行程・コース
この登山記録の行程
一合目ノ滝登山口(01:16)・・・五合目小屋(01:51)・・・国観峠(03:24)・・・祖母山(04:10)[休憩 7分]・・・国観峠(04:50)・・・五合目小屋(05:53)・・・一合目ノ滝登山口(06:28)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
祖母山への登山ルートは宮崎県高千穂町の北谷登山口が最短コースですが、登山口までの車道が狭く、6月20日まで平日は工事中のため通行止との情報を得ていたので、大分県側の竹田市にある神原(こうばら)コースで登ることにしました。豊後の国の人々にとって、このコースは祖母山登山への王道とのことです。前日の夕方に登山口に到着して仮眠をとりました。
午前1時16分ヘッドランプの明かりを頼りに登山を開始しました。樹間から天を仰ぐと星空でした。五合目小屋までは闇夜でも順調に歩を進めました。登山道左側を流れる神原川の水流の音が静寂の中で一際大きく聞こえていました。小屋から先の国観峠までは急登になります。また、粘土質の赤土の登山道は湿っていて滑りやすく注意が必要でした。
高千穂ルートと合流する国観峠まで上がると視界が開け、周辺の草原は全面結露していてヘッドランプの光に積雪のように見えました。ニホンジカの鳴き声が方々から聞こえていました。また、登山道周囲の笹原が完全に枯れていて、茎の先端が剪定鋏で刈り揃えたようにカットされていました。ニホンジカの食害による笹枯れのようでした。
国観峠から山頂までは再び急登になります。山頂手前の遊び心のある「Q合目」の標識を過ぎた辺りで「ブー、ブー」という鳴き声が近くから聞こえました。野生のイノシシの鳴き声のようです。ニホンジカなら怖くありませんが、闇夜に猪突猛進されたたら、ひとたまりもありません。思い切り大きな声を出して威嚇をしました。
山頂へはコースタイムより早めに着きました。頭上には満天の星空が輝いていました。夜が明けていれば眺望が堪能できるはずですが、ピークスハンターのサガでしょうか、直ぐに下山を開始しました。国観峠までの滑りやすい登山道で数回転んで祖母山登頂記念の擦り傷を作りました。
フォトギャラリー:5枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
| ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー |
| 非常食 | 行動食 |









