行程・コース
この登山記録の行程
高千穂河原(08:20)・・・御鉢火口縁(09:20)・・・背門丘(09:40)・・・高千穂峰(10:10)[休憩 20分]・・・背門丘(10:50)・・・御鉢火口縁(11:10)・・・高千穂河原(11:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
定年退職記念九州遠征、3座目は霧島連山の高千穂峰。
えびの高原キャンプ村に前泊し、マイカーで高千穂河原ビジターセンターを目指す。移動中、周囲の森にユズリハの木が多いことに驚いた。居住地ではユズリハはあまり見かけない。高千穂河原ビジターセンター駐車場へ駐車、料金は1回500円。
駐車場から立派な鳥居をくぐって登山スタート。霧島神宮古宮址から鳥居ごしに高千穂峰の雄姿を望み、右手に進むと登山道の入り口となる。赤色溶岩のゴロゴロした樹林帯の登山道を進む。標高が上がると、木々の間から昨日登った韓国岳の姿を確認できた。
樹林帯を抜けると、御鉢火口に向けて、赤茶けた溶岩が広がる火山らしい登山道となる。このころからガスが出始め、風も強くなった。御鉢火口の縁に着いたころには、さらにガスが濃くなり、視界は10mといったところか。正確に記録していないが、気温もかなり下がり、冬装備のダウンとオーバーパンツを着込んだ。火口縁の馬ノ背は数メートルの幅があるため、ガスと強風の中でも危険なところはなかった。
霧島神宮元宮の鳥居を過ぎると山頂に向けての急登となるが、ガスのため山頂も御鉢火口も何も見えない。ただ、この最後の急登には数十メートルの間隔で指導標があり、山頂は見えないが、現在位置は知ることができた。
山頂もガスが濃く、さらに強風と寒さのため、写真だけ撮ってさっさと下山。御鉢火口を下るあたりの標高で、やっとガスが薄くなり、気温も戻った。ガスの中ではあったが、樹木のない赤茶けた溶岩の登山道を進むという、高千穂峰らしさを味わうことができた山行であった。
下山後、次の目的地、市房山へ移動。
みんなのコメント