行程・コース
天候
晴れのち曇り 夕方は雨
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
前日に沢渡バスターミナルに車を置いて、別の車で中房温泉登山口に向かった。当日は人気の登山道に連休が重なって想像以上の混雑で、朝4時時点で中房温泉登山口の駐車場は満車状態。警備員に誘導され有明山神社の駐車場へ。そこからはシャトルバスかタクシーで向かう以外に方法が無かった。シャトルバスは片道1300円、タクシーは片道6300円だったが、バスだと登山口の混雑とその後の登山道の渋滞が懸念されたため、4人乗合でタクシーで向かった。(乗合で1人1600円くらい)
この登山記録の行程
【1日目】
中房・燕岳登山口(04:58)・・・第2ベンチ(05:50)[休憩 8分]・・・合戦小屋(07:10)[休憩 15分]・・・燕山荘(08:17)[休憩 52分]・・・燕岳(09:45)[休憩 9分]・・・燕山荘(10:25)[休憩 5分]・・・大下りの頭(11:17)[休憩 3分]・・・切通岩(12:32)[休憩 5分]・・・大天井ヒュッテ(13:23)
【2日目】
大天井ヒュッテ(05:49)・・・ヒュッテ西岳(07:41)[休憩 9分]・・・水俣乗越(08:33)[休憩 10分]・・・ヒュッテ大槍(10:12)[休憩 32分]・・・槍ヶ岳山荘(11:31)[休憩 103分]・・・槍ヶ岳(13:31)[休憩 20分]・・・槍ヶ岳山荘(14:14)
【3日目】
槍ヶ岳山荘(03:01)・・・槍ヶ岳(03:35)[休憩 53分]・・・槍ヶ岳山荘(04:50)[休憩 72分]・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ(06:25)・・・グリーンバンド(06:51)・・・天狗原分岐(07:26)・・・水俣乗越分岐(08:01)[休憩 9分]・・・ババ平(08:29)・・・槍沢ロッヂ(08:52)[休憩 16分]・・・一ノ俣(09:39)・・・横尾(10:25)[休憩 34分]・・・徳沢(11:53)・・・明神(12:51)[休憩 7分]・・・河童橋(13:40)[休憩 11分]・・・上高地バスターミナル(13:55)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
健脚者向けのロングコース。天候には恵まれたが日差しが強く、稜線歩きも風がないと蒸し風呂状態。そんな天候のせいかガスの発生が早く、9時を過ぎると徐々にガスに包まれ始めた。夕方には雷雨の危険もあったので早めに山小屋に到着できるスケジュールで臨んだ。燕岳までの合戦尾根、大天井岳までの表銀座は特に危険な個所も無く歩きやすい。この時期はコマクサの群生を見ることができた。燕山荘や燕岳は人で賑わっていたが、大天井への稜線はまばらだった。表銀座を大天井へ向けて進み、切通岩から先の分岐で大天井ヒュッテまでトラバースする道は多少の滑落危険カ所もあるが落ち着いて行けば問題ない。大天井ヒュッテは小さな山小屋だが、食事がとても美味しい。疲れた体にやさしい味噌汁はとても沁みる。個室を予約していたが、入り口はオープンになっていて半個室という感じだった。隣の部屋のいびきは良く聞こえるので耳栓を持参することをお勧めする。そこから先の西岳ヒュッテまでもよく整備されている。西岳から水俣乗越の分岐までは急な下り坂になっていて長い梯子や鎖場がある。東鎌尾根は前々日に滑落者も出ていたがそれほど危険は感じなかった。やはり自分の体力と体調、当日の天候をよく考えて無理をしない事が大切だ。山は逃げないので次回またチャレンジしようくらいの心の余裕が欲しい。槍ヶ岳が目の前に見えると、そこからの道のりが長く感じるが(登山あるある)じっくりと進みたい。槍ヶ岳山荘からは、槍ヶ岳のアタックルートが渋滞しているかどうかが良く見える。タイミングを計ってからアタックした。初めての槍ヶ岳登頂だったので興奮からなのか滑落の危険からなのか少し心拍数が上がっているのが分かった。落ち着いて登れば問題はなく、大人のアスレチックという感じで楽しめた。山荘で一泊し、翌日の早朝もご来光を見るために再度アタックした。ガスが多く出ていたが、山頂だけは晴れていて、ほとんどの山が雲海に沈む中の朝焼けを前に、今自分が槍の穂先にいる事を思うと感慨深くなった。その後はまた濃いガスに包まれて、残念ながらご来光までは拝めなかったが満足だ。槍ヶ岳山荘は大きな山小屋で観光地といった具合だ。自販機もあり何でも買うことが出来るという印象。収容人数が多いためか食事はあまり高望みできないが十分に美味しい。山小屋のスタッフには感謝しかない。槍から上高地までは長い下りなので疲労が溜まりやすい。梓川の流れる音と森林浴を楽しみながらのんびりと下山した。
フォトギャラリー:46枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | タオル |
| 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | ノート・筆記用具 |
| 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 |
| ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
| ライター |


















































