行程・コース
天候
早朝曇り、日中晴れていたが、夕方雷雨。2日目は終日晴れ、下山後に激しい雷雨。
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
東京多摩地区を午前2時半に出発、圏央道・関越道を経て沼田ICより一般道、大清水駐車場へ5時半に到着。
第1駐車場は満車で、第2駐車場へ。この時点で半分程度埋まっていた。
大清水より一ノ瀬までシャトルバス 6:00発(片道¥700)を利用、乗車時間凡そ10分。
この登山記録の行程
【1日目】
三平橋(06:13)・・・三平峠(尾瀬峠)(07:33)[休憩 20分]・・・三平下(08:16)[休憩 6分]・・・尾瀬沼東岸(08:45)[休憩 25分]・・・浅湖湿原(09:28)[休憩 2分]・・・ナデッ窪道分岐・・・爼ぐら(12:52)[休憩 15分]・・・柴安ぐら(13:41)[休憩 21分]・・・燧ヶ岳分岐(16:50)[休憩 3分]・・・見晴(下田代十字路)(17:02)
【2日目】
見晴(下田代十字路)(07:08)・・・竜宮十字路(07:44)[休憩 12分]・・・ヨッピ橋(08:24)[休憩 10分]・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)(09:26)[休憩 10分]・・・牛首・・・山ノ鼻(10:31)[休憩 30分]・・・鳩待峠(12:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回登山は100名山である燧ヶ岳と至仏山を制覇すること。
途中見晴らしキャンプ場でテン泊すること。
涸沢へのテン泊装備に耐えること、以上の目的を持った登山であった。
公共交通機関を利用することで、尾瀬への入り口と出口を変え、最大限尾瀬を満喫する。
流石の4連休初日、6時のシャトルバス(片道700円)も満員で3台乗車。
一ノ瀬休憩所より爽やかな整備された登山道を元気よく出発。しかし、前日の雨の影響で、木道が滑る滑る。予測はしていたがここまでとは。
慎重に歩みを進めコースタイムとは程遠い足取りで尾瀬沼を目指す。
尾瀬沼では対岸にそびえる燧ヶ岳を目にし、心を躍らせる、後の地獄も知らないで。
ビジターセンターで軽い昼食と水の補給を行いイザ出発。
長英新道分岐より本格的な登山開始、登り始めのしばらくは良かったが、少し進むとぬかるみ地獄。先人の方に聞いてはいたがここまでとは。
道中1合目から頂上まで標識があるのだが、尾瀬沼から見上げた燧ヶ岳とは違い、その間隔の長さそしてザックの重さにシビレタ。
相方が今年初登山と言う事もあり、ペースを落としながらとなったが、遠くの空でゴロゴロ怪しげな音が・・・
4合目を過ぎたあたりから傾斜もきつくなったが、代わりに尾瀬沼を見下ろせるようになり、励みになった(かな?)
ミノブチ岳当たりからだろうか前方に頂上らしき姿が、イヤ双耳峰なのにピークが3つ位見える?
とか考えながら近くて遠いピークを目指す。
ナデツ窪分岐まで来ると雷の音に加え雲行きも怪しくなって来た。
疲労の増す中、俎嵓、柴安嵓を目指すか尾瀬沼に降りるか選択に迫られたが、やはりここまで来て目の前にピークがあったら行くでしょ。
と、苦労しながら愚痴こぼしながらも両ピークを制覇。
雷も片品村の方までで、こちらに来る気配もなさそうだし、何より尾瀬ヶ原の向こうに見える至仏山、尾瀬のすべてを見渡すようで最高の景色、来てよかった。
夏場で日が長いとは言え、ここまでコースタイムを超えるペースなので、見晴らしキャンプ場に明るいうちに着きたいと見晴らし新道へ歩みを進めるが、長英新道より傾斜がきつく感じられ、ぬかるみもひどく、ペースアップには程遠い状態、焦るの一言。
さらには見晴新道分岐手前あたりでとうとう雨に降られてしまった。
17時過ぎになんとか燧小屋へ到着するもテントの設営など出来る状態では無かったが、開き直り小屋で雨宿りするとともに缶ビールで先に乾杯、本当に美味しかった、至福の時。
そうこうするうちに雨も上がり、キャンプ場へ移動テントの設営へ。
先客の方々は雨降り前に最高の場所を確保したのでしょうが、場所によっては水路だったり、テントが冠水していたりと雨に降られないとわからないことも。
結果我々はトイレ近くの受水槽上のコンクリート上へ設営。
水はけも良く、平らで何より快適であった。(本来設営しても良いのかどうかは未確認です、率先して真似しないでください)
翌日、本来なら至仏山へ登り鳩待峠へ降りる計画であったが、同伴者の一人が前日の木道で足を滑らせ膝を強打、もう一人もシーズン初登山で体力の限界をと仰るので、至仏山を諦め尾瀬を満喫することに切り替えた。
2日目も予報に反して朝から晴天、後方に燧ヶ岳を従え、前方に至仏山を拝みながら最高のハイキングを開始。
竜宮十字路手前で福島県から群馬県に入り、同じ景色ではつまらないと、右手に折れヨッピ吊り橋を目指す。
途中今まで気づかなかった池塘やニッコウキスゲに癒され山の鼻を目指す。
山の鼻で最後の大休憩をはさみいよいよラストの鳩待峠へ登り返し。
イヤイヤこの登り、疲労のたまった最後にこれは中々キツイね。
尾瀬散策を軽く見てたらヤバいね。特にテン泊装備で百名山を登るのならなおさらですね。
12時半頃に鳩待峠へ到着、尾瀬戸倉行きのバス(片道1,000円)が間もなく発車とのアナウンスに休む間もなく乗車。
尾瀬戸倉で30分程待った後、13時45分発、大清水行き最終バス(片道620円 ICカード利用可)で乗車、無事登山終了。
装備品を車に積み込み東京へ向け出発すると、前方の視界を遮るほどの激しい雷雨、いやーついてました今回は。
フォトギャラリー:24枚
大清水第2駐車場
大清水から一ノ瀬休憩所行きのシャトルバス
三平峠
三平下 尾瀬沼山荘
尾瀬沼ビジターセンター
売店では軽食から飲み物、ビールも有るよ
ザ、尾瀬
尾瀬沼の対岸にそびえる燧ヶ岳
色とりどりの花と虫たち
人を怖がらないトンボ
燧ヶ岳も4合目を過ぎると尾瀬沼を見下ろせる
俎嵓
俎嵓より柴安嵓を
柴安嵓
燧ヶ岳から至仏山を、眼下には尾瀬ヶ原が
見晴らしキャンプ場の朝
小さな川も
尾瀬ヶ原の向こうに至仏山
この橋を渡ると群馬県に
竜宮十字路
ここまで来て気が付いた池塘
寄り道したヨッピ吊橋
ニッコウキスゲと至仏山
山の鼻
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
健康保険証 | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 |
ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
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