行程・コース
天候
初日 晴れ 2日目 晴れ後曇り→午後は雨に
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
新宿から小田急箱根線バス(始発)で、御殿場駅へ。
ちょっとした事故があり渋滞。また、お客様の乗り降りで、時間が左右されるので、御殿場までは電車で行くのがベストです。
今回は、12分、到着が遅れ、到着バス停から、駅を介して反対側の須走5合目行きバスに乗るのは困難だったので、タクシーで5合目まで行きました。
同じバスに乗っていた外国人のお兄ちゃんと3名でタクシー代をシェア。一人2210円(6630円)でした。事前に調べていた料金は7170円だったので、ラッキー感がありました。
この登山記録の行程
【1日目】
須走口五合目(10:25)・・・六合目(11:50)[休憩 5分]・・・本六合目(12:47)[休憩 15分]・・・七合目(14:11)[休憩 10分]・・・本七合目(15:32)
【2日目】
本七合目(02:00)・・・八合目(下山道分岐)(02:32)[休憩 10分]・・・本八合目(03:22)[休憩 15分]・・・九合目(04:24)[休憩 2分]・・・須走口・吉田口頂上(04:56)[休憩 40分]・・・成就岳(05:40)・・・御殿場口頂上(06:10)・・・富士宮口頂上(06:15)[休憩 10分]・・・剣ヶ峰(06:47)[休憩 15分]・・・須走口・吉田口頂上(07:43)[休憩 15分]・・・八合目(下山道分岐)(08:57)[休憩 10分]・・・本七合目(09:32)[休憩 30分]・・・七合目(10:20)[休憩 5分]・・・砂払五合目(11:33)[休憩 15分]・・・須走口五合目(12:23)[休憩 20分]
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
バスの所で書きましたが、御殿場駅から須走5合目までのバスに確実に乗るには、御殿場までは、バス以外の方法で行ったほうが安心です。
12分、遅れた為、次のバスまでは4時間あるので、タクシーで行くことになりました。。。
(たまたま3人の乗り合いになったので、バス代+600円で済みましたが)
5合目では、2つの茶屋がありますが、東富士山荘を選択。
きのこづくしのメニューがあり、私はきのこそば、夫はきのこ塩麹焼きそばを選択。
出てきたサイズにびっくり!!
これでもか!というほど、たくさんのきのこが入っており、登山前のお腹を満たしてくれます。
また、最初に出てくるきのこ茶も塩味が効いていて美味しく、これも登山前の体に染みます。
着替える場所も無料、お手洗いも無料、荷物預かりも無料で、しかも女将さん?と思われる方が大変親切にしてくれまして、本当に満足なサービスでした!
さて、気を良くしたまま、いざ登山開始!ついてから約70分後です。
天気は晴れ。気温も高く、半袖、スパッツ、短パンで登り始めました。
これまでで吉田ルート、プリンスルートを経験しましたが、須走ルートは森林がかなり長く続き、晴れていても森林のおかげで快適に登ることが出来ました。
夫は高山病に毎度、なっているので、ゆっくりと登りましたが、宿泊の本7合目の見晴館(3200m)までは、ほぼ標準時間で登りました。
見晴館は、20年にトイレも、寝床もすべてキレイにしたらしく、大変快適に過ごせました。
平日ということもあって、お客様はとても少なかったです。
夕食は、サラダとカレー。美味しかったです。
この日、ご来光は5:10分。
8合目から吉田ルートと合流するため、渋滞を考えて深夜1時に出発しようと思いましたが、宿のご主人いわく、「今年は全然混んでないから3時間で十分」とのこと。
2時に出発しました。
途中、夫が高山病の為にペースがかなり落ちたので、8.5合目すぎからは、私一人、ペースを上げ、なんとかご来光15分前に頂上に到着。
前にガイドさんに聞いた、頂上についたら、右手側が一番キレイにご来光が見えるポイントで待つこと・・・・10分と思いきや、雲が合ったせいで、結局、ご来光が見えたのは5:13分ごろでした。
そこからまた10分ちょっとしてから、夫が到着。
夫は9.5合目くらいで、ご来光を迎えたそうです。
さて、ここに来るまでにとても困った箇所があります。
8.5合目の上江戸屋とトモエ館が並んだところですが、看板にルートがありますが、
全部のルートにバツ印が書いてあり、さらに看板の横のところにはロープが張ってあり、
どのルートが正解なのか、よくわかりません。
正解は、ロープが貼ってあるところに、人、一人分が通る階段みたいなのがあって、そこを通過すると、無事、吉田ルートとの合流ポイント、上江戸屋とトモエ館の間に到着します。
間違うと、引き返す羽目になりますが、この道がそれなりに距離があるので、辛いです。
頂上の話に戻りますが、今回は初のお鉢巡りへ!
結構、風が強く吹いていましたので、フリース、ダウン、かっぱと、持ってきた服を全部着て開始しました。
時々、体を持っていかれるほどの強風が吹いていましたが、なんとか御殿場ルートの頂上に到着。
そこの売店に入ろうと思ったら・・・なんとすでに閉店されていました。隣の神社も閉じていて、お手洗いだけは使えるようになっていました。
驚いたのは、こちらのお手洗いもとてもきれいになっており、臭い匂いは全くなく、むしろ消毒の匂いがするくらいでした。
人が少ないとこんな感じなのか?と思いました。
その後、剣ヶ峰へ。2019年も、御殿場口から登りましたが、ここは最高にキツイです・・・
ずるずると足を取られるので、際にある鉄の柵?を伝って、これが最後の上り!(じゃないんですけど)と思って、上りました。
2度目の剣ヶ峰は、本当に晴れ晴れしく、周りにいる皆さんが皆喜んでいて、写真の取り合いっこをしました。(笑)
いつもでしたら混んでいるはずの剣ヶ峰ですが、風も吹かず、いいかんじでしたので、お弁当をいただきました。
もう2度と、こんなチャンスは無いだろうな・・・
腹ごしらえをした後は、お鉢めぐりの続きです。
時々吹き付ける突風には閉口しましたが、楽しくめぐりました。
各頂上口とは真反対から見る外界の景色は、富士山の山陰も見えて、最高でした!
ちなみに、お鉢めぐりは平坦な道を行くのではなく、下ったり登ったりしながら、巡ります。
昔は、お鉢めぐりをして、本当の富士山巡礼となったそうで、それが出来て満足でした。
休憩をして、下山。
私は下山が弱く、3年前の吉田では散々な思いをしました。それもあって須走ルートを選んだのですが、他の方の記録を見ると、8合目まで降りる段階で、膝が痛むと書いてありました。
その対策として、後ろ向きで歩くことを決断。
夫に目になってもらい、自分でも下を覗き込みながら、降りて行きました。
それでも普通の人より、若干遅いくらいでしたが、随分と楽に降りることができました。
7合目すぎると砂走りです。
2年前、大砂走りを経験していますが、大砂走りほどとは言えませんが、かなりふかふかの地面を滑り降ります。1歩で80cm~1mくらい進みます。
ただ、ところどころ、地面が硬い部分もあり、調子よく行くところと、硬いところは慎重に歩くのを繰り返す感じです。
8合目まで、後ろ向きに下っていたので、膝を温存することが出来、砂走を楽しめました。
砂走後は、膝が完全に笑っていました。(笑)
砂走が終わると、森林の道を抜けて、5合目に帰ってきます。
岩が辛いですが、それでも調子よく下れました。
結果的に、下りタイムはいつも2割~3割増しの時間になるはずなのに、標準タイムで降りることが出来ました。バスの時間があるので、かなり下り時間を心配したのですが、大丈夫でした。
5合目に着くと、荷物を預けていたので、また同じ茶屋に入って、きのこたっぷりの別のメニューを食し、バスを待ちました。
茶屋に入った途端に、雨が振り始めました。
バスは、御殿場駅までではなく、御殿場アウトレット行きでした。(13:45分発→14:55着)
アウトレットまで行き、アウトレット内の「木の花湯」という温泉に入って、さっぱりした後に、アウトレット内のフードコートでさらにお腹を満たし(笑)、買い物をして、アウトレットから新宿に直行のバスで帰りました。(JRバス。20時発→21時45分着)
ちなみに、アウトレットで1000円以上買ってから、「木の花湯」に行くと、お安く入浴出来ます。(でも、登山でドロドロのまま、買い物するのは辛いですけど)
フォトギャラリー:12枚
1日目、夕方にでていた、富士山の影
2日目これから出発!
9.8合目くらいのところから、もうすぐご来光
もうすぐ頂上!
ご来光の少し前。頂上から。
ご来光
富士山ガイドさんいわく、50%の確率でしか見れないそう。
私、3回登って、3回見ています。ラッキー♪
お鉢巡りの図。これから行ってきます!
火口の底が見えます
御殿場口頂上の奥宮。しまってます。
剣ヶ峰
お鉢巡りをしないと撮れない、富士山の影
お鉢巡り中に見た彩雲
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ |
サングラス | 着替え | 地図 | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 非常食 |
行動食 | トレッキングポール | ||||
【その他】
生理用品、ゲイター(必須)、マスク・フェイスマスク(必須)、酸素缶、イヤーマフ(必須)、ハイドレートチューブ、バッテリー、iphoneケーブル、銀の風よけ(防災用)、使い捨てカイロ、簡易トイレ、簡易トイレ用ポンチョ, リップ、日焼け止め |