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遥かな尾瀬と燧ヶ岳(小屋泊)

尾瀬沼、燧ヶ岳、尾瀬ヶ原、アヤメ平ほか( 関東)

パーティ: 1人 (VAN さん )

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行程・コース

天候

1日目:晴れ時々曇り、2日目:早朝晴れのち曇り、北西の風、3日目:晴れ、北東の風

利用した登山口

大清水   鳩待峠  

登山口へのアクセス

バス
その他: 関越交通高速バス(バスタ新宿ー大清水)

この登山記録の行程

【1日目】
大清水(11:15)・・・三平橋(12:08)・・・三平峠(尾瀬峠)(13:05)・・・三平下(13:21)

【2日目】
三平下(04:22)・・・尾瀬沼東岸(04:45)・・・浅湖湿原(05:03)・・・ナデッ窪道分岐(07:46)・・・俎嵓(08:07)[休憩 13分]・・・柴安嵓(08:50)[休憩 53分]・・・燧ヶ岳分岐(12:08)・・・見晴(下田代十字路)(12:18)[休憩 22分]・・・竜宮十字路(13:15)・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)(13:55)・・・牛首(14:05)・・・山ノ鼻(14:48)

【3日目】
山ノ鼻(04:15)・・・鳩待峠(05:08)[休憩 5分]・・・横田代(06:09)[休憩 23分]・・・アヤメ平(07:26)[休憩 5分]・・・富士見小屋(07:53)[休憩 10分]・・・富士見峠(08:08)・・・白尾山(08:45)・・・皿伏山(10:12)・・・大清水平(11:00)[休憩 35分]・・・皿伏山分岐(11:49)・・・三平下(12:07)[休憩 10分]・・・三平峠(尾瀬峠)(12:32)・・・三平橋(13:09)・・・大清水(13:49)

コース

総距離
約46.0km
累積標高差
上り約2,555m
下り約2,555m
コースタイム
標準19時間20
自己19時間10
倍率0.99

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今年はミズバショウの開花が早く、尾瀬ヶ原ではすでに見頃を過ぎたという情報は得ていたが、沼周辺はまだ咲き残りが多かった。標高の高い横田代、大清水平ではちょうど見頃を迎えていて目論見通りだった。途中の名も無い池塘にもたくさん咲いていた。

コース概況
大清水〜三平下:三平橋まで長い林道。途中水場あり。
尾瀬沼周辺:木道整備。状態悪いものもある。南岸〜西岸、途中倒木あり。
長英新道〜俎嵓:途中残雪。ピンクリボンを頼りに。4合目あたりから沼が見え始める。ナデッ窪分岐はロープが張ってあり下れない。7〜8合目シャクナゲ多い。8〜9合目残雪トラバースあり。
俎嵓〜柴安嵓:本ルート核心部。この時期、柴安嵓東急斜面に残雪。チェーンスパイクとトレッキングポール使用。一歩一歩確実にステップを刻みながら乗り切った。登る前に滑落時の停止姿勢を確認しておく。
柴安嵓〜見晴新道:旧温泉小屋分岐を過ぎた谷筋に小雪渓50mほど。泥濘残雪倒木多数あり。ゲイター、チェーンスパイク、トレッキングポール等必要。荒れているのでピンクリボンを頼りに。
見晴〜尾瀬ヶ原〜山ノ鼻:木道。
山ノ鼻〜鳩待峠:木道。
鳩待峠〜アヤメ平:木道。状態の悪いものあり。
アヤメ平〜三平下:皿伏山北面、残雪多くスリップ、ツボ足注意。大清水平〜皿伏山分岐間に大量の倒木があるが、切断処理されて通行に支障なし。
以降省略。

気温
1日目:24℃、2日目:4〜17℃、3日目:4〜25℃。気温差大きくレイヤリングでこまめに調整。

電波状況
docomoは大清水、鳩待峠周辺から先は基本使えない。標高を上げて片品村を見通せる位置では若干の入感あり。auは使えるらしい。尾瀬沼山荘、至仏山荘は無料Wi-Fiあり。(要ログインアカウント)

関越交通高速バス(バスタ新宿ー大清水):電源コンセント、無料Wi-Fiなし。
利用者:往路5名、復路9名。

初めての尾瀬。天候もまずます、ミズバショウもたくさん見ることができて大満足だった。
次は別の季節に、至仏山と合わせて訪れたい。

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フォトギャラリー:105枚

高速バスで大清水まで。

長い林道を歩く。ハルゼミの大合唱がお出迎え。シャトルバスはまだ運行していない。

三平橋を過ぎると本格的な登山道。

岩清水の水場。

木道が敷設されていて歩きやすい。

尾瀬沼が見えてきた。

尾瀬沼山荘に到着。本日の宿泊は自分一人だけ。

尾瀬沼を散策。

ミズバショウはまだ咲き残りが多かった。

タテヤマリンドウ。

風呂も独り占め。

豪華な夕食。

石楠花色に黄昏れる。

山で清潔な布団で寝る幸せ。

早朝の出発。

霧の中に浮かびくる。

長英新道へ。

まだ残雪は多い。

ピンクリボンを頼りに。

朝食弁当。

イワナシ。

マイヅルソウはまだ蕾。

稜線のミネザクラは開花したところ。

サンカヨウ。

ビンズイ。

ルリビタキ(オス)。まともに撮れた試しがない。

ナデッ窪分岐。

ナデッ窪ルートは登りの利用が望ましいそう。下れないようトラロープが張ってある。

残雪のトラバース。

コメバツガザクラ。

柴安嵓が見えてくる。もしかしてあの残雪を登るのか。

ミヤマキンバイ。

俎嵓到着。

柴安嵓にアタック。

チェーンスパイク装備。一歩一歩ステップを刻みながら上がる。

なんとか登ることができた。

ミソサザイ?

柴安嵓到着。

尾瀬ヶ原と至仏山が一望。

見晴新道を下る。温泉小屋分岐から少し下った所に小雪渓50mほど。

道は荒れている。

マッド

&スノー

残雪は薄く、踏み抜き注意。

ムラサキヤシオ。

見晴新道分岐。

見晴はオシャレな山小屋が多い。

尾瀬ヶ原をゆく。

ヒメシャクナゲが見頃。

リュウキンカ。

有名な撮影スポット。

ミツバオウレン。

レンゲツツジ。

ホオアカ。

ミツガシワ。

至仏山荘に到着。

相部屋利用は自分一人のみ。他に個室利用が1組。

豪華な夕食。

早朝の出発。

コバイケイソウ。

シラネアオイ。

一株だけ電気柵に囲まれて。

エイレイソウ。

至仏山に陽が当たる。

鳩待峠からアヤメ平へ。

横田代のミズバショウはちょうど見頃を迎えていた。

ショウジョウバカマ。

アヤメ平。

カッコウ。

ウグイス。藪の中で鳴くものと思っていたが、木のてっぺんで堂々と鳴いていた。

富士見小屋跡。近くに整備されたトイレあり。

倒木。

マイクロ波反射板。

残雪のトラバース。

コミヤマカタバミ。

大清水平。

こちらのミズバショウもちょうど見頃。

尾瀬沼南岸へ下る。大量の倒木があるが、切断されて通行に支障はない。

皿伏山分岐(尾瀬沼南岸)。

さらば尾瀬。

長い林道を黙々と下る。

大清水ゴール。

休憩所でビール。

花豆ソフト。

高速バスで帰路に着く。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
軽アイゼン トレッキングポール GPS機器 ストーブ 燃料 ライター
カップ クッカー カトラリー
【その他】 モバイルバッテリー、アルコールジェル、マスク、日焼け止め

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