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北尾根登って菰釣山 適当すぎた山伏峠

菰釣山、ブナノ丸、油沢ノ頭、樅ノ木沢の頭、西沢ノ頭、石保土山( 関東)

パーティ: 1人 (鋸太郎 さん )

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行程・コース

天候

晴。稜線ではガス。その後晴。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 道の駅どうし
(帰り)山伏峠->中山(バス490円)

この登山記録の行程

道の駅どうし0555……0653北尾根取り付き0653……0815甲相国境尾根0815……0840菰釣山0843……0850三角点0851……0858菰釣山0858……0918ブナノ丸0918……0947油沢ノ頭0950……1008樅ノ木沢(もみのきさわ)の頭1010……1030西沢ノ頭1042……1101石保土山1101……1123山伏峠/西丸分岐1123……1127水ノ木分岐1127……1135山伏峠分岐1135……1206国道413号線1208……1216山伏峠バス停1311(バス)1324道の駅どうし

コース

総距離
約12.7km
累積標高差
上り約1,285m
下り約889m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

道の駅どうしから、大西沢とブナ沢の間の北尾根を経由して菰釣山に登りました。
神奈川と山梨の県境の尾根ですが、山梨側からの登山になりますので、ちょっとだけ越境ですね。
  
北尾根の取り付きはかなり厳しかったのですが(と言いますか登山道ではありません……)、林業の方のものと見られる踏跡があり、そのまま何とか登れました。
甲相国境尾根へは菰釣山の西に出たので、戻る形で登頂しています。
なのでさらに東にある菰釣避難小屋の顔は、今回は見られませんでした。
  
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菰釣山山頂でワンコを連れた方としばしクマ談義。
道中出会った方はこの方ともう一名、トレランの方だけでした。
その後は菰釣山南の三角点にご挨拶に行き、そのまま甲相国境尾根を山伏峠まで歩きましたが、メジャールートにしては意外にも完全に単独行でした。
  
予報より早く雲に覆われ、西沢ノ頭に着く頃まではガスに見舞われましたが、元々樹林帯を楽しむ稜線でもある様ですので、適当に涼しくてよかったです。
ただ引き籠り上がりの身には、繰り返されるアップダウンは本当にキツかったですね。
シャリバテに近い症状も現れ、思わずぶどうパンをフードファイターの様に、水で流し込むほどでした。
でもそこはさすがぶどうパン。バッチリ効きましたよ!
  
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山伏峠から帰りのバスは1304。これが土曜である本日の終バスでした。
なので稜線上は間に合う様、それなりに死に物狂いで歩きました。
なんですが山伏峠手前では少し余裕ができ、そのせいか山伏峠へは実に適当に降りてしまいました。
旧道を西へ降りてみましたが、最後は不法投棄のゴミをかき分けて国道に出ましたよ……。
  
因みに山伏峠のバス停は道志方面にしかありませんが、山中湖側のバスに乗るにはその車線で「エアバス停」を想像して待ち、バスが来たら手を振るのが良い様です。
反対方向の「実バス停」で待っていても、バスは止まってくれません。
  
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山行中、台風の影響と見られる倒木はかなりありました。
山伏峠に向かって降りた、旧道と思われる登山道にも崩落個所が何か所かありましたし、やはり爪痕は深刻ですね。
体力もガタガタ。昔の自分の山行記録見ても、なんでそんな量担いで歩けたのかと、全く理解できなくなっています。
  
ただどうだったかと聞かれると、やっぱり滅茶苦茶楽しかったです。
稜線は頑張って登った分、その先にゆるやかな道が待っていたり、要所要所でベンチがあって大の字にもなれましたしね。

とは言え、やっぱり当面は体力の回復が先ですね。

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フォトギャラリー:62枚

道の駅どうしからスタートです。
5:30というのに車多数。家族連れも多かったです。

お天気だ!

山間には雲が残ってますね。

じーっ

西沢林道を歩いていきます。

馬酔木が咲き誇ってました。

水場がありましたので一杯頂きました。昨夜までの雨のせいか、パイプの隙間から漏れ出すほどの水量でした。

ゲートに到着です。
とりあえず前方は通行止。

左に折れて渡渉します。

菰釣山こっち

なんですがゲート。
正しくはこれをそのまま進むのでしょうが、「立入禁止」「監視カメラ作動中」とあると入り辛いですよね……。

で、今回は間に挟まる尾根を攻めてみます。

結構ムリヤリ登ります。
下山には使いたくないですね……。

それでも踏跡はありました。

今まで見た中で最大級のサルノコシカケだ!

手袋3つ分以上はありました。
本当におサルが座れそうなレベルでした。

上部は多少やぶ漕ぎでした。
申し訳ないですが、笹をポキポキ踏み折って進みます。

ほとんど直登でしたが、

何とか甲相国境尾根に乗りました。

まずは東に向かって菰釣山を目指します。

避難小屋こっち。
今回は見に行けませんでしたね。

途中の小ピーク。
キツかったです。

越えてさあ菰釣山だ!

着いたー!
結局ブナ沢乗越経由の正規ルートとほぼ同じ時間かかってしまいました。

ワンコを連れたお父さんとしばしお話をさせて貰った後、標高で30mほど南に降って、三角点にご挨拶に行きます。

三等三角点「世附村(一三)」です。踏跡に沿って行けばたどり着けます。

戻ってきました。
さあ続きはどうしましょう。
実際はここまででかなりヘロヘロでしたので、避難小屋経由で降りる事も考えましたが、

やっぱり稜線に挑むことにしました。
後々バス時刻との闘いとなり、死にそうな目にあいます。

向かって左が稜線。右が登ってきた北尾根です。

稜線ではテープも多かったです。
北尾根にはひとつもありませんでした。
何か登っちゃいけない尾根だった気も少しづつ……。
ゴミ拾ってきたから許して!

この辺りからすっかりガスってしまいましたが、

油沢ノ頭、通過ー。

ガスは熱中症予防の点で助かりました。

樅ノ木沢の頭、通過ー!

山頂近くはアップダウンがありますが、平坦で歩きやすい部分も多かったです。

ヘロヘロが二乗された状態で西沢ノ頭に着きました。

ここで本日の秘密兵器、投入です。
ですがアゴまで疲れてしまっていて、もう水で流し込みました。
いえ普段はちゃんとシアワセに食べていますよ。

心肺と足腰は割と準備できたのですが、体幹と背筋、特に首から肩甲骨が鈍り切ってました。
荷物がしんどかったです。

石保土山、着いたー!

三等三角点「世附村(一四)」です。

さああと2km。
終バスまで2時間残せましたから、頑張った方だと思います。

ヒイロタケ、かな?
大きかったです。

右に折れて降れば山伏峠分岐。
方向標識のない直進は、西丸経由で金山沢ですね。

水ノ木分岐です。
こっちが旧?

大分降ってきました。
空気が濃くなってきました。

ガスは抜けましたね。

鉄塔1号。

山伏峠分岐です。
残り1時間半と大分余裕ができましたが、その油断が超適当な下山に繋がりました。

鉄塔2号。

台風の爪痕です。

山伏峠へは地理院地図のみにある旧道を進んでみましたが、結構崩落していました。

大堀川を渡渉して

不法投棄ゴミをかき分けて国道に出ました。
ごめんなさい。さすがに拾って帰れる量じゃなかったです。

飛び出すのは鹿だけではない!
分かってはいましたが、大分西に来てしまいましたね。

交通量の多い413号線を登り返してバス停に着きました。

えー、ここから道志小学校方面の、本日の始発は1004、終バスは1304でございます。
これが厳しくて、甲相国境尾根はなかなか企画できなかったんですよね……。

バイクと自転車が多かったです。

7分遅れでバスが来ました。
降りるまで貸し切りでした。
乗れてよかった!

中山までは490円。

戻ってみると道の駅どうしは大繁盛で、入場規制が敷かれてました。
もう少し早く登って早く降りた方が、邪魔にならなかったかな。

今日のひとまきは白桃とバニラのミックス。
量もたっぷりで味も良かったのですが、今回ばかりはそれ以前に「糖分早く全身に巡れ!」でした。

おみやげはサイダーセットだよ!
道の駅でも袋が有料になってました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 ツエルト
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール 燃料 ライター
クッカー カトラリー
【その他】 アマチュア無線機、風力計、スリング、カラビナ、クイックドロー、プルージックコード、ウエビング、細引き、ATCガイド、モバイルバッテリー、予備ヘッドライト、2バンドラジオ

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登った山

菰釣山

菰釣山

1,379m

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