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皇海山クラシックルート

皇海山( 関東)

パーティ: 1人 (asparakiwi さん )

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行程・コース

天候

初日:雨、2日目:雨後晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 行き:渡良瀬渓谷鉄道 仙洞駅⇒銀山平
帰り:国定駅(銀山平から原向駅に戻る途中で地元の方に声をかけて頂きました。ご厚意で車で送っていただきました。)

この登山記録の行程

【1日目】
銀山平(12:15)・・・一ノ鳥居(13:30)・・・庚申山荘(14:45)

【2日目】
庚申山荘(04:30)・・・庚申山(05:30)・・・鋸山(07:10)・・・不動沢のコル(07:40)・・・皇海山(08:25)・・・不動沢のコル(08:55)・・・鋸山(09:35)[休憩 5分]・・・六林班峠(10:30)・・・庚申山荘(13:00)[休憩 40分]・・・一ノ鳥居(14:22)・・・銀山平(15:10)

コース

総距離
約24.7km
累積標高差
上り約2,730m
下り約2,730m
コースタイム
標準14時間40
自己12時間25
倍率0.85

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

庚申山荘、そこには山を愛する同好の志が集い、夜毎、山談義と酒盛りを繰り広げるという。昨年、女峰山で知り合った登山者が、道すがら皇海山の魅力を語ってくれたことがあった。それ以来機会を伺っていたが、今年になってようやく行くことが出来た。

・朝の準備に手間取ってしまったが、始発の電車にぎりぎりに間に合った。しかし、食料の買い増しが出来なかった。そのため食事はアルファ米中心になってしまったが、これは翌日に響いた。
・わ鉄で銀山平の近くまで行ける。当初、最寄りの原向駅(無人駅)で下車するつもりだったが、食料買い増しのため一駅先の仙洞駅に10:20頃下車した。しかし、飲食店は概ね11:00からで、期待のコンビニにはカップ麺ぐらいしかものがなく、食料調達は失敗に終わった。
・木曜の深夜に体力作りのジョギング。調子に乗って走ってしまい、足にダメージの残る状態でのスタート。
・銀山平までの道程は長い。暑い。
・かじか荘では11:00から食事ができる。原向から歩けば程よい時間に着く。
・初日は曇りのち、13:00ぐらいから雨。2日目に備えて余力を残す。
・庚申山荘は、とても良い小屋だった。キャパも大きいし、管理人さんもいて、清潔に保たれている。布団と毛布も借りられるし、水場も小屋の中に引いてある。
バイオトイレは。使用の度にエンジン音が鳴り響く。初めはうるさかったが、じきに慣れる。その代わり臭気は抑えられている。ありがたい。

・15:00から仮眠、17:00起床して食事、18:00就寝と、ひたすら足の回復に努める。
 
・2日目:午前中は雨のち曇り、午後から快晴。
・3:30起床、4:30に出発。天気が思わしくなかったので様子見していたら出発が遅れた。寝袋とマットは小屋にデポし出発。
・庚申山に向かう辺りから難易度が上がる。道が分かりにくい箇所も多い。
・鋸山近辺はかなり険しく、登り応えがある。気温は7C前後で、鎖や梯子が冷たい。
・鋸山では大分天候が回復してくれたので、眺望は素晴らしい。辿ってきた稜線が特に美しい。
・ここから皇海山山頂まで往復。鋸山山頂にザックをデポして、サブザックで往復するパーティがいて、それが最適のようでした。私はサブザックがなく、ポケットで運べる量が限られていたので、不動沢のコルで荷物をデポし、水だけ持って皇海山山頂へ往復しました。この時行動食を忘れたのですが、後ほど六林班峠を越えた辺りで、シャリバテになりました。
・山頂付近は雪が少々残っていたが、特に問題なし。
・六林班峠から天気は快晴になったものの、道は単調な上に長い。登りが少ないのがせめてもの救い。笹は切り払われていて、特に道に迷うことはなかった。
・庚申山荘に戻り、デポした荷物を回収。食卓でくつろいでいるパーティーの話を聞きながら昼食はカレーピラフ。ここにも新たな猛者がいました。庚申山荘恐るべし。
・小屋を出て、銀山平へ下る。快晴の下、森の中を下る。ひと際鮮やかな緑が美しい。
・かじか荘の営業は15:00まで。なんとかそれに間に合わせようと、早足で山を下ったが、到着は15:10。体が作れてないからこんなもの。
・銀山平から原向駅に下る途中、地元の方が声を掛けてくれた。車に載せていただき、両毛線の国定駅へ。ローカル線だから電車がいつ来るか分からない、と言われていたが、車を降りて1分後に電車が来た。珍しくトントン拍子で2時間後は東京に戻っていた。

総括:庚申山荘は噂通り良いところ。ツワモノどもが集っていました。
2日間雨がちだったものの、登りがいのあるルートで楽しめました。登山道は良く整備されています。地図で見ると沢筋もあり、雨天で心配していましたが、道は良く、総じて登りやすい。ただ、所々トリッキーな箇所があり、私も3か所ほど道を誤りました。トレースも当てになりません。違和感を感じたら一旦戻りましょう。

六林班峠から袈裟丸山に向かうパーティーがいました。何とも羨ましいコース。次は行ってみたい。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 非常食
行動食 テーピングテープ GPS機器 ストーブ 燃料 カップ

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登った山

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