行程・コース
天候
晴れ、平穏
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央道の「大月IC」下りて国道20号線を左の「大月」方面へ進み、大月市役所の手前で「富士吉田公共職業安定所 大月出張所」の案内板がある信号の無い交差点を左折して県道512号線に入ります。3.3kmほど先のY字路を「森屋荘」「河野園」の案内に従い右に入ります。林道は全線舗装されていますが「河野園」から先は道幅がさらに狭くなります。落石をよけながら道なりに進むと右手に5台ほどの駐車スペースがあります。「大月IC」から約8km・15分です。
この登山記録の行程
「金山鉱泉」駐車場(06:45)・・・「大垈山」分岐(07:55)・・・「大垈山」山頂(08:05)・・・金山峠(08:25)・・・百間干場(08:35)・・・林道出合い(09:30)・・・「姥子山/西峰」山頂(09:40)・・・「姥子山/東峰」山頂(09:55)・・・林道/姥子山分岐(10:10)・・・「雁ヶ腹摺山」山頂(11:10)[食事 25分]・・・林道出合い(12:15)・・・百間干場(12:55)・・・金山峠(13:05)・・・「金山鉱泉」駐車場(14:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
「ガンガハラスリヤマ」は、雁が山を飛び越える際に、お腹を摺る程の高い山との意味で
山梨県には「雁ヶ腹摺山」が3座有ります。高速中央道やJRなど数本のトンネルが走る
甲斐の国へ抜ける要所で難所の「笹子雁ヶ腹摺山」。日本一長い名前の小金沢連嶺の
「奥牛ノ(おくうしの)雁ヶ腹摺山」。そして、旧500円札の絵柄の「富士山」で有名なのが
「雁ヶ腹摺山」です。「雁ヶ腹摺山」へは「大峠」から1時間で登れますが、それでは山に
失礼なので「大峠」までの道が冬季閉鎖になるのを待って「金山」からの道で登りました。
2019年3月に「金山鉱泉/山口館」が廃業してから、このルートで登る人は少なくなった
と思われ、駐車場までの林道は落石だらけで、短い距離ですが慎重な運転が必要です。
駐車場直下の沢をボロボロの木橋で渡ると深い針葉樹林帯の急登を尾根まで登ります。
明るい尾根に出たら、意外と明瞭な登山道を緩急を踏みしめて直線的に登って行きます。
あまり歩かれていない道なので、トラバース道は落ち葉で完全に埋もれている状態です。
尾根道がうねったり、軽い岩場があったり、樹木の根張りを超えたりと、楽しい登山道を
約1時間で「大垈山」の分岐があり、10分で山頂標識のわからない「大垈山」山頂です。
尾根道に戻り、緩やかに下ると「金山峠」から工事用道路のある「百間干場」に下ります。
砂防工事が終わって、朽ち果てた作業道路を登って行き、再び右手の標識で入山します。
尾根まで急登が続くと、気持ちの良い尾根道が待っています。結構な急勾配を直線的に
やっつけると、車道に出るので右に進み、ガードレールの間から「姥子山」に向かいます。
「富士山」等の絶景が眺められる「姥子山」までの往復は30分ほどですが、こんな感じで
色々なイベントが出てくるので、なかなか飽きさせないルートです。再び入山して進むと
見事な巨樹が次々と出てきます。歩かれていないので足元の深い雪は新雪のままです。
「富士山」側が切り開かれている広い「雁ヶ腹摺山」の山頂で景色を堪能したら下山です。
下山のルートは「金山峠」から右手の沢に下りましたが、途中から登山道が無くなります。
数少ない赤テープと、勘と経験を頼りに、沢を8回ほど渡渉を繰り返して下って行きます。
途中で右岸の斜面に不明瞭なトラバース道を見つけて、それまでとは逆に登って行くと
崩壊した林道の終点に登り着きます。「金山」からのルートは、距離も標高も有りますが
ただの樹林帯の登り続けではなく、変化に富んだ景色等で、山の深い匂いを楽しめます。
フォトギャラリー:60枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
| 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
| カメラ | ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
| 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
| 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 | ライター |
































































