幌尻岳　新冠陽希コース

日帰り

幌尻岳（北海道）

2021.08.12（木）～2021.08.14（土）

パーティ： 3人 (たけさん、ほか2名)

たけさん

行程・コース

天候

曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

【一日目】
イドンナップ山荘駐車場7:25〜いこい橋8:23〜奥新冠ダム12:13〜新冠ポロシリ山荘13:12
【二日目】
新冠ポロシリ山荘5:20〜渡渉地点6:15〜大岩9:10〜9:28幌尻岳10:37〜大岩10:55〜渡渉地点12:50〜13:30新冠ポロシリ山荘
【三日目】
新冠ポロシリ山荘5:45〜奥新冠ダム6:40〜いこい橋9:46〜イドンナップ山荘駐車場10:35

コース

総距離: 約40.6km

累積標高差: 上り約2,855m; 下り約2,855m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

【1日目】
雨の影響で、前日は林道が閉鎖されていましたが、ゲートも開き未舗装路を2時間近く走行し、無事にイドンナップ山荘に到着です。ここで、身支度を整えてこの日はポロシリ山荘まで林道歩きです。およそ5時間歩きますが、じわじわと登りの道です。3日分の食料や寝袋等いつもより重いザックでしたが、予定より少し早く、ポロシリ山荘に到着です。時間はたっぷりあるので、3日分の水を浄水しました。北海道の水はエキノコックスの疑いがあるため、そのまま飲むのはリスクが大きいようです。その後、パラパラ登山者が訪れ、合計で10名くらいで、小屋を利用しました。
【2日目】
我々は小屋に2泊の計画のため、慌てることはないのですが、周囲の登山者につられて4時に起床、ゆっくり朝食をとりましたが、5時半には出発です。沢の渡渉がありますが、水はそれほど多くなく、問題なく渡ることが出来ました。その後も道はわかりやすいのですが、背丈ほどの笹薮が密集しているためとても歩きにくい道です。笹薮が終わると景色も開け、お花も現れてきます。さらに登り続けると大岩が見えてきました。そして、大岩を過ぎると山頂は間近に迫ってきます。昨日、一緒に小屋を利用した方々は4時頃に出発していたので、みなさま登頂を終えて下山しており、山頂は我々で独占することが出来ました。時間もあるので、山頂で大休憩です。のんびりしているとチロロ林道からの登山者が続々と山頂に向かってきて、いつの間にか山頂は大賑わいです。その中に元気なワンちゃんもいました。トレラングループと共に走ってきたようです。1時間近く経過し、ガスが出てきたので、下山開始です。来た道を戻るため大きな問題もなく速やかに小屋まで戻りました。無理をすればイドンナップ山荘に行けますが、下山しても宿が無いので、計画通りポロシリ山荘にもう一泊です。
【3日目】
前日同様に早朝からガサガサうるさいので、我々も早めの行動となり早めの下山です。林道を歩きだし、ダムを超えたところに、大きな熊の糞がありました。とても生々しく少し前にここを熊が通過したようです。少し、緊張しましたがその後はキタキツネが現れたり、エゾ雷鳥が姿を見せてくれて楽しく歩くことが出来ました。イドンナップ山荘に到着し、荷物の整理をしていたところ、鹿も出てきて我々を見送ってくれました。未舗装路をしばらく走り、無事に念願の幌尻岳山行を終えることが出来ました。今回は天候にも恵まれ、快適な登山が出来ました。また、整備された山荘は快適で、管理している方々に感謝です。