行程・コース
天候
快晴、軽風
登山口へのアクセス
電車
その他:
中央道「都留IC」を出て、左の「都留・道志」に向かい、富士急行「都留市駅」の前を過ぎて国道139号線に入ります。左←「道志」の標識で日本料理「山一」の交差点を左折して県道24号線に入り山に向かいます。道がうねり始め、最高地点で「道坂トンネル」を抜けて「道志村」に入ります。そのまま下ると国道413号線(道志みち)に突き当り、右折してしばらく進むと左に道の駅「道志」があります。「都留IC」から約19km・30分です。
この登山記録の行程
道の駅「道志」(05:45)・・・鳥ノ胸山登山口(06:20)・・・「鳥ノ胸山/北峰」山頂(07:15)・・・「鳥ノ胸山/南峰」山頂(07:25)・・・「雑木ノ頭」山頂(08:00)・・・「平指山」山頂(08:15)・・・浦安峠(08:40)・・・甲相国境尾根:稜線出合/分岐(09:15)・・・「大界木山」山頂(09:30)・・・稜線出合/分岐(09:40)・・・城ヶ尾峠(09:55)・・・「城ヶ尾山」山頂(10:10)・・・1,240ピーク(10:35)・・・「中ノ丸」山頂(10:55)・・・「ブナ沢ノ頭」山頂(11:10)・・・ブナ沢乗越(11:30)・・・「菰釣山」山頂(12:20)[昼食 20分]・・・ブナ沢乗越(13:00)・・・菰釣山登山口(13:20)・・・道志の森キャンプ場(13:55)・・・道の駅「道志」(14:15)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
ちょうど1週間前に道志山塊の主稜線を縦走しました。その時は若干の曇り天気でしたが
登山道に雪は無く、春が訪れる前の気持ち暖かい気候で、軽やかな足取りの山行でした。
その山行中に「道志川」の反対側に眺めた「鳥ノ胸山(とんのむねやま)」が気になりました。
「鳥ノ胸山」からの「富士山」の眺めは、素晴らしい景色です。てなわけで、ガマンできずに
1週間後に再び「道志山塊」に入山しました。ところが、1週間前に眺めた状況とは違って
今季最後の新雪登山となりました。
道の駅「道志」からスタートして、「道志川」を渡り、「花の森オートキャンピア」を抜けて行き
林道を登ると突き当たりが山ですが、1週間前の春山とは異なり、なんといきなり雪山です。
足慣らしに雪の斜面を登り「至鳥の胸山」の案内で入山します。尾根を登って行くにつれて
雪が多くなり登山道は見えなくなります。雪が深くなって足を取られるようになり、本格的な
雪山登山を楽しく覚悟します。朝日が昇る中、雪山のワクワク感で登り着いた先が遠近感
が抜群の三等三角点「鳥の胸山/北峰」です。冠雪の「富士山」を堪能した後、軽く下って
登り返し、景色の無い「鳥の胸山/南峰」から針葉樹林帯の雪の急斜面を滑落に注意して
下ると雪山の稜線散歩になります。アップダウンを繰り返しながら「雑木ノ頭」「平指山」を
越え、ふかふかな新雪をぐーんと下ると「浦安峠」です。「浦安峠」は山梨県道志村ですが
峠からの取付きは甲相国境尾根に登る丹沢山塊になります。急峻な狭い雪尾根を慎重に
登り、プチ雪崩を確認しながらさらに登ると甲相国境尾根です。この尾根まで登ると南側が
開けるので雪は無いかと思いましたが、幸か不幸か、雪庇状に危険な尾根でした。一度
東の「大界木山」に登り、戻ってから甲相国境尾根を西に縦走を開始します。思いも寄らぬ
3月の新雪の尾根を、アップダウンを繰り返しながら「城ヶ尾山」「中ノ丸」「ブナ沢ノ頭」と
縦走して分岐の「ブナ沢乗越」まで下ると、いよいよ「菰釣山」へ雪山の急登が始まります。
「菰釣山」は広く「富士山」が眺められる大人気の山なので「ブナ沢乗越」からはトレースが
ありますが、約200mを登り返しての標高1,400mの山なので深い雪山になります。本来なら
丹沢あるあるの木製階段があるはずですが深雪で見えない状態の中、名前が付くブナの
大木を見上げながら汗を拭いて登って行きます。まさかの新雪で悪戦苦闘して6時間半で
「菰釣山」の山頂です。山頂で昼食後、甲相国境尾根を東に戻って「ブナ沢乗越」まで下り
スタートした山梨県の道の駅「道志」へ下山しました。8時間半の早春の楽しい雪山でした。
フォトギャラリー:59枚
装備・携行品
| シャツ | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
| 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | 腕時計 | カメラ |
| ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
| 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | 軽アイゼン |
| トレッキングポール | GPS機器 | ライター | アウターウェア |































































