行程・コース
この登山記録の行程
望岳台(05:12)・・・吹上温泉分岐(05:37)・・・雲ノ平分岐(05:53)・・・十勝岳避難小屋(06:03)[休憩 3分]・・・十勝岳(07:41)[休憩 19分]・・・十勝岳避難小屋(09:03)・・・雲ノ平分岐・・・吹上温泉分岐・・・望岳台(09:38)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨日の大雪山旭岳に続いて旭川出張ついでに十勝岳に登りました。
この日は13時25分旭川空港発の飛行機に搭乗します。12時には空港に到着しておきたいので宿泊ホテルからの移動、登山、温泉入浴の所要時間を勘案しホテル4時発、5時から登山開始の行動計画をたてました。
当日3時に目覚ましをセット。
起きれません・・・3時30分・・・またの機会に登ればいいかな、との心の声を振り払い何とか起床。予定通り登山口のある望岳台に5時前に到着しました。
望岳台の駐車場にはすでに5~6台の車が駐車していましたが、ビジターセンター内にある入山記帳にはまだ本日の記載がありません。準備を整えて5時過ぎに先陣を切って登り始めます。
○望岳台~避難小屋
望岳台から吹上温泉分岐までは緩やかな登り。早朝のため登り始めが緩やかなのは助かります。分岐を過ぎるとすぐにちょっとした急登があります。距離にして20~30mと短いのですが息が上がります。その後避難小屋まではまた緩やかな登りが続き周辺景色を眺めながら歩いていると間もなく避難小屋に到着しました。
○避難小屋~稜線
避難小屋を過ぎるといよいよ傾斜が急になってきます。しばらくは大きな岩がゴロゴロと散らばる間を縫うように進んでいきます。次第に大きな岩がなくなり稜線直下の登りは急登です。
○稜線~山頂
稜線にでると風を遮るものがなく寒さを感じたため手袋を装着。山頂付近までは砂地の歩きにくい緩やかな登りが続きますが、左右にはスリバチ火口、グラウンド火口があり火山特有の景色を楽しめます。山頂直下には最後の急登が待ち受けています。なんとか登りきると山頂は360度の大パノラマの景色でした。
○温泉
望岳台から車で10分程度の場所にあるカミホロ荘の日帰り入浴にお邪魔しました。
温泉は内風呂と露天風呂の2つですが、床は板張りで雰囲気が素晴らしく、露天風呂からの景色が最高でした。登山後の温泉としては由布岳後に入浴した湯布院の泉質が最も印象的でしたが、露天風呂からの景色ではこちらが過去一番でした。
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まだ薄暗いなか先陣を切って登山開始
遠くからも確認できる山頂付近の噴煙
大雪山方面は朝焼け
望岳台の標識。下山時には観光の方もこの辺りを散策していました
緩やかな登りですが石がゴロゴロと多く意外に歩きにくかったです
吹上温泉(白銀荘)との分岐
避難小屋までの道で唯一の急登
美瑛岳との分岐
想定より少し早く避難小屋に到着
富良野方面には雲海が広がっています
前十勝コースは現在立ち入り禁止
こちらが現在のルート。大きな岩の間を進んでいきます
噴火により流れた溶岩。色が黒く周辺から一段盛り上がっています
火口からの噴煙がまじかに迫ってきました。硫黄臭が漂い少し喉がイガイガしてきました
稜線までの最後の急登
急登の途中、右方向に十勝岳山頂が見えます
ようやく稜線にでました
稜線に出るとこれまでとはまた違った雰囲気の景色。まるで火星のようと誰かが言っていましたが、確かに火星を感じられました
すぐ隣にある美瑛岳には高山植物が生えていて十勝岳とはまったく違った景色です
大きなスリバチ火口
砂浜のような道で体力が奪われていきます
山頂直下に到着。直登方向に足跡がありますが登山ルートはこの右側にあります
こちらが登山ルート。右の肩のような所を目指します(十勝岳の肩)
肩から山頂まで最後の登り
62-Ⅱ火口周辺からは勢いよく噴煙を上げていました
十勝岳2077m登頂
十勝平野に広がる雲海
富良野岳。奥には日高山脈
美瑛岳方面。美瑛岳への縦走も楽しそうですが今回は時間がないのでまたの機会に
風向きによって火山ガスが登山道周辺を流れる場合があるので気を付けましょう




