行程・コース
天候
雨のち晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
千葉県から外環道市川北IC〜関越道〜上信越自動車道 松井田妙義IC下車から15分くらい 合計約100分 片道料金¥4,400位
妙義神社入口横にある駐車場利用(1日¥100)10台位駐車可
この登山記録の行程
妙義神社(08:05)・・・大の字(08:45)[休憩5分]・・・辻(08:59)・・・奥の院(09:08)・・・見晴(09:35)・・・ビビリ岩(09:42)・・・背ビレ岩(10:02)・・・大のぞき(10:09)・・・天狗岩(10:42)[休憩20分]・・・タルワキ沢分岐(11:18)・・・相馬岳(11:32)[休憩10分]・・・タルワキ沢分岐(12:30)・・・第2見晴(12:40)[休憩10分]・・・第1見晴(13:00)・・・妙義神社(13:10)
実時間 4時間55分(295分) [休憩45分]・・・・標準コースタイム4時間55分(295分)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
前々からいつかはと思っていた妙義山。登山をはじめて5年そろそろと満を持しての挑戦です(^-^)
今回は白雲山の縦走コース、最難関と言われる鷹戻しのある金洞山はまた次回に(^^;
天候は見晴迄小雨で以降は晴れてくれました。暖冬もあって山頂直下の登山道日陰に少し残雪がある位で軽アイゼンも必要ありませんでした。
駐車場は道の駅等あちこちにありますが、一番近いのは妙義神社入口横にある駐車場で一日100円なのでこちらを利用しました。登山者専用駐車場が少し歩いた所にありますが、大抵の登山者は道の駅の無料駐車場利用されてるようですが、登山者は登山者専用駐車場ご利用くださいと看板ありました。
妙義神社は黒の漆塗り社殿が雰囲気があって立派な神社です。神社の後ろにどっしりと構える妙義の白雲山がそびえています。
大の字まではウォーミングアップと言う感じで鎖場も必要ないくらいです。
大の字直下の垂直の鎖場は少し難易度がありますがこれから先の白雲山への鎖場はこちらが行けないようなら無理なので判断材料にするといいと思います。ここからは手袋、ヘルメット装着する事をおすすめします。
奥の院では約30㍍もの鎖場で足場やホールド出来る岩がよく見れば一つ一つありますので慎重に行けば大丈夫でした。
その後見晴からの浅間山、榛名山の大展望でも見晴のスペースが人一人通れるくらいのスペースで両サイドが切れていて高所が苦手な私は常に足がすくんでいました(苦笑)
その後鎖場の連続。
ビビり岩は横にトラバースしながら登るのですが雨で濡れていて足の置き場ホールドの岩も小さめで落ちれば見えない崖下に…と想像させ本当に恐怖を感じました。見えない恐怖というか…。雨が直前まで降っていた事もあり滑りやすく正直最も命の危険を感じた所でした。まさにビビりました(^^;)
その後の背ビレ岩ではその字の通り背ビレのような痩せ尾根で鋭く両サイドが切れていて見るからに岩が脆そうなので崩れるのではないかと高所苦手の自身のネガティブな想像力が…(((^^;)
へっぴり腰で何とかクリア出来ました。
そしてこのコースのハイライトと言ってもいい大のぞきからの長い鎖場の下り。
見たときはマジか…大丈夫か自分…(((^^;)思いました。
上から見るとほぼ垂直に落下するような岩に鎖が垂れ下がってる感じで足場がはっきり見てとれない…
ここは完全に鎖を両手でつかんで体重を預けて靴底は全面しっかり岩に密着させることが安全とは解ってはいるもののなかなか腰がひけて…でもここも一歩一歩着実にと自分に言い聞かせて焦らず時間をかけて降りました。
最初に20m位垂直に降りて10mほど横下方向へトラバースし最後の鎖 確か4本位鎖が連なって30〜40㍍位あったような…本当に長かった(^^;
その後登り返し天狗岩に到着 少しスペースがあって休憩することができます。
ここからの展望は浅間隠山、浅間山が見えますが、ちょうど背丈くらいの木々に囲まれているので夏場は見え辛いと思いますがこの時期は落葉しているのでよく見えます。
この先はまた一旦下ってタルワキ沢の分岐で登り返します。危険なところはそれ程なく残雪があり日陰では凍り付いているところもあっあのでそこを注意するのと左側は大体切れ落ちているので疲れや油断でふらついて滑落しないように気を引き締める位は必要です。
相馬岳まではなかなかの急登でした。
妙義神社から休憩をいれてゆっくり目コースタイムで3時間30分程でした。
目の前に雪に覆われた浅間山、左側にいつかはと考えている鷹返しがある金洞山が一望。
その先に荒船山や大菩薩嶺、雲取山と思われる山々の眺めを堪能しました。
山頂部はそれ程広くないものの細長く休憩スペースがあります。
帰りは一旦タルワキ沢の分岐迄戻りガレた岩場を下山。結構浮石も多く急登なので落石しやすく、天狗岩壁と相馬岳の岩壁を両サイドに挟まれて下り3回くらい落石するような音が聞こえていたのでヘルメットは装着したまま下山しました。この時期なので落ち葉多く道も解り辛くなっているその上に落石だと思われる結構大きめの石がゴロゴロしていました。
今回は最初から最後まで登山者と会うことがありませんでしたが、人が多いと落石もあると思われるので注意が必要です。
あとはトレッキング感覚で第二見晴、第一見晴を楽しみ妙義神社に帰ってきました。
総距離は6㎞もなく累積標高1000㍍程5時間位でも白雲山稜線から常に緊張感の中多くの鎖場に体力も奪われ気力体力共に消耗した山行でした。改めて登ってみて装備も知識もそれなりの気構えも必要な山に感じ、こんなに怖い思いをしたにも関わらずまた来たい、金洞山にも挑戦したいと思わせてくれる山でした。
でも他の登山者の金洞山のレポートを見てるとこんなものじゃあ無さそうなので今の自分には白雲山縦走が限界かな(^^;
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妙義神社入口横にある駐車場です
ここが一番近い駐車場だと思います
一日100円です
妙義神社
しだれ桜の咲くころは綺麗なんでしょうね
総門
長い階段165段あるそうです
社殿に行かないときは右側を登ると登山口に行くことができます。
本殿
黒の漆塗りが印象的な社殿
右側に行くと登山口があります
登山口入口現在倒木で通行止めでした。
右側に巻き道があります。
登山届けのポストもあります
巻き道
こんな杉林の道です
先ずは大の字へ
鎖場①
鎖は使いませんでした
鎖場②補助的に使う程度
大の字直下
結構垂直の鎖場③ですが足場とホールドがしっかりあります。
大の字到着
結構高度感で下で見た感じより大きかった
妙義大権現の大だとか。
中仙道を通る旅人の目印ということらしいです。
富岡市方面
振り替えって白雲山
いよいよ核心部 先ずは奥宮へ
分岐の辻に到着
上級者以外は引き返して下さいとありました
荒々しい岩峰が広がってそろそろの予感がします
奥宮に到着
左奥の梯子を登ると石碑があります
右側は鎖場の登り口
左側鉄梯子を上ると奥の宮の石像が並んでいます
妙義大権現でしょうか
30㍍もの鎖場④
3連の鎖場で、鎖は補助的にいわゆる三点支持で登りました。
ホールドは大きくありませんが一歩一歩慎重に行けば大丈夫です
もうひとつ鎖場⑤
何気にこの鎖場も難易度あります
見晴らしがいいです
金洞山
鎖場⑥
見晴到着
人一人通れるくらいのスペースでちょっと高度感あります。
見晴からの眺め榛名山方面
裏妙義、浅間隠山方面
遠くの雪山は草津白根山でしょうか
天狗岩へ向かいます
岩場も多くなってきます
この岩の割れ目は体重70kmの私は通れませんでした。というかザックが引っかかって・・・。左の岩に登って通過しましたが地味に大変なポイントです
ビビり岩
稜線の最初の難関の鎖場⑦
大きな岩の鎖場をトラバースするように登るのですが、そんなに足場も大きくなく鎖に頼りながら慎重に登ります。
ビビり岩上から
岩が雨に濡れていたこともあり恐怖感倍増でした(((^^;)
崖下が見えないので不安と恐怖で距離は短いですが一番怖かったかも。
玉石
ぐるっと回れるようになっているようでした
結構常に左側は切れ落ちてる所が多く足がすくみます
鎖場⑧細い鎖です
背ビレ岩
ホントその名の通り背ビレのように鋭く両サイドが切れている痩せ尾根。
見晴らしがいいだけにより怖かったです
大のぞきに到着
どのようにしてこんな風に割れてしまったのか・・・(落雷?)御岳三社大神と書かれている石碑のようです。
雲に隠れていますが浅間山と浅間隠山方面の眺め
大のぞき
天狗岩方面
こんな所で休憩スペースあります
天狗岩へ向かいます
一旦下るのですがこの鎖場⑨が長くほぼ垂直に降ります
下から
終わったと思えば…
すぐに次の…
約30㍍もの鎖場⑩これが最後だったと思います。
4本位連なってた鎖場で落ちる感じ
完全に体重を鎖に預ける感じで降りました
とにかく長く感じました
登り返しで登山道の日陰に残雪あり
天狗岩到着
天狗岩からの眺め
榛名山方面
少し見える背後の雪山は武尊山かな
休憩スペースがあります
一旦また下ります。
タルワキ沢と相馬岳への分岐点
金洞山へ向かう方向なので滑落死亡事故が多いといった注意喚起ありました
相馬岳までの登り返し
結構急登です
残雪もあり凍りついていました
下りが少し注意が必要でした
1104㍍妙義山最高峰
相馬岳山頂到着!
二等三角点
相馬岳山頂からの眺め
金洞山方面
金洞山の上部背後に荒船山の形がよく解ります。
裏妙義と浅間山、浅間隠山方面
下山は一旦タルワキ沢分岐まで戻ります
タルワキ沢分岐
両サイドに岩壁がそびえています
こんな急登を下ります
浮石の多いガレ場で急登の下りです
結構落石があちこちで聞こえていましたのでヘルメットは装着したまま下山
唯一鎖場ありましたがこれまでの鎖場を考えると問題なしです
タルワキ沢の分岐に到着
こちらでも上級者以外立ち入り禁止の立て看板が山の ジ・コ・ボ・ウ・シ とあるあいうえお作文みたいな注意を呼び掛ける看板です。
ここからはふれあいの道でトレッキング感覚で楽しく歩くことが出来ました
妙義神社迄1.6km
大きな鉄階段
登山道の崩落で出来たようです
結構息切れました(^^;)
階段頂上からの眺め
正面に鷹返しが見えます
いつかは…
第二見晴台
見晴台より金洞山
見晴台より富岡市方面
目の前のは金鶏山
こちらも表妙義 今は入山禁止みたいだけどウォルター ウエストンが最初に切り開いた近代登山の発祥の地だそうです
奇岩だけじゃあ無く奇樹も根本に大きなコブ(^-^)
大黒の滝
ほとんど水量はありませんでしたが…
キクラゲの大群(^^;
まるで秋のような登山道
2月とは思えません
第一見晴台へ
見晴台より
金洞山と雲取山、大菩薩嶺方面の眺め
見晴台より富岡市方面
妙義神社迄1.1㎞
妙義神社0.6kmと大の字への分岐
神社横の登山口に到着
ここでも登山届のポストがあります
妙義神社に帰ってきました
唐門 立派な彫刻の門です
見る価値かなりあります
妙義神社本殿
無事の報告と感謝
神社からの眺め
赤城山方面
日光白根山が微かに
165段降ります
御神木と鳥居の後ろに白雲山
妙義散歩道の案内板
総門の仁王像
総門迄の通りに福寿草が咲いていました
癒しの一枚です(^^)
朝は咲いていなかったのですが暖かくなったからか♪
妙義ふれあいプラザ もみじの湯
3時間滞在可で大人520円
露天風呂があって妙義山、赤城山方面を眺められます
妙義神社から車で10分かからない位の所です。
こんな感じ
素晴らしい眺め♪
駐車場からの妙義山
そして道の駅からの妙義山
こちらの駐車場
ここから登山口までも10分位です
トイレはここで済ませるのがおすすめです
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック |
水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ | 地図 |
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