行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
カーナビには「JR西金駅」をセット。国道118号で向かうと、「JR西金駅」の反対側に「男体山」の看板があり舗装道路が延びている。綺麗に舗装されているので危険個所はないが、車幅が狭く住民の方も多く利用するので速度には注意が必要。峠を越えて降って直ぐの右に折れたところに大円寺駐車場がある。10台程度。無料。綺麗なトイレあり。座標で検索可能であれば(36.716115,140.420048)をセット。今回は満車だったので、その手前50m程のとこにある路肩の駐車スペースを利用。5台程度可。
この登山記録の行程
大円寺駐車場(09:48)・・・健脚コース登山口(09:56)・・・鳥居(09:58)・・・奥久慈男体山(10:34)・・・白木山分岐(11:07)・・・白木山登山口(11:23)・・・白木山(11:36)・・・白木山登山口(11:50)・・・<持方>・・・奥久慈男体山(12:18)・・・<大円地>・・・大円地登山口・・・大円寺駐車場(13:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
週中の休日。ゆっくり目覚めてまったりと朝を過ごす。
今日は本でも読みながらゆっくりインドアで過ごそうかと思ったが、顔を洗って歯磨きをしているうちに、「やっぱり山へ行こう!」と気分が乗ってくる。
目指すは「奥久慈男体山」。行き先に悩んだときにはここが一番。
出遅れたので、駐車場は満車で無理だろうと諦めていたが、幸い大円寺駐車場の近くに一台分路駐ができる空きスペースがあったので利用させて頂く。
登るコースはもちろん「健脚コース」。トレーニングを兼ねてタイムアタックに挑戦。
トンネル脇の登山口から、山に入っていく。トレイルランナーではないので走るのは禁止。
健脚コースの前半は、小さな古い鳥居をくぐった瞬間から始まる。尾根沿いに登っていく急登がとても素敵で、鈍った身体にはちょうどいい負荷だ。
中間地点にある大岩の上で登ってきた尾根を見下ろす。
振り向くと、男体山の山頂が断崖絶壁のように聳えている。後半戦は、鎖場の連続。ハードさがまた一段と増して健脚コースの中でも最も好きなパートだ。
基本、鎖は使わず、体幹とバランス感覚だけで登っていく。連続する岩場に息が上がる。思っていた以上に身体が鈍っている証拠だった。
山頂に到着して、石碑にタッチ。鳥居から山頂まで36分。30分を切りたかったが、今の体力ではこんなものか。
吹き出る汗を拭う代わりに山頂にある「御堂」の裏側に廻る。ここがいつもの場所。断崖絶壁の上に立ち、視野いっぱいに広がる絶景を眺める。今日は遠くが霞んでいてハッキリしないが、条件がよければ富士山を見ることもできる。この風景を見るためにいつもやってくると言っても過言ではない。題のお気に入りの場所だ。
いつもであれば、ここから大円地越経由で鷹取岩方面へ足を延ばしていくが、もう少し急登の負荷が欲しかったので、白木山へ行ってみることにした。頭に思い浮かんだのは「頂直下に垂れ下がる超ロングなロープ場」。
白木山自体は標高616.3 mの低い山だが、一旦、林道まで降ってから登り返すため、それなりの標高差を感じることができる。
林道からロープ場までは、簡単に到達。
改めて、下からロープ場を見上げると相当な斜面と言うことがよく分かる。確かに白木山は遠くから見ても鋭く先端が尖っている。ズルズルと滑りながら斜面を登っていく。
山頂で軽く水分補給をしてそのまま折り返す。
トレーニングの締めとして、もう一度、持方経由で男体山に登り、健脚コースから大円地経由で下山。
短い距離だったが、汗が心地よい爽快感のトレーニングができた。
帰り道。少し遠回りをして、行きたかったお蕎麦屋さんへ立ち寄る。
神竜大橋にある「慈久庵」。大人気のお店で普段はなかなか入れない。
お蕎麦も無くなり次第閉店なので、予定時間よりも早く閉まってしまうことも度々ある。既に閉店30分前だったので、今日もダメかと諦めながら暖簾をくぐった、幸いまだ受け付けてもらえた。
オーダーをして待つこと30分以上。普段なら「そんなに待てない!」となるが、落ち着く素敵な佇まいの店内ではゆったりと時間が流れていて、むしろお腹の準備をしながら窓の外に広がる山なみをいつまでも眺めていることができる。
オーダーしたのは、「古式けんちん」。
「けんちん汁」にお蕎麦をつけて食べる茨城(奥久慈)のお蕎麦だ。「越前おろし蕎麦」で育ってきた自分は、蕎麦には相当のこだわりがあるが、一口食べて絶句するほどに、ここのお蕎麦は芸術品だった。仲間が来たら是非、一緒に感動を味わいたいものだ。





























