• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

磐梯山(花の山旅/バンダイクワガタとグンナイフウロに会う)2021

磐梯山( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: スキー場の駐車場が利用できます。数百台駐車できます。

この登山記録の行程

 猪苗代スキー場表登山口(07:05)・・・赤埴山山頂(08:56)【休憩10分】・・・天狗岩(10:29)【休憩10分】・・・弘法清水(10:50)【休憩5分】・・・山頂(11:20)【休憩55分】・・・翁島登山口(13:46)・・・昭和の森・・・猪苗代スキー場表登山口(14:44)

コース

総距離
約14.4km
累積標高差
上り約1,376m
下り約1,377m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

■梅雨時の山選びにはいつも苦労する。天気予報を聞いたり、天気図と睨めっこしたりしながら、当日まで迷い続けることが多い。今回も、まさにその通りで、当日の朝に予定を変更した。

■7月上旬に登りたい山の中で、最初に選んだのは磐梯山だ。まだ見ぬバンダイクワガタに会うには、この時期を逃すともう1年待たなければならない。前々日の予報では、東北地区が雨模様の中、磐梯山周辺は晴れと出ていた。
 ところが前日になって天気予報が大きく変わり、雨の予報となった。それで山行は、天気の比較的良い焼石岳に変更した。いつものように早出の準備をし、午前3時半に起きててんくらを見ると焼石岳はてんくらBで小雨模様となっている。磐梯山は・・とクリックして見ると、こちらはてんくらAで晴れ間が覗く予報に変わっていた。念のため、お天気ナビゲータで見通しを調べると、磐梯山も焼石岳も「悪い」となっていた。

■少し思案し、見通しが利かなくてもバンダイクワガタに出会えればよしと、予定を当初の磐梯山に戻した。これは正解だったようだ。麓の天気は晴れで、高度を上げるとガスに包まれたが、1500m地点辺りでは晴れ間も覗き、たくさんの花を見ることができた。

■スタートしてすぐにゲレンデを登る。この直登が単調だ。登山道に入ると次第に花が増え始め、赤埴山に近付くにつれ花が多くなってきた。ウラジロヨウラク、マルバシモツケ、ホツツジが特に目立つ。ガスで山頂からの眺めはなく、沼の平に下った。

■沼の平は湿原と池塘の中、樹林帯を行くが、ここは花が素晴らしい。
 ウラジロヨウラク、ミヤマカラマツは満開、ベニバナイチヤクソウも咲いていた。初めて出会ったのは、コケイラン、そしてお待ちかねのグンナイフウロである。どちらも特徴のある造形で、自然の不思議を感じながらじっくり鑑賞した。

■右手に櫛ヶ峰を見ながら、ザレ場を登って噴火口上部に出ると、裏磐梯の景色が開けた。この時には晴れ間が広がり、銅沼や桧原湖を見ることができた。
 さて、お目当てのバンダイクワガタはなかなか見つからない。
 黄金清水で休憩し、そこから弘法清水に向けて歩き出すと・・・咲いていた❗️
 数輪だけだが、独特の色合いと形状に感動し、しばらく見入っていた。

■弘法清水から山頂までは、すぐ着きそうで結構長く、いつもはもっとかかるのだが、今日はバンダイクワガタに会いたくて、9分で登ってしまった。
 山頂には・・・咲いていた❗️❗️あちこちに❗️それも見頃である❗️

■下りは激下りの翁島コース。晴れていれば猪苗代湖を眼下に見ながらの爽快コースだが、今日は生憎ガスで見えない。見えなくても激下りには変わりなく、ゲレンデに着くまでの1時間は、かなり膝に効いた。
 ゲレンデからは傾斜も緩み、快調に飛ばして登山口に到着。そこから車道を1時間近く歩いて駐車場に戻った。磐梯山は相変わらず雲の中に隠れていたが、猪苗代湖周辺には青空が広がり、湖面が青く光っていた。

続きを読む

フォトギャラリー:81枚

すべての写真を見る

装備・携行品

登った山

磐梯山

磐梯山

1,816m

よく似たコース

磐梯山 福島県

八方台から磐梯山往復 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
3時間45分
難易度
コース定数
17
磐梯山 福島県

裏磐梯から磐梯山往復のハードコース 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
6時間10分
難易度
コース定数
28
磐梯山 福島県

猪苗代スキー場から磐梯山に登り、裏磐梯へ縦走 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
6時間25分
難易度
コース定数
29
登山計画を立てる