行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
バス
この登山記録の行程
マキノ高原温泉さらさバス停(9:25)・・・登山口(9:39)・・・ブナの木平(10:18)・・・粟柄越(10:58)・・・赤坂山(11:09/11:25)・・・粟柄越(11:34)・・・寒風(12:25/12:36)・・・マキノ高原キャンプ場(13:48)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
山から里へと紅葉が降りてきたこの頃、滋賀県北部のマキノ高原へと出かけた。公共交通では登山スタートが遅くなる。初めての山域でもあるので、いくぶん短めのルート取りをした。
広いキャンプ場(冬はスキー場)の管理棟近くに赤坂山登山口がある。最初からかなり急登だが、振り向くとどんどん高度を上げて行くのが励みになる。休憩用あずま屋がある「ブナの木平」を経て堰堤を越え、斜面に広がるオオイワカガミの群落を愛でながら、やがてひとつ目の粟柄越標識に出会う。ふたつ目の粟柄越標識がもう少し先にあり、そこから赤坂山山頂まで距離は短いものの、雨裂のため少々歩き難い。山頂から『琵琶湖と日本海が同時に眺めることができる』らしい。そう言われても方角が違うので同時には無理だと思う。風はやや冷たかったが、多くの人がくつろいでいた。
先述したひとつ目の粟柄越まで戻り、大谷山方面へと進む。武奈ヶ岳や蓬莱山にも似た、開放的な草原の稜線が続く。そのかわり夏の陽射しや風雨は避けられない。マキノ高原を眼下に望む「寒風」までコースタイムよりだいぶ早く来たが、予定通りここからゲレンデへと降りる周回ルートでの下山とした。
この日歩いたのは滋賀・京都・福井県境をまたぐ中央分水嶺・高島トレイルの一部でもある。いつかこのトレイルをテント泊縦走してみたいと思い、駅の案内所で詳細マップ(1:25,000)を購入してきた。