった返しだしたので、簡易アイゼンを着けて下山。
まだまだ山頂を目指す登山者が登ってくる。
登りではそこまでではなかったが、登山道は踏み固められてアイスバーンと化している。
下りのアイゼンは必須だ。
完全に降雪している登山道は歩きやすいが、まだら模様だとアイゼンが引っ掛かったり、岩場で滑ったりと気をつかう。
高見杉まで下りてきて、ここでアイゼンを外す。
ここから先もまだ所々 雪は残っており、更に気をつけて下っていく。
2度ほど足を滑らせながら、13時過ぎに登山口に無事戻った。
下山後は車を停めさせてもらった(無料)、たかすみ温泉で凍えた身体を温めた。
先日の強風で休業していたが、ちょうど前日から内湯のみ営業を再開したそうだ。
時間も14時前と早かったこともあり、入った時は比較的のんびりと浸かってられたが、身体を洗い終わる頃には洗い場には待ちの列が出来ており、もう一度湯船に入りたかったが、湯船は芋洗い状態で諦めた・・・。
待合室もロッカー待ちの人で溢れていた。
露天風呂が再開されるまでは、車で行く人は別の温泉をチョイスした方が良さそうである。
今回の山行では降雪量はものたらなかったが、無事に霧氷を満喫できた。
ただ最近の山行はどうも風に悩まされている。
何かの暗示かもしれないので、今年の雪山では慎重に行動することにしよう!!

















