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藪漕ぎならぬ茅漕ぎに苦戦した箱石尾根-阿蘇五岳3-3

根子岳( 九州・沖縄)

パーティ: 1人 (nagasen さん )

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行程・コース

天候

晴れ

利用した登山口

釣井尾根登山口  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 国体道路から国道57号に出て阿蘇・大分方面へ。坂梨の交差点を右折して国道265号を箱石峠へ向かう。峠のやや手前、右側にに釣井尾根登山口があり、少し下りた所に僅かな駐車スペースがある。電波塔が目印。

この登山記録の行程

釣井尾根登山口(10:15)・・・箱石峠分岐(11:22)[休憩 5分]・・・根子岳東峰(11:57)[休憩 28分]・・・箱石峠分岐(12:42)・・・箱石峠(14:05)[休憩 5分]・・・釣井尾根登山口(14:26)

コース

総距離
約6.5km
累積標高差
上り約958m
下り約958m
コースタイム
標準3時間30
自己3時間33
倍率1.01

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

秋晴れの素晴らしい天気の下、釣井尾根登山口を出発。箱石峠分岐までの途中に「ザイルが必要」「勇気をもって引き返す決断も」などと書かれた看板にやや不安も感じたが、そのまま歩を進めた。イノシシが掘り返した跡が至る所にあったが、さしたる影響もなく登ることができた。途中で振り返り眺める眺望が素晴らしく、疲れを感じることもなかった。また、後半の急登も痩せ尾根も、事前には「構えて」いたが、問題なく乗り切ることができた。頂上からの360度の展望は今回が最高、特に天狗岩から高岳、仙酔峡への裾野の広がりは感動的だった。くじゅうの連山や九州山地の山並みも美しかった。頂上を示す標柱が新しくなっていた。
帰路は箱石尾根を通るルート。箱石峠分岐から暫くはススキをかき分けながら進むルートに苦労したが無事通過。その後、灌木帯に入るとシカだろうかイノシシだろうか歩き回った跡や倒木で踏み跡を見失い、ルートを外してしまった。幸い早めに気付きE2の標識に戻ることができたが、倒木などを回り込むときは十分気を付けなければと再確認した。
灌木帯を抜けた後は更に凄いススキ野。身長を越えるススキをポールでかき分けながら急斜面や段差に注意して進まなければならず、悪戦苦闘の連続。箱石峠の車道に下りてホッとした時には、予定時間を20分以上オーバーしていた。ただ、峠から登山口に下りる車道では、ススキの波と根子岳の稜線を見ながら、すべてを楽しい思い出として振り返りつつのんびり歩く自分がいた。

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フォトギャラリー:44枚

スタート。右に下り、上り返して、電波塔雨量計から植林脇のススキの道を進む

下山ルートの箱石尾根が見える

少し登ると高岳が見えてきた

ススキの道が終わると、いよいよ急登が始まる

幅が極端に狭いトラバース道や登路脇が鋭く切れ落ちている所に注意しながら進む

目指す山頂が見える

箱石峠分岐

かなりの急登が待っていた

木々の姿やその間から見える眺望が疲れを和らげる

ほぼ垂直にかかっている梯を下りる

すぐ横が切れ落ちている登路

岩が大きな口を開けているよう

見上げると、切り立った崖

左側は落ち込んでいる狭い道。トラロープがあるが、頼らず慎重に進む

頂上かと思いきや・・・

まだまだ急登が続く

でも、絵画のような眺望に疲れも吹っ飛ぶ

今度こそ、回り込めば頂上

東峰頂上。標柱が新しくなっていた

天狗岩から高岳への展望が素晴らしかった

裾野から阿蘇の町、外輪山へと続く美しい景色

東から南東方向の眺望。傾山や祖母山がそびえる

帰路。箱石峠分岐を箱石尾根へ。(ロープで遮ってあったのに越えて進んだのがいけなかったかも・・)

背丈を越えるススキが行く手を阻む

ススキの藪をやっと抜けたと思ったら、倒木や動物が荒らした跡で踏み分けが見当たらない

尾根のルートを外れ、斜面を歩いていたようだが、スマホの力を借りて正規のルートに戻ることができた

見晴らしの良い場所へ出て一安心

しばらく進んで振り返ると、迷い込んだと思われる林が見えた

すがすがしい秋晴れの空とは裏腹に、ススキの道に悪戦苦闘

ススキから解放され、しばしのハイキング気分

数分後には再びススキの道へ

ススキにアザミやノギク(?)が加わる

根子岳に背中を押され前進する

やっと車道が見えてきた

道路脇に腰掛け、長かった下山を振り返る

バイクツーリングではじっくり見ることのない風景を楽しむ

コースのほぼ全体を見渡せる記帳所近く

無事ゴール。愛車が待っていた

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック 水筒・テルモス タオル 帽子 グローブ サングラス
着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ
登山計画書(控え) 健康保険証 ホイッスル 医療品 非常食 行動食

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登った山

根子岳

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