行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
寂地峡(485m/6:10)みのこし峠(8:00)右谷山(8:25~45)小寂地山(9:45)寂地山(10:05)額々山(10:20)寂地山(10:50~11:15)下降点(10:20)林道(10:45)寂地峡(12:45)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
『寂地峡付近案内図』のBコースに入る。地形図の五龍ノ滝は、龍尾・登龍・白龍・龍門・龍頭ノ滝の5滝の総称で、手摺の付いた急なコンクリート階段の遊歩道から固く滑らかな岩肌を落下する美しい滝を眺めて登る。
唐突に木馬トンネルの水平道に出る。長さ数十mのトンネルの中間部は光が届かず真っ暗で、素掘りの天井に頭をぶつけ飛び交う蝙蝠を薄気味悪く思いながらソロリと歩かなければならない。トンネルを抜け、少し下って左岸へ渡るとCコースとの分岐点だが、土砂崩壊で通行止になっている。
左右岸へ渡り返しながらみのこし峠への谷沿いの道を歩き、標高845m二俣(7:25)から尾根に取付いて峠へ上がり、「2本目は右谷山頂で立てよう」と休まずに左へ進むが、右谷山手前のp1,260の登りは予想外に堪える。
右谷山頂に着いて汗びっしょりになった体を休めていると鈴の音が聞こえて男性が現れ、「寂地山と冠山に登る積りだ」と言って腰も下ろさずに引き返して行く。みのこし峠から寂地山へは緩い尾根道にカタクリの群生地が途切れることなく続き、登山道の両側には木を並べロープを張って立入らないようにしてある。『小寂地山』の名板があるP1,309を越えると間もなく寂地林道への下降点に着き、ここで3本目を立てる(1,275m、9:50)。
分岐から一登りで寂地山頂に着く。国体炬火採取地の石碑が2本(第18回と第66回)に増え、傍らの木の祠も5年前に比べると大分傷んでいる。山頂を素通りしてお目当ての額々山へ向かう。
冠山から初めての山口県の山である寂地山へ登った折(2008年)に『額々山』の道標に気付きはしたのだが、薄い踏跡を見て心が動かされなかったので、今回、地方百山を目指す身として再訪する次第だ。
綺麗に刈り払いされた道を進むと直ぐに分岐が現れ、以前と変わらない薄い踏跡に入る。杉林の中を「意外と長いな」と思いながら下り、鞍部から登り返すと10m程の岩塊の壁に突き当たり、左へ回り込んで三角点に登り着く。最高点は数m先の1mほど高い所で、冠山と寂地山頂が望まれる。
寂地山頂へ引き返して4本目を立てる。「寂地山から額々山を経て西へ伸びる尾根が昔の山口・島根の県境だった」というレポートを持った地誌学会員と言うズックの男性が現れる。図を見ると三角点は覗岩と書かれ、その先に額々岩が在り、P1,227は野猪山と書かれている。「今回は、額々岩とその先の平岩を確認する積りだ」と言うが、磁石はあるものの地形図を持っていないのでウォッ地図をやる。
2人連れと擦れ違って分岐へ戻り、林道で2組3人と出会う。林道から犬戻峡の遊歩道へ入り、急カーブ入口の登山口へ下りてキャンプ場へと歩く。
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