・鍋割山登山口からの登山は、鎖場も有る急な登りである。視界が開け、草原に出ると鍋割山山頂近くになる。木製の階段を上りきると鍋割山山頂に着く。天候が悪いときには、山頂に長時間いられないほど強い風が吹く。
・荒山高原に向け進むと、かまど山・火起山を経由。見晴らしが良い。荒山高原まで景色を見ながら快適な登山である。荒山高原は、ひめゆり駐車場からの登山客で賑わっていた。ひめゆり駐車場から比較的容易に荒山・鍋割の山頂にアクセスできる。
・荒山高原から荒山までは、森林の間を縫って歩く。見晴らしは良くないが、晴天の時は直射日光に当たることが少なく山頂を目指すことができる。山頂近くになると、急な鎖場を何カ所か通過することになる。山頂は林の中である。
・荒山山頂から、小沼方面への急斜面の道は通行止めになっている。一旦南に尾根伝いに降りる必要がある。あずま屋に出ると分岐になり、小沼方面に抜ける道がある。今回のルートは、森林公園に向け西に進む。棚上十字路までの間に清涼な川を渡渉する。棚上十字路には、四阿があり突然の雷雨の時に避難することができる。今回の下山目標は森林公園駐車場なので、このまま南下する。広い稜線伝いに下り、下山目標駐車場近くはきつい勾配を下る。
・森林公園（荒山高原登山口）から、鍋割山登山口へ行くには、車道伝いに30分以上歩かなければならないが、行くことができる。今回は仲間の車を1台森林公園まで来て置いてあったので、乗用車で鍋割山登山口まで、あっという間にたどり着いた。