登山記録詳細

無雪期登山
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両毛国境縦走(湯元温泉~原向) 五色山、白根隠山、錫ヶ岳、宿堂坊山、三俣山、皇海山、鋸山、庚申山(関東)
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記録したユーザー

モリゾー さん
  • 日程

    2020年8月9日(日)~2020年8月11日(火)

  • 登山口へのアクセス

    バス
    その他:東武鉄道日光線の東武日光駅より東武バスにて湯元温泉へ

  • 天候

    1日目:曇り、2・3日目:晴れ

この登山記録の行程

【1日目】
湯元温泉(09:16)・・・国境平(11:28)[休憩 15分]・・・五色山(12:10)・・・前白根山(12:37)・・・白根隠山分岐(12:54)・・・白根隠山(13:30)・・・白桧岳(14:09)・・・錫ノ水場(15:26)

【2日目】
錫ノ水場(04:42)・・・錫ヶ岳(05:42)[休憩 15分]・・・2077mピーク(07:35)[休憩 20分]・・・宿堂坊山(10:10)[休憩 15分]・・・三俣山(12:36)[休憩 5分]・・・大ナラキの頭(13:52)・・・日向山(15:27)・・・白砂台地(国境平)(16:50)

【3日目】
白砂台地(国境平)(04:53)・・・皇海山(06:38)[休憩 20分]・・・不動沢のコル(07:38)・・・鋸山(08:21)・・・庚申山(11:09)・・・猿田彦神社跡(12:42)・・・一の鳥居(13:44)・・・国民宿舎かじか荘(14:56)


総距離 約34.1km 累積標高差 上り:約3,592m
下り:約4,254m
 コロナウイルスの流行第二波の中の盆休み。外出を控え家に籠っている方が良いのは分かってはいますが、余りにも暑い日が続いており、仕舞いには冷房の調子が悪く冷房無しでこの盆休みを乗り切れというのはあんまりにも慈悲がないというか…つД`)グスン。これでは山に逃げ込むしかないのも納得いただけるのではないでしょうか?
 こうなると数日は家を空け山に籠りたいところですが、今の時期に山小屋泊をするのも気が引けるし、テン泊だとしても同じような考えを持った方々も多いでしょうから、テン場を確保できない可能性も考えられます。長距離移動によるリスクも避けたいし、人が集中する人気の山も避けなければ…。果たしてそんな都合のよい山ってあるんでしょうか…(-ω-;)ウーン。
 ええ、あるんですよ。県内で移動時間も短く、人混みを避けれてテン泊でもテン場がないという事態を避けられる場所がナントッ∑(゚∀゚ノ)ノ。ということで、随分前から構想していた山行をいいタイミングなので実行して参りました。
 日光の地図を眺めていると気になりませんか?奥白根山辺りから白錫尾根を辿って、錫ヶ岳を南下して皇海山に至る県境尾根の存在が。私は気になってウズウズしていましたよ。調べてみると藪尾根ではあるものの、マーキング等はある模様。しかも水場も3~4箇所あるそうで、見所も随所にありそうな感じ。こう聞けばあとは実行するのみですが、何時もの悪い癖で一向に行きはしない。でもこういうご時世になり、逆に日の目を見ることとなりました。

 縦走路に関してですが、一応五色沼避難小屋分岐からの尾根から一般登山道ではなくなりますが、白根隠山まではほぼ一般登山道といっていいほどの踏み跡があります。白根隠山からはガレ場の下りを経て、笹藪漕ぎの道となります。といっても白桧岳までは踏み跡はしっかりしています。白桧岳から先は段々と道が不明瞭にはなりますが、そもそも錫ヶ岳が栃百であるためそこまで苦労はしないと思いますが、2296ピークから錫の水場へ至る道の一部で分かり難い所があるので、十分に注意して歩きましょう。笹藪の道、樹林帯の鬱蒼とした道を繰り返しながら歩き、錫ヶ岳に至ります。
 錫ヶ岳から南下する道は深めの笹薮で、笹と樹林帯混じりの2241ピークに至る道がやや分かり難いです。マーキングがついているので、落ち着いて見極めて進む必要があります。2077ピークに至る道は分かり易く歩きやすかったですが、2077ピーク前後はシャクナゲに覆われ、ルート取りを間違えると大変な苦労と要します。登りでは無茶してシャクナゲの藪に突っ込まずに東側に巻くように歩けばすんなりと2077ピークに行けます。2077ピークからは躊躇せずにシャクナゲの藪に体を預ければ道がありますので、ドーンと行きましょう。そこを越えれば三俣山までそこまで問題になるような箇所はありませんが、宿堂坊山手前の1991ピーク先の広い尾根辺りはマーキングが疎らなので慎重にルート取りをしたい所です。三俣山から先の大ナラキの頭(1828ピークの手前のピーク)に向かう鞍部の手前の下りは急こう配で注意が必要です。1736ピーク通過時はボーっとしていますと南西側の尾根に引き込まれそうになりますので、注意です。日向山の前後の鞍部周辺はルートが少し分かり難いので慎重に行きましょう。あとは皇海山まで迷いそうなところはありませんが、最後の500mの登りはキツく、最後の100mの登りはシャクナゲ混じりの藪漕ぎ道です。
 総じて藪漕ぎは思いの外大したことはなく、ルートファンディングの難しさは圧倒的に六林班峠~奥袈裟丸山間の方が上でした。ただ登り下りが厳しいルートだと思います。

登山中の画像
  • 湯元温泉のバス停からスタート
  • とりあえず車道をえっちらおっちら
  • ここから五色山への登山道に入ります
  • 外山経由と変わらない位の急登
  • 笹は刈払いされていますが、地面にそのままなので滑るんですよね…
  • 国境平到着
  • もうちっと登ります
  • 五色山到着
  • 奥白根山は本日はご機嫌斜めなので、登らずにパスします
  • それでは外輪山を回ります
  • お馴染みの前白根山に到着
  • 中略して五色沼避難小屋との分岐に到着。行かないように木々で道を塞いでいますが、ここを行かねば皇海山には行けないので…
  • 御覧の通り一般道っぽいところを進みます
  • 白根隠山まではっきり道が付いています
  • 白根隠山到着
  • 白根隠山を振り返って。西側はアルプスにありそうな立ち姿。ガレ場の下りは注意
  • ここからみんな大好き?藪漕ぎ。この辺は道がついているので安心ですよ
  • 白桧岳到着。標識がない…
  • この辺から獣道かどうかが怪しい藪漕ぎ道になります。それで大体びしょ濡れになりますのでしっかり対策しましょう
  • 男体山と中禅寺湖が綺麗
  • 白桧岳を振り返って
  • 2296ピーク方面
  • 樹林帯+笹薮道=大体厄介と思うのは私だけ?道はよく見ればありますので
  • 樹林が密になってくると笹薮はなくなります
  • 2日目になって錫ノ水場よりスタート
  • 藪の中から錫ヶ岳がおはようございます
  • この沼を通過すると、もう一登り
  • 笹薮道をえっちらおっちら。しかしピンボケ…
  • 振り返ると奥白根山
  • 樹林と笹薮道を越えて
  • 錫ヶ岳到着
  • 錫ヶ岳から戦場ヶ原、男体山と中禅寺湖
  • それでは南下します
  • ちょっと下るとここにも沼地あり
  • んでこの景色。皇海山の存在感が半端ないです。そして笹薮を下りますが
  • 樹林帯に入ると道が分かり難いです。ここは慎重に確実にマーキングを探しながら行きましょう
  • ある程度下れば迷いの森を抜けれます
  • 2241ピークが見えます
  • 2241ピークへは東側を巻きながら登って行きます
  • 2241ピークらしき場所に到着
  • 皇海山とこれから歩く道の眺めが良いです
  • 振り返って錫ヶ岳
  • 笹薮と樹林混じりの急登を下ります。登りだと大変そう…
  • 急登を下り終えてふとしたご褒美的な場所に。先に見えているピークらへんで進行方向を東にとります
  • ここで進行方向を東側に
  • 笹薮の中禅寺湖が見える方向に進みます
  • 暫く樹林帯を下ります
  • 2077ピークへの登り。写真を撮り忘れていましたが、素直に登るとシャクナゲの藪にぶつかります。東側に逃げ道がありましたので、そちらを進めば苦労せずに済みます
  • 2077ピークに出ると唐突に開けます。錫ヶ岳方面を
  • 笠ヶ岳方面
  • この景色が見れただけで来た甲斐があったと思っちゃいました
  • 2077ピークからは目の前のシャクナゲの藪に突っ込んで進みます。通過後にパシャリ
  • 宿堂坊山が見えます。まだ結構あります
  • えっちらおっちら笹薮の中を歩き
  • 濃い藪を進むことはほとんどありません。必ず避けて通れように案内があります
  • この辺は非常に歩きやすい
  • おお、奥白根山がバーンと(∩´∀`)∩ワーイ
  • 2060m位のピーク。ここでも東側に方向転換。案内板をよく確認しましょう
  • こんな感じの道を進みます
  • 苔むした感じの綺麗な場所も通過します
  • 1991ピーク周りの道だったと思いますがこの辺はマーキングが疎らになっていたので慎重に歩きましょう
  • 宿堂坊山の北側鞍部手前の下り。急です
  • 宿堂坊山の北側鞍部には水場があるそうです。未確認なので…
  • 急登をこなします
  • 宿堂坊山到着。展望はありませんよ
  • 南西のマーキングを追って下ります
  • 三俣山らしきものがチラリ
  • 一気に下るので、三俣山の登り返しが怖いです
  • 三俣山の北側の鞍部にも水場がある模様。ここも未確認です
  • 本当にしんどいですが無心で登ります
  • ようやく三俣山に到着。逆光で標識が…_| ̄|○ i|||i
  • 皇海山を目の前に、またモリモリと下ります
  • 明るい鞍部が見えますが、この先は通過注意ポイント
  • 急斜面です。ガレ場がありますが、そちらは下らずに右(東側)の斜面を慎重に下ります
  • ここはビュースポット。錫ヶ岳から笠ヶ岳の稜線が(・∀・)イイ!!
  • 三俣山と1847ピーク方面を振り返って。手前の斜面は台風とか大雨で崩れたら、もう通過できんよね…
  • 100m位登って大ナラキの頭に到着
  • 1828ピークは巻きながら進みます
  • 皇海山が随分近くなりました
  • 1828ピークらへんを振り返って。物凄い岩場です
  • 切れ落ちた斜面を避けるように藪を進みます
  • 凄く荒々しい…
  • こんな感じの場所を下ってきました
  • ここ注意ポイント。1736ピーク辺りです。この案内に従って南東に下ります。引き込まれて真っ直ぐ行くも異変に気付き引き返しました
  • こっちが正解の道。ここらは案内が疎ら
  • 目の前のピークは西側に巻きます
  • ここで見えているマーキングを最後に、ぱったりとマーキングが消えます。慎重に進みたい所です
  • 目の前に進むべきピークは見えているので無理矢理藪を進んでも良いですが、マーキングがある場所を通る方が遥かに楽なので慎重にルートを見極めて進みました
  • こんな砂地があります。どうもカモシカ平というそうです
  • あっ、日向山の写真(;^_^A…。…おほん、日向山を過ぎるとこんな感じの道を進みます
  • ここが国境平とあります。余りの暑さに水を切らしたので、ここで水場を探しますが一向に見当たらず…この標識のせいで…
  • 散々水場を探したのに見つからず、先に進むとここが国境平と…。しかも水場の案内も…。水場は群馬側にある沢形にあります。50m以上下ります
  • 国境平で宿をとって、さてさて3日目のスタートです。今日も笹道を行きましょう
  • 皇海山が目の前に見えますが、震えるほどの登りだ…(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
  • この辺りはテン場に最適な場所がちらほらあります
  • 朝日をうける皇海山
  • 振り返るとこの光景
  • 辛い登りを前にパワーをもらっておきます
  • で、500mの登りをとにかく黙々とこなします
  • 稜線が近くなると藪っぽくなります
  • 稜線に出るとこの光景。苗場山、谷川岳、武尊山が見えます
  • 巻機山、至仏山方面
  • 奥白根山、錫ヶ岳、笠ヶ岳方面
  • 男体山、女峰山、黒檜山、社山方面も
  • シャクナゲの藪道ですが、ちゃんとに道はあります
  • 山頂が近くなると歩きやすい
  • ようやく皇海山到着、本当に遠かった…
  • 栃木側の山名板を
  • 何時も撮り忘れている青銅剣のモニュメントを写真に収めることに成功
  • 袈裟丸山と/^o^\フッジッサーン
  • 奥秩父の山々、南アルプスと八ヶ岳も見えました
  • 浅間山方面も
  • 鋸山到着。アップできる写真がもういっぱいなので、ここからは過去の皇海山のクラシックルートを参考下さい。
  • テン泊装備でこのルートは正直怖かった
  • 庚申山の展望地から歩いてきた山々を
  • もう一丁奥白根山方面からも
  • 庚申山到着
  • かじか荘の登山口に到着
  • かじか荘でお風呂に入る筈が、コロナウイルスの影響で15時までだそうで、お風呂に入れず、原向駅まで歩いてきました。今回一番キツかったのは、この暑い時間の車道歩きでした。GPSにはありませんが、今回の旅は40㎞オーバーでした
  • 原向駅到着直前で何と列車を逃し、2時間位何もない駅で時間を潰してようやくわ鐵が来ました。やっと帰れるー(∩´∀`)∩ワーイ
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、防水スタッフバック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、ナイフ、修理用具、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、ロールペーパー、非常食、行動食、テーピングテープ、GPS機器、テント、シュラフ、テントマット、マット(個人用)、ストーブ、燃料、ライター、カップ、コッヘル、カトラリー・武器
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