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日本千山 907/1357

星ヶ城山(小豆島)( 中国・四国)

パーティ: 1人 (1357 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

その他
その他: 高松港からフェリー

この登山記録の行程

草壁港(8:45)山道(195m/9:40)車道(605m/10:55)三笠山(11:35)星ヶ城山(12:10)車道(585m/13:00)清滝山(13:55)草壁港(15:40)

コース

総距離
約17.7km
累積標高差
上り約1,030m
下り約1,030m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 ダム工事中の付替道路を適当に歩いて行くと何時まで経っても登山道に出合わず、民家の主婦に道順を聞いても車道とロープウェイのことは知っているが、登山道については要領を得ない。1時間歩いてやっとのことでロープウェイ乗場へ上がっている登山道と出合い、「大分遠回りをしてしまった」と言いながら一本立てる。落葉が厚く積もった林の下の陽の当らないコンクリート舗装の遊歩道をロープウェイ乗場の紅雲亭へ上がると、額から汗が滴り落ちる。
 ロープウェイ駅の上方へ伸びる遊歩道を少し行くと、山道が左へ分岐している。道標は無く、落葉に埋まってテープも全く見当たらないので訝るが、はっきりしているので「遊歩道が舗装される以前に在った道だろう」と考えてこれを辿る。
 堰堤を右から巻いて上がり、「歩いて登る人がこんなに少ないんだろうか」と疑問に思いながら標高400mの二俣を左へ進むと徐々に勾配が増し、踏跡は次第に薄くなり、やがて消えてしまう。「568mの鞍部まで、残り50mだ。いまさら引き返せない」と、雑木林を透かして見える青空を見上げ、岩場に突き当たって前進に窮しないようにと願いながら大小の岩と樫の類の常緑樹の沢を詰める。源頭の急斜面では藪になるが、尾根の上に出ると直ぐ先にガードレールが見えている。
 車道へ下り、「想定したよりずっと左(西)の方へ登ってしまった」と考えながら568m鞍部へ下り、展望台へ上がって変化に富んだ崖の眺めを楽しみ、山頂駅の寒霞渓へ向かう。明るい三笠山で一休みした後、常緑樹林の下の軽自動車が走れそうなほど広い遊歩道を星ヶ城山へ向かう。落葉で覆われたしっとりと落着いた道には星ヶ城神社や城の遺構等の解説があって興味深く、山頂の石積みに一際惹かれる。
 地図には道が描かれていないが、ガイドブックに従って山頂から東へ向かって踏跡を下る。10分下った標高705m地点で左へ折れて林の中へ入り、はっきりした道を辿って下る。P628へ登ると朽ちた神社が在り、俳句を刻んだ石碑が続く道を下って太陽の丘の白亜のオリーブ神社へ下山する。ギリシャ風神殿の御神木はオリーブで、「なるほど、小豆島だ」と納得する。
 ヒッチハイクを試みるが不首尾で、舗装道路を下って行くとモルタルで養生した急崖を階段が上がっているのが見える。「清滝山だ。登ろう」と、フェリーの時間を計算しながら考える。階段の上には急斜面が続くが、踏跡は消えて無くなる。「参道が無いのはおかしい」と不審に思いながら強引に小尾根の上まで登り、仕事道らしいのを左へ進んで高い方へ登って標高点の北側の尾根の上に達し、最高点を踏む(登り24分)。祠が在るかと思いきや人工物は全く見当たらず、狐に包まれた気分で引返して車道へ降りる(下り21分)と、垂直な崖の下に清滝山寺が建っているのに気付く。
 旧道を粟地ダムへ下って草壁港へ戻り、高松へ帰る。

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装備・携行品

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登った山

星ヶ城山

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最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
5時間20分
難易度
★★
コース定数
25
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