すっかり遅くなってしまいましたが、今年初めての山行はやっぱり私のホームグラウンドの丹沢です。煤ヶ谷から三峰山、大山、蓑毛越、善波峠、吾妻山を経由して鶴巻温泉駅までの21キロにしてみました。

まずは本厚木駅から始発バスに乗って煤ヶ谷で下車。ここでも既に寒い・・・。帽子、手袋と防寒対策をしっかりしてスタート。物見峠までは昨年11月にも歩いたのでスイスイ。三峰山北峰直下のベンチからの急な登りもあっけなくクリア。そして、久しぶりの鎖場＆岩場を楽しみながら三峰山南峰到着。山頂から眺めた丹沢山と蛭ヶ岳は雪を被ってました。

次は大山に向かいます。ここから唐沢峠までのルート、以前はバリエーションルートとされていて、踏み跡も薄く、地図とコンパスで確認しながら歩いたもんですが、今は踏み跡も明瞭だし、ピンクテープも設置済み。楽といえば楽なんですが、その分、つまらなくなったとも言えます。

そんなこんなで唐沢峠に到着。休憩していると不動尻から登ってきた登山者がいまして、その方の話によると「今朝、三峰山でクマが出たらしい。だから、予定を変更して大山に行くことにした」とのこと。なんと！ついさっきまで私は三峰山付近をウロウロしていたわけで、知らず知らずのうちにクマとニアミス。丹沢のクマは冬眠しないので油断禁物です。

さて、唐沢峠から大山へ。このルート、冬はいつも泥濘で裾がドロドロになるんですが今日は何だかちょっと違う。よく見てみるとあまりの寒さで泥が凍ってカチカチ状態。これだとスパッツは不要。ラッキー・・・とはいえ、それだけ気温が低いわけでして、大山山頂付近では直径1ミリぐらいの霰のような粉雪がサラサラ降ってました。なお、山頂は整備工事中のためトイレは使用不可だったので要注意。

あまりにも寒くて指がかじかむので大山をそそくさと後にし、蓑毛越、高取山、念仏山とびゅんびゅん飛ばして歩いて善波峠に到着。ここから吾妻山経由の鶴巻温泉駅までの区間は私にとって未踏のルート。どんな感じかと思ってましたが、フラットできちんと整備され、道標もしっかり。ハイキングあるいは散歩でも気楽に来れそうです。

てなわけで休憩込みで約7時間の山行。久しぶりの割にはしっかり脚は動いてくれました。