行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
河口湖ICからR137号経由で西川新倉林道の駐車場へ向かう。
旧御坂トンネルから北側は冬季閉鎖になっている。
この登山記録の行程
三つ峠登山口(08:10)・・・毛無山(09:15 休憩10分)・・・開運山(09:30 休憩20分)・・・御巣鷹山(10:00 休憩10分)・・・大幡山(11:00 休憩10分)・・・大幡八丁峠(11:20)・・・清八山(11:35 休憩20分)・・・本社ヶ丸(12:25 休憩45分)・・・清八山(13:35 休憩10分)・・・大幡八丁峠(13:55)・・・三つ峠登山口(14:25)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
天気が良かったので富士山と南アルプスの眺望を見に三ツ峠ヘ向かった。三ツ峠はかなり前に行ったことがあるが富士山の眺望以外記憶にない。木無山、開運山、御巣鷹山の三つのピークを総称して三ツ峠と呼ぶそうだが三つのピークを巡ったかも定かではなく、久しぶりにやってみることにした。三ツ峠だけでも良かったが、ついでなので富嶽十二景の清八山と本社ヶ丸へ縦走することにした。
アプローチは旧137号から林道駐車場を目指す。駐車場の規模は小さいが15台くらいは置けそうな規模でトイレもある。駐車場からは清八林道が清八山へ向かって伸びているが車両進入禁止となっている。まずは三つ峠のうち木無山を目指す。三つ峠へ向かう登山道は大菩薩峠へ登る道のような林道が伸びていて林道を登っていく。軽自動車の四駆なら登っていけそうな道が山頂の山小屋まで続いていた。山頂の山小屋からすぐの展望地は富士山が眼前に大きく望めるので、ここに泊まるのも悪くないかもしれないが、林道歩きのような登山道なので夜道でも危険はなく、日の出を狙って夜道を登るのもありかもしれない。展望地から木無山は河口湖方面に稜線を歩き、10分ほどで到着。草原の奥に富士が望めるが富士以外の展望は木立に遮られている。木無山からは開運山に向かう。開運山からは南アルプスも望めたが、白峰三山は雲の中だった。三つ峠の稜線を吹き抜ける風は少し強くて寒かった。南アルプスの稜線は暴風になっていることだろう。上越国境では2日間で2mを超える積雪で関越道では3日間にわたる立ち往生が発生したとのことで、1冬に何度もない災害級の寒波になっている。例年上越国境のスキー場は積雪不足にやきもきする頃だが、今年はその心配は無用になったものの、コロナの感染拡大によるGO TOトラベルの休止でキャンセルが相次いでいるとのことで気の毒な形となってしまった。コロナの影響か陽気のためなのかはよくわからないが、登山者の数は非常に少なかった。南アルプスの眺望は午後に期待し御巣鷹山へ向かう。御巣鷹山山頂には放送設備が建てられ何もない山頂で無理に来る必要はないように思った。
御巣鷹山からは清八山へ向けて下っていく。寒さでペットボトルのドリンクもシャーベット状になっていたが、足元は泥濘はなかった。いくつかのピークを越えて2時間弱で清八山に到着。ここの山頂は富嶽十二景のひとつで富士の展望が大きく望め、南アルプスの展望も望める。ここで昼食をとり、最後のピークの本社ヶ丸へ向かう。本社ヶ丸へのルートは岩がちになりそれまでのコースとは少し趣が変わる。清八山からは小さなピークをいくつか越えて30分くらいで本社ヶ丸へ到着。ここも富嶽十二景のひとつで、山頂は広くはないが、南アルプスのほか八ヶ岳、奥秩父、大菩薩、丹沢等周辺の山塊がよく望めた。コーヒーで一服し来た道を大幡八丁峠へ戻り、大幡八丁峠からは林道を30分くらい歩いて駐車場に到着。
このルートは三つ峠周辺のピークをコンパクトに周遊でき、所要時間も6時間位と手軽に好展望を楽しめる好ルートだと感じた。逆ルートでもやれるが御巣鷹山への急登をこなして放送設備だけの山頂だと白けるように思うので反時計回りがいいように思う。富士を眺めるコースは冬枯れの時期にやることが多いが、今年は富士山の冠雪が少なくもう少し雪が降ってからでもよかったかもしれない。下山後は温泉に寄っても良かったが、寒くて露天風呂に入る気がしなかったので、中央道の渋滞前に帰宅の途についた。若干の渋滞はあったものの12月の中央道の交通量は少なくなることもあり、2時間半位で帰宅できた。
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