行程・コース
この登山記録の行程
高千穂河原(11:30)・・・御鉢火口縁(12:40)[休憩 15分]・・・背門丘(13:15)・・・高千穂峰(13:45)[休憩 15分]・・・背門丘(14:20)・・・御鉢火口縁(14:35)[休憩 5分]・・・高千穂河原(15:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
鹿児島空港でレンタカーを借りて、高千穂河原へ。途中日本最古の駅舎 側駅によって、ガレ(野菜のかき揚げ)を買う。お弁当が有名だが、1500円にちょっと手が出なかった。
空港で見た霧島連山はすっぽり雲の中で、雨予報のどんよりのなか山に上がっていく。途中から雨が降り始め、駐車場に着いた頃は、しっかりした雨となっていた。ビジターセンターで時間をつぶそうかと思っていたらやっていないし。(駐車場に入るときに知らせるべきじゃないかな~)売店と登山案内所を兼ねたお店で状況を聞こうと思ったが、ずっとお話をされていて聞けず。小雨になったので、合羽を着てスタートをするかと覚悟を決めたら、なんと雨が止む。これは神のご加護かと思って、スタート。
高千穂神社跡地までは広い参道。神社の右から登山道が恥じまる。石畳・石段とよく整備された道。林を抜けるといきなり火山岩の赤いガレ道の直登になる。岩と砂で足がとられ進まない。くずれていない岩場を登るのが賢明。お鉢の口まで来ると緩やかになり、お鉢側の淵にミヤマ霧島が咲き始めていた。お鉢淵(馬の背)からは高千穂峰が見えるが山頂は雲の中。新燃岳方面も雲の中だが、雲の切れ間もあり期待して進む。高千穂鵜に向かって左側には草木のないきれいな斜面の向こうに宮崎の町が見えてきた。赤い斜面がぱっくり割れた(崩れた)ところは真っ黒な土面が見え、そのコントラストのくっきりさに、過去の火山活動の歴史が感じられる。お鉢から少し下って小さな祠にお参りして、いざ高千穂峰への直登の急斜面に取り掛かる。ガレ場だが砂が少ないので注意すれば問題ない。急登にあえぎながら登るも山頂の鉾はガスの中でうっすらと。雨が降っていないだけ良いがさすがに風が強く寒い。小屋の裏側の風の抜けないところで休む。休んでいるうちにガスが晴れてきて日差しが差し込む。あっという間に眼下も見えてきた。新燃岳、韓国岳は相変わらずガスの中だったが、あとはきれいに見えている。景色を堪能して、折り返す。下山のガレ場は滑ることを想定して慎重に。暗部からお鉢への斜面は一面、みやま霧島の丸い株。まだほとんど咲いていなかったので残念だが、写真で見た圧巻の景色を思い。ぜひ実際を見に来たいと思う。高千穂峰はすっかり晴れ、すれ違う人とのあいさつは、”晴れてよかったですね~”だった。天に一番近いところ(神様降臨の地)での祈りが通じたんだと思う。今思うとこの後の3日も嘘のような天気の合間の素晴らしい登山だったのは神様のお陰に違いない。






















