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日本千山 750/1357

手稲山( 北海道)

パーティ: 2人 (1357 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

吹雪

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 登山口の平和の像まで車で送ってもらい、山頂のスキーハウスで合流して山麓駅まで2人で滑降する

この登山記録の行程

登山口(10:15)尾根取付(380m/10:50)稜線(916m/13:25)手稲山(14:10)三浦雄一郎展示室()山麓駅(14:55)

コース

総距離
約6.7km
累積標高差
上り約771m
下り約472m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

外を覗くと大粒の雪が降っている。20mの強風の予報と併せ考え、「今日も休養日だ」と諦めて再び眠り込む。が、8時頃、Yosから電話が掛ってきて、慌てて朝食を取って準備する。
 幹線道路から外れると路面は真っ白で、平和の滝付近では20cmの新雪が積もっている。Yosと別れ、今日付けられた足跡を追って10分ほど歩くとトレースは左の沢へ下りて行き、道路には古いトレースが溝状に続いている。
 送電線を過ぎると冬尾根への分岐点で、1本目を立てる。夏道をトレースした形跡は無く、尾根取付部の急斜面をジグザグに登ると新雪の下はガリガリに凍っており、エッジを蹴り込んで利かせないとスリップするので疲れる。
 傾斜が落ちて一息吐き、再度急登する。尾根が右へ曲がると手稲山南壁基部へ続く平坦地になる。トレースが消え、代わって赤布が北へ導いてくれる。次第に傾斜が増し、左手の無立木の斜面に入ってジグザグに登る。雪雲に包まれて視界が悪く、風が強くなってゴーグルを着ける。
 見上げる落葉樹林に赤布を見付け、方向を間違っていないのに安心する。雪はかなり重たいが、あまり潜らないので助かる。最大傾斜線からずれないように注意し、「今日の頑張り処だ!」と大きくジグザグを切って辛抱強く高度を上げる。
 岩場に遭遇することも無く次第に傾斜が落ちてP912西方の稜線上に出ると、100mもない視界の先にリフトが動いているのがぼんやりと見える。地形図のコンターが混んでいるのでYosのワカンを借りてきたのだが、夏の倍の時間が掛ったとは言え、山スキーで登り切ることが出来てほっとする。
ゲレンデの端を登って山頂のレストハウスを覗くとYosの姿は無く、携帯も繋がりが悪い。取敢えず手稲山の三角点を目指すことにして、濃密な雪雲の中を立入禁止になっている道をロープウェイ山頂駅へ向かい、一段上がって鉄塔群の間を進み、強風が吹き荒れる三角点に辿り着く。
 ゲレンデへ戻り、高校生のスラローム大会をやっている横を滑るが、急斜面に体が付いてゆかない。山麓駅のレストハウスでYosと落ち合って三浦雄一郎の展示室に立寄り、2回目のエヴェレスト登頂の写真展を見る。
ホテルまで送ってもらい、風呂に入って思いの外疲れているのに気付く。夜、新札幌駅でYos・阿部夫妻と会い、食事と美味しいお酒をご馳走になる。

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装備・携行品

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登った山

手稲山

手稲山

1,023m

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