行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
自然園駅(11:20)・・・天狗原(12:45)[休憩 20分]・・・白馬大池山荘(14:30)
【2日目】
白馬大池山荘(04:30)・・・小蓮華山(06:25)[休憩 20分]・・・三国境(07:30)[休憩 5分]・・・白馬岳(08:15)[休憩 20分]・・・白馬山荘(08:50)・・・村営頂上宿舎(09:10)[休憩 10分]・・・葱平(10:20)[休憩 10分]・・・白馬尻(11:50)[休憩 10分]・・・猿倉(12:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
前回の甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根〜日向八丁尾根が修行の山歩きだったので、今回は極楽、まったり登山ということで、前から気になっていた白馬大池経由で白馬岳というルートを歩いて来ました。
1日目は白馬大池を眺めながらまったりと地酒の大雪渓を飲み、2日目にNHKのドラマ『坂の上の雲』のエンディングロールになった美しい稜線をたどって白馬岳に登り、大雪渓を下リます。
1日目
今日は、栂池ゴンドラとロープウェイで栂池自然園まで運んでもらうという極楽プランなので、朝もゆっくりです。テント泊で出発の朝に装備をパッキングするのは初めてかも知れません。
途中、『道の駅白馬』で大雪渓をゲット!今回は重量も気にならないので、気楽にザックに突っ込みます。
10:00 八方バスターミナルから路線バスで栂池に向かうつもりでしたが、インフォメーションセンターで無料シャトルバスがあることを教えてもらいました。タイミングもバッチリで、幸先いいです。
栂池からゴンドラ、ロープウェイで一気に標高1829mの自然園まで運んでもらいます。黒戸尾根に比べるとまさに極楽です。ロープウェイを降りてすぐに、栂池山荘限定さるなしソフトクリームを食べました。もうすっかり観光気分です。
11:30 ダラダラと出発です。今日は大池までなので、ゆっくり、まったりと登って行きます。今年の夏はホントに暑いです。お盆を過ぎても、まだまだ盛夏な感じです。2000mを越える標高でもかなりの暑さで、熱中症には十分注意しました。(前回の甲斐駒ヶ岳から、完全に復調したわけではないので…)しばらく登りが続き、ルートが木道になるとほどなく天狗原です。
天狗原で大休止してから、白馬乗鞍岳に向かいます。ルートはよく整備され、ただまったりと登っていれば大丈夫です。途中の雪田通過も、ロープでルートが示されていて、問題ありませんでした。
白馬乗鞍岳山頂を過ぎると、すぐに白馬大池と山荘が見えます。だんだん近づいて来る大池を眺めながら、緩やかに下って行きます。
14:30 大池に到着。ゆっくり歩いて、かつ途中で昼食も食べたのに行動3時間だけ…。極楽過ぎます❤
テントを張って、待望の冷たいビール。あまりのうまさに瞬間で飲み干してしまい、2本目を購入。大池のほとりで水の中に足を入れながら飲みました。極楽です❤ ぬる燗状態になってしまった大雪渓も大池の水で冷やし、夕方の大池を眺めながらまったりと飲みました。16時頃にはウイスキーに突入。三種混合ですっかりダメな人になってました。(笑)
天の川がテントの頭上で、星がとてもキレイな夜でした。
2日目
3:10に起床して朝ごはん。4:30に出発です。ルートは分かりやすく、薄明かりの中でも問題ありませんでした。だんだん大池が小さくなってくると最初のピーク船越の頭です。
ここから気持ちよく坂の上の雲の稜線をたどり、小蓮華山の山頂に着きます。広くて穏やかな稜線です。誰もいない山頂でテントを干しました。(すごい結露でびちゃびちゃだったので)
小蓮華からも歩きやすいキレイな稜線が続きます。個人的には、この小蓮華から三国境間の稜線の方が、坂の上の雲のエンディングロールに似ている気がするのですが…。
三国境。3年前に『北アルプスを縦断しよう その⑦最終回』で、悪天候のため大池に下山するか、栂海新道で日本海に向かうか、かなり迷った思い出深い場所です。(この時は、一瞬ガスが晴れて、雪倉岳の稜線がきれいに見えたため、日本海に向かう事を決めました。)
『北アルプスを縦断しよう その⑦ 最終回「北アルプスを縦断したよ!』 【主脈~後立山連峰編⑦】
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=104449
三国境を過ぎると登りが少し急になり、白馬岳の頂上に着きます。3年前は、360°のガスと風雨で全く何も見えなかった山頂(ただ通過)も、今日は360°の大展望❗満足です。
山頂でゆっくり展望を楽しんだ後、大雪渓に向けて下山します。途中頂上宿舎前の冷たい雪解け水を飲んで、顔を洗いました。
大雪渓までは、お花畑が広がります。青い空とのコントラストがとてもキレイでした。白馬岳人気の理由もよく分かります。
小雪渓はもうクレバスが大きく開いていてトラバースはなく、夏道を大雪渓に下ります。この間、一部崩れやすい急斜面もありました。通行には注意してください。
大雪渓取り付きで、2年ぶりに6本爪アイゼンが出動❗剣沢雪渓以来です。無理をすればアイゼンなしでも通過できそうでしたが、特に下りの場合は着用がオススメです。チェーンスパイクではない方がいいと思います。6本爪アイゼン装着で、珍しくたくさんの人をゴボウ抜きしました。
大雪渓が終わると穏やかなルートとなり、木道が出てくると白馬尻小屋(今年度休業)に着きます。そこから林道になるとほどなく猿倉に到着です。
猿倉から路線バスで八方に戻る予定でしたが、タクシーの運転手さんが乗り合いをコーディネイトしてくれ、バスを1時間待ちしないで、八方に戻る事が出来ました。最初から最後まで、いい登山でした。
今回は超メジャーなルートでしたが、大池、『坂の上の雲』の稜線、白馬岳からの展望、お花畑、大雪渓などなど…、キレイどころ満載でメジャーな理由がよく分かるいいルートでした。「そろそろ、きついルートは止めて、極楽❤登山に切り替えようかな…。」と思いつつ、劔岳の北方稜線について調べてます(笑)。
フォトギャラリー:93枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
| ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
| 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
| 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター |
| カップ | クッカー |
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登った山
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白馬を堪能できるゴールデンコース。栂池から白馬岳に登り、大雪渓下山 2泊3日
- 最適日数
- 2泊3日
- コースタイプ
- 縦走
- 歩行時間
- 10時間15分
- 難易度
- ★★
- コース定数
- 38

































































































