行程・コース
天候
初日:雪→昼小雨→午後曇りから天気回復 2日目:快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
10月25日(金) 夜8:50自宅にて1人目合流→車入れ替えで2人目ピックアップ 京葉道路花輪IC230円→首都高速経由1160円→中央道安曇野IC3720円(深夜割引き)→扇沢・回送業者指定駐車場14:00
※18:30~回想業者引き渡しまで仮眠
10月26日(土)黒部ダム行きバス※WEB予約7:30→黒部ダム7:48★トイレ休憩
10月27日(日)欅平駅15:19・・・宇奈月温泉駅16:35着
★駅前有料駐車場荷物置き・・・ホテル・フィール宇奈月で入浴550円
この登山記録の行程
黒部ダム駅7:46着・・・十字峡13:42・・・半月今日14:35・・・S字峡14:38・・・仙人ダム15:46・・・阿曽原温泉小屋17:05(初日テント泊)
☆入浴代含み1800円
阿曽原温泉小屋7:20・・・大太鼓10:10・・・蜆谷11:35・・・欅平13:10
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
9月から「下廊下に行かない?」と誘いに応じるも、予定日は天候不良で順延×2回目。「天気が悪ければ行かないよ~」との言葉だったが、阿曽原温泉小屋の今年度営業も佳境を迎え、やっと皆で「行こうか~」と足を運ぶ。数年前に行った下廊下が素晴らしかったそうで、再訪したかったんだって。言い出しっぺの彼。今回は『焼肉やりたい!』一心で一番荷物が重い・・。((+_+))
先週末の天気は急転して、阿曽原は晴れだったらしい・・・。まもなく小屋閉めする秘境に無理してでも行きたいのはサラリーマンの悲しい性。勤労世代は退職しなきゃ、平日山行は無理なのよ。休暇の融通の利く友人は9月の平日に祖母谷温泉に前泊し、阿曽原に2泊とテント場で長逗留。「良かったよ~」と助言をくれた。平日が空いて何よりテン場が快適なのは百も承知。実に30年振りの黒部ダム行きバス。回送業者に車を預け、(友人が事前にWEB予約を入れ)、7時半の始発バスに乗車。始発と言っても遠足バスのよう。一体何人乗ってくるのか?(これが皆、阿曽原目的だと・・) 噂のトイレは男女共用。身体に悪いが山とか岩に行くと夢中になって尿意・便意が停まる。この日も阿曽原まで保った。紙パンツは杞憂。その辺で用足しできる男性達は羨ましい。ダムから下廊下の取り付きまでそれなりの人数が九十九折れの坂を下降。ライトアンドファストの若者達はさらっと追い越していく。
高度に不慣れな人は慎重になりすぎ腰がひけている。木の階段を登って降りて・・・。高低差のある登山よりも運動量は多いかな~。内蔵助谷まで抜かれつ抜きつ・・だが、我がチームは長距離初めての初心者を含む中年グループ。1時間歩いては休みたくなるよね?おまけに明け方から小雪が降り、行楽日和ではない。時間経過で雪が雨に代わり十字峡通過。ヘルメット着用で細い水平歩道の崖の小道を17キロ担いで歩く。視界も狭くて景色を楽しむ余裕なし。予想通り重荷が祟って阿曽原着は17時5分。テン場はほぼ埋まり端っこに辛うじて張らせて頂く。同じバスで見かけた若者の我々への当てつけ放言が耳に届く。「今頃到着ですか~。何時間かかってんだよ」《うん、そうだね。若者。荷重が違うんだよ。土俵が違う。縦走と小屋泊では。》と心中言葉を返す。小屋にはベテラン、素人、年齢・国籍を超えていろんな人が来る。頭には来ないがただ、《小僧はアホだな~》と思った。
欅平のテン場でお洒落テントを満喫中の若いお兄さんの三角テントの背後にある崖すれすれのスペースに1人テントを張らせて頂く。何とか寝床確保。やっと、やっと友人念願のテントディナー。小さな焼肉用の鉄板にお肉じゅ~じゅ~。ああ、美味しい。出る出るビールに日本酒。モツ鍋ラーメンを締めに日暮れて満腹。食後解散となって各自テントで休憩。早朝4時頃にはそれぞれがテントを片付け出立して行く。隣のテントのお兄さんが「昨日、いい匂いがして、羨ましかったす」と言い残し、ヘッデン灯して欅平へ向かっていった。仲間は寝入って起きてこない。朝6時テン場のキャパは1/3程度。仲間はまだ起きず・・・。痺れをきらし声をかけ起床です・・。 初日の足を鈍らせた食材は消費し、歩荷の荷は軽い。7時過ぎに出発。焼き肉隊長、風呂にも行かずに散々寝たので充電マンタン。夕べ、風呂に行く途中の平坦な場所にもテントを張っている人がいた。欅平テン場からあぶれた人々の苦肉の策。途中の小さなフラットな場所をテン場と勘違いして風呂場への道がわからず引き返した人も出た。帰宅して知った《テン泊187人。》道理で・・・。
水平歩道に出る急登を越えて順調、と思うのもつかの間。今日は初心者君が不調?聞くと膝がおかしいという。まだまだ1/3をこなしたばかり。芍薬甘草湯に痛み止めを飲み様子見。やがて痛みは無くなり、ペースアップ。道を譲った何組かをゴール前には追い抜いていた。北アルプスの山々は雪を被り、冬と秋の混在した季節を感じた。初めて訪れたが、水平歩道の手堀のトンネルは今に至るまで我々を阿曽原という秘境に導いてくれる。木道のワイヤー細工の正確さ、崖に取り付けられたワイヤーは握るだけで安心感が増す。13時過ぎに欅平の駅に到着したが、入手できた電車の切符は15時19分。阿曽原を皆さんが早出したのはそういう事ね!と納得。2時間以上駅前で休息をとり、初めてトロッコ列車に乗る。吹き曝しの客車に室井滋さんのアナウンスで名刹の案内を聞きながら1時間超で宇奈月温泉に到着。お約束どおり、駅前駐車場に愛車が見えた。随分前に計画したものの実現を諦めていた山行。ありがとう!3人だけの共有する困難を乗り越えて、いい旅を楽しむことができた。
マイカー/回送代混みで往復1040キロ割り勘。交通費14270円。テン場風呂代含1800円。下山の立ち寄り湯550円。焼き肉、酒代混みで1人2万以内で収まりました!わ~。嬉しい♪
フォトギャラリー:23枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
| タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
| 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | ストーブ |
| 燃料 | ライター | カップ | カトラリー | ||
| 【その他】
★ヘルメット(頭を岩にぶつけるので必要と友人から助言される) 〇ハーネス、デイジーチェーン、環ビナ2枚。スリング短い1枚※ワイヤーの補助具があったのでなくてよかった。 |
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