飯能アルプス縦走　～アップダウン地獄の修行道～

日帰り

子ノ権現、栃屋ノ頭、大高山、吾野ノ頭、天覚山、永田山、多峯主山、天覧山（関東）

2021.11.20（土）

パーティ： 1人 (カモネンさん )

カモネンさん

行程・コース

天候

晴れ時々曇り

利用した登山口

西吾野駅　飯能駅　

登山口へのアクセス

電車
その他：【往路】西武鉄道秩父線・西吾野駅
【復路】西武鉄道池袋線・飯能駅

この登山記録の行程

西吾野駅(07:55)・・・小床（登山口）(08:15)・・・子ノ権現(08:50)[休憩 5分]・・・522m地点(09:40)・・・前坂(10:00)[休憩 5分]・・・大高山(10:30)[休憩 5分]・・・大岩(10:45)・・・天覚山(11:20)[休憩 10分]・・・東峠(11:45)・・・久須美坂(12:25)・・・永田山(12:35)[休憩 10分]・・・永田(13:00)・・・多峯主山(13:30)[休憩 10分]・・・尾根道分岐(13:45)・・・見返り坂(13:55)・・・天覧山(14:00)[休憩 10分]・・・天覧山登山口(14:15)・・・飯能駅(14:35)

コース

総距離: 約20.6km

累積標高差: 上り約1,754m; 下り約1,892m

コースタイム: 標準10時間; 自己5時間45分; 倍率0.58

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

ちょっと長い距離を歩いてみたくなり、飯能アルプスに出撃。武甲山や伊豆ヶ岳は以前に登ったことがあるので、今回は子ノ権現から大高山・天覚山・東峠・久須美坂・多峯主山・天覧山と縦走して飯能駅までのコース。
スタートは西吾野駅。整備された山道を1時間ほど登って子ノ権現到着。ちょうどトレラン大会の真っ最中。寺の駐車場がエイドステーションになっていたため多くの関係者が周辺にたむろっていたものの、通常の登山者は私以外にはゼロ。
子ノ権現の参拝を終えたらいよいよ縦走路へ。入口は駐車場の先のヘアピンカーブの地点。しかし、入口を示す標識はなし。全般的に飯能アルプスの登山道はよく整備されていて、舗装路との交差地点であるとか、前坂、大高山、天覚山などの要所にはしっかりした標識あり。しかし、場所によっては小さな板やビニルテープに手書きで案内が書かれているだけのこともあるので、よくよく注意していないと見落とす可能性も。また、特にわかりにくかったのは尾根道上に何カ所もある謎の小さな分岐。直登ルートと巻き道ルートの分かれ目に思えるものの、何も説明がないので進んだ先で合流するのかどうか確信が持てず。後半になって疲労がたまってくると、巻き道ルートの強い誘惑に負けそうになるものの頑張って直登ルートに進むのが無難。枝尾根に連れていかれるとリカバリーで死亡確実。謎の分岐で役に立ったのは白いテープ。トレラン用と思われ、子ノ権現－東峠の区間では縦走路上に一定間隔で設置されていて助かりました。
やや不親切と思える標識以外の飯能アルプスの特徴は、やはり何と言っても無限に続くアップダウン。子ノ権現から飯能駅へは全体的に下り基調。が、50m下ったら30m登り返す、というように「365歩のマーチ」みたいなアップダウンが延々と繰り返し。天覚山の山頂直下のようにかなり厳しい傾斜のところもあるし、市街地が近づいた多峯主山の手前でも容赦ないきついアップダウン。縦走路は樹林帯の中のため眺望ポイントもほとんどなし。脚力・体力・気力が必要。
てな感じで、体力的にも厳しく、地味で変わり映えのしない単調な縦走路ではあるものの、子の権現から先で出会った登山者はごくわずか。山に心静かに向き合って歩くのに適したコースでした。

フォトギャラリー：25枚

装備・携行品

シャツ	ダウン・化繊綿ウェア	ロングパンツ	靴下	登山靴	バックパック
水筒・テルモス	ヘッドランプ	タオル	帽子	グローブ	地図
コンパス	ノート・筆記用具	修理用具	医療品	ロールペーパー	行動食
テーピングテープ	トレッキングポール	GPS機器