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巻機山 桜坂よりピストン

巻機山( 上信越)

パーティ: 2人 (谷の料理長 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇り(山頂部はガス)

利用した登山口

桜坂  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 関越自動車道塩沢石内IC下車 20km 30分位
コンビニはICから登山口迄途中に1か所だけありました。
千葉県市川北ICから約3時間半位
桜坂駐車場1回¥500(下山後おじさんに支払い。感じのいいおじさんで帰りに手を振ってくれました)

この登山記録の行程

桜坂(04:18)・・・三合目(04:24)・・・五合目(焼松)(05:18)[休憩 2分]・・・六合目(05:58)[休憩 2分]・・・七合目物見平(06:47)[休憩 2分]・・・九合目前巻機(07:55)[休憩 5分]・・・巻機山避難小屋(08:09)[休憩 45分]・・・巻機山御機屋(09:30)[休憩 2分]・・・最高点(09:40)[休憩 3分]・・・巻機山御機屋(09:51)・・・巻機山避難小屋(10:06)[休憩 2分]・・・九合目前巻機(10:23)[休憩 2分]・・・七合目物見平・・・六合目・・・五合目(焼松)(11:56)[休憩 2分]・・・三合目(12:40)・・・桜坂(12:47)

コース

総距離
約10.6km
累積標高差
上り約1,458m
下り約1,458m
コースタイム
標準8時間40
自己7時間22
倍率0.85

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

長い全国的な梅雨で山不足が続くなか、北陸・上信越辺りがまだ雨は回避できそうでしたので機織り伝説の山という巻機山を今回は選択。
千葉県外環道市川北ICからから3時間半位。巻機山は塩沢石打IC降りて登山口までほぼ街中の舗装道路を20Km位途中コンビニもあってアクセスしやすいです。キャンプ場も登山口直下にありました近くに(二子沢川)沢、炊事場とトイレもあります。巻機山麓キャンプ場¥600(1泊)オートサイトはプラス¥500。
駐車場はトイレも水道もあり下山後手洗いや靴の汚れを落とすブラシもあります。

コースは井戸尾根コースピストン。
山行総距離11km位でもう少し楽な山行を想像していましたが、森林限界7合目までが中々手ごわい急登でした。
8合目以降からニッコウキスゲ、キンコウカ、タテヤマリンドウ、ハクサンシャクナゲ等高山植物がありますが、まだ花開く前でこれからという感じでした。
森林限界からニセ巻機(9合目)迄は木段になり更に急となる所はつづら折れに登りますがこの区間は暴風状態。
でも妙高山、火打山がはっきりと確認できるほどで戸隠方面は眺めが良く気持ちの面で上りました♪
ニセ巻機9合目ではガスガスで真っ白でしたが、ハクサンシャクナゲが沢山咲いています。
ここから避難小屋迄木道となり池塘が点在しリンドウ、ワタスゲ等高山植物も沢山ありお花畑を楽しみながらトレッキング気分でしたがこの木道の尾根道の景色が見たかった。

避難小屋はトイレ共に本当に綺麗です。
1階はコロナの対策で扉が開放されていた為床が水に濡れてびちゃびちゃ・・・。でも二階は寛ぐのには最適。のんびり昼食とコーヒーで温まりました。巻機山山頂へは往復60分位なのでザックはデポして身軽で山頂へ。

尾根道の木道は美しい池塘にお花畑があって霧の中でも神秘的で綺麗でしたがやっぱり晴れた尾根道の眺めが見たかった。
最後に木段の急登を登ると巻機山御機屋(おはたや)で山頂標識があります。でも本当の最高地点はここではなく右側の道をもう一山登った所にあります。(^^;)
歴史上は御機屋で美女が機織りをしたという伝説があってそこが山頂とした為山頂標識は御機屋にあるようです。

左側の道は割引岳(ワレメキダケ)へ。晴れていれば割引山の稜線も楽しみたいところですが・・・。
どこ見ても真っ白なので今回はパスしました。

その最高点も地味なケルンに木の枝が立っているだけの実に質素な山頂。
ここでもガスガスだったので実際の眺望は解りません。
スペースも広くないので休憩するなら山頂標識のあった所 御機屋にベンチが2つほどありました。
風の強い日は避難小屋で休憩がお薦めです。

下山は最高地点から3時間位でしたが、7合目から下りの樹林帯が長く蒸し暑く赤土が滑りやすいですね。
この赤土は粘土上で雨の後などはかなり滑りますのでご注意。
木道で使うリバーシブルグリッパーがあればおすすめします。

今回は梅雨時に来ましたが、巻機山といえば紅葉なので再度好天日に来たいと思います。

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フォトギャラリー:84枚

桜坂駐車場50台位
有料 1回 ¥500
下山後におじさんに支払いました。

登山届ポスト

米子沢を渡って

登山スタート

熊除けの鈴は必須

井戸尾根コース

つつじ
唯一残っていた

流石の豪雪地帯
麓の樹林帯の木々が冬の厳しさをよく表しています

5合目(焼松)
尾根に出ます

5合目から米子沢の展望

越後山脈方面
まるで槍ヶ岳のような尖った山がありました

中々の急登です

黒いでかいキノコ
ヤマドリダケ?
ポルチーニみたい

ウスヒラタケかな

6合3勺

黒岩峰 ヌクビ沢方面
中央が天狗岩
ヌクビ沢のコースは天狗岩を右に巻いていくようですが・・・。

6合7勺
細かい・・・。
次こそは7号かと思うので心が折れる(^^;)

ギンリョウソウ

こんな道がひたすら続く
長いとにかく長い

森林限界が近づいて・・・。
誰もがここまでが長いと感じると思います(^^;)

森林限界
振り返ると妙高、火打山が♪

前(ニセ)巻機方面はガスガス

更に急登
そして強風との闘い

何度も振り返ります♪

妙高の左側の山塊は草津白根山に四阿山でしょうか

7合目
何とか文字が残ってる

朝日岳への縦走路
谷川、茂倉方面は厚い雲に・・・。

でも妙高、火打山方面が楽しめるだけでもご褒美♪

見えてきました
でもニセ巻機は更に奥にあります

キンコウカ

これまでの稜線
麓には駐車場も。
結構登って来た事を実感

7合5勺?いる?
確かに6,7,8合目は長く感じる

こんな道を九十九折れに強風の中登ります

木段に

ニッコウキスゲが見られ始めました

8合目は立派です

ガスガスの中の階段の連続
向かい風が強くて心が折れそうでした

ニッコウキスゲ

ウラジロヨウラク

ハクサンシャクナゲ

一帯がハクサンシャクナゲ帯になっていました

前巻機かと思いきやもう一山先でした

今回初池塘
ワタスゲが雨でふわっとした感じはありませんでしたが。

9合目
ニセ巻機山到着

山頂方面
360度どこ見ても真っ白(><;)

イワイチョウ

木道になります

ワタスゲに囲まれて
尾瀬のような雰囲気はあります

キンコウカも♪

ツマトリソウ

避難小屋に到着

1階部分 右側にトイレあります

二階に避難
昼食休憩しました
トイレもありすごく綺麗です

霧は晴れず
ザックをデポして山頂へ

勿論真っ白のガスガス

オオバセンキュウ

急な階段を登ると

笹台地に開けます

そして木道に

池塘が見え始めていい雰囲気に♪
目の前には巻機山が薄っすら

モウセンゴケ

池塘①

池塘②

池塘③

池塘④

水芭蕉
白い葉の部分は無くなって
花序と言われる花の部分だけでした。
熊が大好物らしいです。

天気が良かったらと本当に思います

1967㍍巻機山御機屋(おはたや)
ここで美女が機織りをしていたと言う伝説があるそうです
歴史ではここを山頂としているという事らしいです。

ここから右へは本当の巻機山最高点
左へは割引岳(ワリメキダケ)

役行者の塔
役行者さんも修行に来られたのですね

最高点へ
途中開けた尾根道に木道に池塘があって気持ちがいいのですが、きっと晴れていれば素晴らしい眺めなのでしょう

でも池塘は霧の中でも雰囲気があります

ここが本当の最高点
ケルンだけあります
この先が牛ヶ岳ですが真っ白なので
ここで引き返します

避難小屋
デポしたザックをもって下山

ニセ巻機直下のハクサンシャクナゲ

ニセ巻機山(9合目)

タテヤマリンドウ
朝はまだ開いていませんでしたが、昼頃には咲いているのもありました

ニガナ

オオクワガタ発見!

見納め

5合目
尾根終了です

アジサイ

最高点から約3時間で下山

帰りに一枚
立派な天狗岩です
丁度目の前をトンボが通過
下山後に晴れるあるある

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装備・携行品

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登った山

巻機山

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1,967m

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