行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
バス
その他:
藤野駅発8時06分(土曜日)和田行き、神奈川中央交通バス。平日と休日は別時刻。帰りは相模湖駅から中央線
この登山記録の行程
陣馬山登山口(08:20)・・・一ノ尾テラス(09:15) [休憩 5分]・・・和田分岐(09:55)・・・陣馬山(10:10) [休憩 40分]・・・奈良子峠(11:15)・・・明王峠(11:25) [休憩 5分]・・・林道出会(11:45)・・・矢ノ音(11:55) ・・・大平分岐(12:10) [休憩 5分]・・・孫山(12:40)・・・与瀬神社(13:15) ・・・相模湖駅(13:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
東京から陣馬山へは高尾山から縦走するか陣馬高原下から登ることが多いが、気分を変えて山梨県側の陣馬山登山口から一ノ尾尾根を登り、相模湖駅へ下った。陣馬山頂は多くの登山者で大賑わい。快晴に恵まれ富士山はもとより、東京のビル群の上にそびえるスカイツリーや関東平野を挟んで筑波山まで望めた。
藤野駅発和田行きのバスは登山者が多く、増発便が出ていた。駅から5分ほどの陣馬登山口で下車。陣馬山登山口と書かれた立派な石碑の先から道標にしたがって集落の中の舗装道路を歩きはじめる。バスから降りた人の多くは栃谷方面に向かったようで一ノ尾尾根に向かう登山者は少なかった。
集落が切れると登山道に入り、針葉樹の植林帯を登っていく。つづら折りを過ぎると木々の間に富士山が顔を出してくる。落葉樹の森になると木々の紅葉が朝日に輝いて美しい。登山口からほぼ1時間でベンチのある一ノ尾テラス。しかし木々に囲まれあまり展望はよくない。
この一ノ尾尾根はほとんどが樹林帯で、山頂まで単調な登りが続くが、登山道はよく整備されているので歩きやすい。途中、和田方面からの登山道に合流し、木の階段が出てくると陣馬山頂にある茶店の横に到着する。
山頂は快晴、展望は申し分なかった。富士山の右には滝子山から大菩薩嶺に続く小金沢連嶺が伸び、北には三頭山や大岳山、さらに遠く浅間山も確認できた。途中の登山道では紅葉が盛りだったが、山頂付近の木々の葉はほとんど落ちて、早や晩秋の装いだった。
高尾山に至る尾根道ではたくさんの登山者とすれ違った。マスクをしている人も多い。明王峠で縦走路を分かれて相模湖駅に向かう。以前歩いたときは途中のピークは巻道を利用したが今回はピークを通過した。奈良本方面との分岐で直進、矢ノ音に向かう。山頂は林の中で小さな標識があるだけ。下山は左へ、「大平小屋」と書かれた道標にしたがって方面に向かうが結構な急坂、やはり巻道の方がお勧めである。次のピークの孫山も小さな標識とベンチがあるだけで展望はなし。登山道に合流するには踏み跡程度の道を進まなければならないのでこちらもあまりお勧めではない。
小原宿方面への分岐を過ぎると急降下が始まる。木の階段や小さな岩場が続くが、浮石や木の根が落ち葉に隠れているところがあるので注意したい。途中相模湖の展望台があり、中央道の車の音が大きくなると与瀬神社の神楽殿の隣に出る。神社の急な石段を下り、中央道を越えれば相模湖駅はすぐである。
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