行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
猿倉(06:00)・・・白馬尻(07:10)[休憩 20分]・・・葱平(09:40)[休憩 65分]・・・村営頂上宿舎(12:39)
【2日目】
村営頂上宿舎(05:05)・・・杓子岳分岐(06:05)・・・杓子岳分岐(06:07)・・・村営頂上宿舎(07:03)[休憩 122分]・・・白馬山荘(09:20)・・・白馬岳(09:35)[休憩 10分]・・・白馬山荘(09:55)・・・村営頂上宿舎(10:03)[休憩 40分]・・・葱平(11:43)[休憩 35分]・・・白馬尻(13:50)[休憩 10分]・・・猿倉(14:55)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
夏休みの初日、友人2人と大雪渓から白馬岳に登ってきました。
当初の予定は、1日目が猿倉から大雪渓を登り、村営頂上宿舎でテントを張って、杓子岳までピストン、2日目が白馬岳、小蓮華山を経て、栂池に降りる予定でした。しかし、結局、1日目は猿倉から大雪渓を登り、悪天のため村営頂上宿舎で停滞、2日目は悪天と強風のため稜線ルートを諦め、宿舎から釈子岳と白馬岳をピストンし、再び大雪渓をを経て、猿倉へ降りる行程となってしまいました。
1日目、夜中の1時30分に猿倉駐車場に到着しました。この時点で三連休の初日にもかかわらず、駐車台数は2~3割程度でした。翌朝目覚めても、昨夜と駐車台数はほとんど変わっておらず、「天気が悪化したから空いているのかなぁ」と思いつつも登り始めました。
猿倉から大雪渓までは比較的緩やかな樹林帯の道なので、他の登山者の方々と記念写真を撮りながら和気あいあいと登りました。大雪渓の取付きで軽アイゼンを付けました。大雪渓の下部は、雪が固く滑りやすそうだったので、軽アイゼンなしでは難しいと思いました。大雪渓では、周囲のダイナミックな風景と軽アイゼンでの雪歩きを堪能しました。今年は雪が少なく、大雪渓を歩く距離は短いそうです。大雪渓が終わり秋道に変わってからは斜度が増しガレ道だったので、大雪渓の方が歩きやすかったと思いました。
ヤマタイムでのチェックポイント「葱平」は標識がなく、行きも帰りもわかりませんでした。村営頂上宿舎まであと少しというところで雨が降り出し、宿舎に着く頃には雨も霧も増してしまい、午後の行程を諦めて停滞としました。宿舎でテント泊の申込みをすると、風が強いのでテントより宿舎の方が無難ですと薦められ、宿舎も余裕があるそうなので、宿舎で素泊まりに変更してもらいました。
2日目、早起きが性分の私は、友人二人が目覚める前に杓子岳まで往復しました。雨と強風のため、往復2時間10分の行程ですれ違った人はおらず、展望も得られませんでしたが、その分、雷鳥との対面や杓子岳山頂を独占でき、悪天も山の一部と思い、楽しみながら往復できました。
宿舎に戻り、腹ごしらえと身支度を済ませ、今度は友人と連れだって白馬岳に往復しました。早朝に比べると、幾分、雨・風ともに弱まりましたが、展望はありませんでした。しかし、白馬岳でも友人と山頂を独占でき、好天下では経験できない山の味わいを堪能することができました。雨と強風のため尾根ルートでの下山は諦めましたが、下りで再び大雪渓を堪能し、無事下山することができました。
天候には恵まれず白馬岳の眺望は得られませんでしたが、雄大な大雪渓の姿、風雨が厳しい中での山の体験、雷鳥、白馬岳と杓子岳山頂の独り占めなどなど、味わい深い白馬岳を堪能することができた良い山行となりました。
フォトギャラリー:30枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
| コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| 修理用具 | 健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
| テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター |
| カップ | クッカー | カトラリー |


































