行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
登山口(15:30/6:55)白髪山(8:05~25)龍王峠(10:00~25)p1,300()奥工石山(12:05~30)林道(13:10)登山口(14:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
冬ノ瀬で右折して白髪林道を竜王峠目指して上がると日陰には昨夜の雪が残っているが、砂利道なのでスリップの心配はほとんど無い。工石山登山口から35㎞を走った白髪山登山口に車を停め、落葉を覆う雪の上にテントを張る。
ラジウスを組立てて圧力を加えると、ポンプの所から燃料が漏れて止まらない。今朝、テントの中が灯油臭かったのは「昨夜、使った時にかなりの量が漏れて新聞紙に沁み込んでいたからだ」と気付く。圧力が低下して一定値以下になると漏れなくなるようで、火力は弱いが炊事は可能で、暖かい食事を取り、テルモスに熱いコーヒーを詰めて明日の準備をする(火口のパッキンが古くなって利かなくなっている)。
夜半、雪が降ったり止んだりを繰り返し、時々風も吹いている。しかし、朝起きてみると、積雪量は微々たるものだ。汗見川コース登山口から階段を上がり、小沢沿いに高度を上げる。岩や木の根が多く、荒れた感じの道が続く。道を覆う雪の密度が次第に高くなり、やがて全面真っ白になる。
山頂が近付くとシャクナゲの大木が目立ち、2つの1,460mピークの間の鞍部から山頂へ向かう。南面が開け、今日初めての朝日の中に立つと太陽の暖かさが身に沁みる。山頂は蛇紋岩に覆われ、峨々たる岩が白く見えるので白峨山と呼ばれたと言う由来を思い起こす。
『工石山縦走路』の道標が立ち、切り開きと赤布が見える。「縦走する人が多いとは考え難いから、薮道かも知れない」と心配していたが、杞憂だったようだ。山頂から100mの間は岩や木の根で歩き難いが、1,370mの瘤を越えると笹原の中に緩い道が続き、笹藪は適宜刈られていて足が捗る。P1,350で90度左へ折れ、竜王峠目指して高度を下げる。送電線の直下で尾根を離れて左へ下ると林道へ降り、白髪山西登山口の道標が立っている。北へ300m歩いて竜王峠に着く。
林道から工石山縦走路への取付きが判らない。尾根の東面へ下ると『白髪山』の道標はあるが、工石山の案内板は全く見当たらない。「P1,300の南西尾根に付いているのかも知れない」と考えて、峠西面の林道が尾根を乗り越える地点まで行って探すが、見付けることが出来ない。再び峠へ戻り、「林道が出来る前は、尾根通しに歩いていた筈だ」と思い至って探すと、峠のすぐ右手から踏跡らしいのが上がっており、赤布を1つ発見する。
尾根の背へ上がるとはっきりした踏跡が残っている。針葉樹に覆われて黒々としたP1,300へ急登すると、山頂部はシャクナゲの大木や黒檜が生えた岩場で、『右直登ルート 左巻道』の古い道標を見付ける。山肌は全面雪で覆われて真白いので、岩場を避けて無難な巻道を行く。急斜面をトラバースして下る巻道は雪に覆われてルートが判らず、数m間隔にある赤布に助けられて如何にか尾根へ戻り、最低鞍部まで下ってほっと一息入れる。
倒木と枯草に覆われた沢状地形が右へ下っており、「ここから林道へ下るのか」と目星を付けて行くと、直ぐ先の笹藪の中にはっきりした踏跡を見付ける。笹藪が現れ、雪の重みで頭を垂れて両側から道を塞いでいる。ヤッケの上衣を着て頭から藪に突っ込み、強引に進む。徐々に勾配が増して笹が姿を消すと標高1,365mでトラバース道と出合う。林道から工石山へ登る道だが、足跡は無い。
P1,460は北側に巻道が付いており、純白の山肌となる。急な斜面に「スリップは許されない」と気を引き締めて足元を確かめながら慎重に登る。尾根へ戻ると高さ10mのユルギ岩が現れる。北側から巻いて登ると岩の上に祠が在り、『立川工石山』の名板が見える。岩の上からは白石神社登山口の車と人が見下ろされる。落葉灌木の間の緩い尾根をほっとしながら歩いて待望の工石山頂に着く。
北風が寒く、一等三角点に腰を下ろして大休止して時たまの陽射しを嬉しく感じながらテルモスのコーヒーを飲み、菓子パンを食べて体を休める。歩き始めてから5時間が経過して体はそれなりに疲れている筈なのだが、「疲れた」とは感じない。
下山に掛かると、立川工石山の巻道で年配男性4人組と出会う。往路の尾根を引き返し、鞍部手前から笹藪の踏跡に入って檜林の下を林道へ降りる。ヤッケを着て陽射しの中をのんびり歩いて龍王峠へ戻り、白髪林道に入って登山口へ下山する。







