行程・コース
この登山記録の行程
天神峠(08:13)・・・分岐(08:30)[休憩 5分]・・・熊穴沢避難小屋(09:00)[休憩 10分]・・・谷川岳肩ノ小屋(10:40)[休憩 5分]・・・トマの耳(10:55)[休憩 10分]・・・オキの耳(11:15)[休憩 30分]・・・トマの耳(12:00)・・・谷川岳肩ノ小屋(12:05)[休憩 5分]・・・熊穴沢避難小屋(13:17)[休憩 5分]・・・分岐(13:40)[休憩 5分]・・・天神平(14:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
下界では30度を超える真夏日を記録していますが,谷川連峰ではまだまだ多くの雪が残っていました。今年は例年より多いように思います。今日のルートは谷川岳ロープウェイで天神平駅まで登り,さらにリフトで天神峠まで登ります。このリフトに乗ると足元にカタクリの群生を見ることができるからです。さらに天神峠の天満宮では水芭蕉を見ることができます。ここから望む山頂も素晴らしい眺めです。時間は少しロスしますけど行く価値はあります。天気予報では快晴だったのですが,雲の合間に晴れ間が見える程度で遠望が効かないのが少し残念です。風が強く雲の流れが速いので晴れてくることを期待しましょう。ロープウェイからのルートの分岐に合流するまでは下りになります。今年は例年より残雪が多いようですが,とりあえずはアイゼンを付けることなく歩けました。昨日の大雨で雪上の踏み跡が消えていますが,ショウジョウバカマやイワウチワなどの写真を撮りながら20分ほどで分岐に到着しました。この先熊穴沢避難小屋までは雪もなく緩やかな傾斜の登山道を30分ほどの道のりです。この先は岩が多くなり鎖やロープが出てきて,傾斜もきつくなってきます。登山道脇のシャクナゲやコイワカガミを楽しみながら登りましょう。天狗の留場まで来ると大きな雪渓が見えてきます。肩の小屋下部の雪渓を登っている人も見えます。ここからでは豆粒ほどにしか見えませんが,実際には30分ほどで雪渓の取りつきに着きました。雪上の登りは10分もかかりませんがアイゼンを付けたほうが楽です。風が強くてヤッケを着こみましたが,この先山頂までは突風がひどくなりました。肩の小屋では多くの人が休憩していました。ここまでくれば山頂まで10分ほど。谷川岳は双耳峰なので手前が1963mのトマの耳になります。ここからは苗場山、上越の巻機山方面に延びる尾根がとても綺麗です。尾瀬や日光,浅間山も確認できますが,やはり雲が多くて全体にぼんやりと霞んでいるのが残念です。もう一つの山頂であるオキの耳に向かう途中にはドーム状の大きな残雪がありました。この素晴らしい景色を望みながらランチをとるために大きな岩の東側の草地を選びました。この稜線が風を受け止めていることがよくわかります。
帰路は分岐まで往路を戻り,ロープウェイの天神平駅に向かいます。この区間は15分ほどですが,残雪と新緑がとても綺麗でした。途中,数か所雪に埋まった沢を横切ります。傾斜が急なので落ちたら谷底まで転がりそうです。ロープがかかっているところもありますが,アイゼンを装着している人もいました。天神平駅まで下りてきたら観光客がたくさんいらっしゃいました。ここでも水芭蕉を観賞することができます。時計を見ればちょうど14時。
水上温泉でお土産の温泉饅頭を購入して帰路につきました。
この時期の谷川岳はお勧めですが,軽アイゼンは必携です。
コースタイムは,写真を撮りながらの登山ですから,考慮してください。
フォトギャラリー:21枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
| コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| 修理用具 | 健康保険証 | 医療品 | 虫除け | 非常食 | 行動食 |
| テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール |

























