飯豊山（大日杉小屋から）20220716

日帰り

飯豊山（大日杉小屋　地蔵岳）（東北）

2022.07.16（土）～2022.07.18（月）

パーティ： 2人 (梓さん、ほか1名)

梓さん

行程・コース

天候

7/16：晴れ　7/17：曇りのち晴れのち雷　7/18：曇りのち晴れ　

利用した登山口

大日杉　

登山口へのアクセス

マイカー
その他：大日杉小屋の駐車場に駐車

この登山記録の行程

【1日目】
大日杉(05:20)・・・地蔵岳(08:50)・・・御坪(11:25)・・・切合小屋(13:15)[休憩 10分]・・・本山小屋(16:40)

【2日目】
本山小屋(05:20)・・・飯豊本山(05:30)・・・本山小屋(05:50)[休憩 180分]・・・切合小屋(11:00)

【3日目】
切合小屋(05:20)・・・御坪(06:50)・・・地蔵岳(09:00)・・・大日杉(11:40)

コース

総距離: 約21.5km

累積標高差: 上り約2,441m; 下り約2,441m

コースタイム: 標準15時間15分; 自己20時間10分; 倍率1.32

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

あまり良い天気予報ではありませんでしたが、飯豊山に登ることにしました。
国道は、米沢から来て大日杉小屋までは行けますが、福島方面へは通行止めです。
docomoは、国道通行止めの手前数kmの民家のあたりまででその先は飛んでいません。
最寄りの固定電話は、週末営業の釣り堀屋さんです。
切合小屋：素泊まり　3000円(マット・シュラフ持参　レンタルあるようです）食事頼めます。
本山小屋：避難小屋　協力金　3000円(マット・シュラフ持参　自炊）
白川荘：駅までの送迎　登山口への送迎　下山時のお風呂付きのプランがあるようです。
日帰り入浴　450円

大日杉小屋から、地蔵岳への登りは、3km標高差962mです。はじめの懺悔坂の最後に長い鎖場があります。登りは使わずに登れますが、下りは使わないと下りられませんでした。
地蔵岳の標識から奥に5m位進むと三角点があり、展望が得られます。飯豊山方面が見られて感動です。飯豊本山山頂は、奥にあって見えないようですが、立派な山容に励まされます。
ここから、アップダウンの稜線歩きになります。割と細い登山路で、花崗岩で滑り易いので注意してください。左側にストックをついて何度か滑り慌てました。(切合小屋までの稜線約4.5㎞／△520ｍ・▽300ｍ）途中、目洗い清水や御坪の小休止場があります。切合小屋手前に3カ所の雪渓があります。3カ所の内2カ所は、軽アイゼンがあった方が安心です。最後の雪渓は、まっすぐ夏道に向かうと大変危険です。雪渓に沿って10ｍ程登ってから円を描くように夏道に向かうと比較的安全に歩けました。小屋の方に伺うと、8月半ばまで雪渓が残ることがあるそうです。
予想に反して、天気が良かったので、本山小屋まで登ることにしました。切合小屋から見える3つの雪渓も軽アイゼンがあると歩きやすいです。途中夏道がよくわからずなんとなく歩いてしまいました。見えている山を登って草履塚下って登って下ると姥権現・御秘所があり、最後の登りをなんとか登って、本山小屋に到着しました。それぞれの場所は、会津藩の飯豊詣では、それぞれ祠があったそうです。御秘所は、右側のルートを通ると崖っぷちで怖かったです。
花が沢山咲いていて、登りの大変さを癒してくれました。山頂付近にイイデリンドウが咲いていたようでしたが、残念ながら見つけることができませんでした。
本山小屋からは、大日岳方面もきれいに見えて最高の一日でした。

2日目は、大日岳まで歩こうと思っていましたが、午後雷予報だったので、飯豊本山山頂へ行った後、停滞しようかと翌日の天気予報を眺めながら小屋で休んでいると、翌日は風が強い予報だったので、晴れ間をみて、切合小屋まで下りました。午後3時頃から滝のような雨が降りました。

3日目は、予報通り風が強く、朝は山頂方面は雲の中でしたが、昼頃は、雲もとれて下りの稜線から山頂方面の山容を眺めることができ、満足でした。

駐車場から30分ほどの白川荘でお湯とお昼をいただき、道の駅米沢で米沢牛の串焼きを食べました。道の駅には、野菜や果物も売っていました。

飯豊連峰の最高峰　大日岳には登れませんでしたが、大きな飯豊本山を充分楽しみました。